カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに自分を追い込む人はいませんか?
またはあなた自身、自分を追い込む人ではありませんか?
仕事、子育て、介護、役員などで一生懸命でありながらも、頑張りすぎて潰れてしまう人がいます。
「自分の与えられた仕事だから…」「これは自分の役割だから…」と他人に頼らず、一人で抱え込む姿は健気ですが、周りからすると心配になってしまいます。
自分を追い込むと、心身を壊してしまいかねません。
頑張り屋なのか融通が利かないのか、自分を追い込む人にはどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、自分を追い込む人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、学業や仕事、プライベートにおいても「自分を追い込む人」ってたくさんいるわよね。もちろん責任感があって真面目がゆえのことだとは思うけど、その追い込みに成功して飛躍できる人がいる反面、自分を追い込みすぎて大きなストレスを抱え、精神的に潰れてしまう人も本当に多いみたい。そんな「自分を追い込む人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「自分を追い込む人」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「自分を追い込む人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「自分を追い込む人の心理」を自己分析できるから、「言われてみればいつも自分を追い込んでしまう方だ(精神的に辛いことが多い、苦しい、改善したい)」という人や、「身近に自分を追い込む人がいる(大変そう、助けてあげたい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?無意識に自分を追い込んでいませんか?
自分がやるべきことだ、他人に頼ったら申し訳ない、などと考えて自分を追い込んだものの、やり切ることができず中途半端な結果となったり、体調を崩してしまったりしたことはないでしょうか。
頑張ることは良いことですが、一生懸命になりすぎて周りが見えずひとりよがりになると、結局迷惑をかけてしまうということが少なくありません。
人一人が抱えられる負担はだいたい決まっています。
仕事や役員であれば仲間と協力し合う、子育てや介護なら家族と分担したりサービスを活用したりして、オーバーワークにならないよう自分の負担を軽減させる必要があるでしょう。
決して、自分の能力を過信してはいけません。
「責任感が強い」「結果を出したい」「プライドが高く頑固」!?「自分を追い込む人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「自分を追い込む人の心理」
それでは、自分を追い込む人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【自分を追い込む人の心理①】できると思い込んでいる
自分なら本気を出せば一人でできると思い込んでいる人です。
自分は優れた人間だと思っている自意識過剰なところがあり、他人に頼らずともなんとかできると思っています。
しかし、自分の力量を把握しきれていないので、結局はうまくいかず誰かに尻拭いしてもらうことが多いでしょう。
【自分を追い込む人の心理②】責任感が強い
自分が頑張らなければ、自分がやらなくては、と強い責任感で自分を追い込む人です。
人に頼ることは良くないことだと思っていて、自己犠牲してでも自分で何とかやり抜こうとします。
自分はなかなか人に頼りませんが、他人から頼られると必要とされることに喜びを感じ、断ることをしません。
【自分を追い込む人の心理③】頑固
「~べき」、「~でなければならない」というような思考の多い人で、頭が固く臨機応変さがありません。
自分でやると決めたら他人に頼ったり諦めたりすることなく、すべて自分でやり抜こうとします。
誰かが手を差し伸べても、プライドがあるので断ってしまいます。
なんでも自分でやらないと気が済まないのです。
【自分を追い込む人の心理④】頼めない
自分だけではできない、うまくいかないと薄々わかっていながらも、他人に頼むことのできない人です。
迷惑だと思われたり断られたりすることが怖いと感じるので、自分だけでなんとかしようとします。
また、他人にどのように頼めばいいのか、お願いの仕方がわからないという人もいます。
【自分を追い込む人の心理⑤】結果を出したい
自分一人の力で頑張ってやり抜いて、達成感を味わったり周りから褒められたりしたい人です。
自分が優れた人間であることや努力家であることを他人にアピールしたがる承認欲求の強い人だと言えます。
たびたび周りが見えなくなるところがあり、他人に迷惑をかけることもしばしばありますが、あまり気にしていません。
【自分を追い込む人の心理⑥】自分のせいだと思っている
要領の悪い自分が悪い、うまくできない自分が悪い、と思ってしまうネガティブで自己否定の強い人です。
自分に自信がなく、何でも自分のせいだと思ってしまうため、他人に頼らず自分ですべてを背負い込もうとします。
自分を追い込み過ぎて、とても潰れてしまいやすいタイプだと言えます。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人と協力することの重要性を学び、自分が目一杯の時には誰かに協力を仰ぎ、他人が大変そうな時には優しく手を差し伸べてあげられるような人を目指しましょう。
みんなが一人で抱え込み過ぎないような環境を作ることも大切です。
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それでは続いて、自分を追い込む人から卒業するための改善方法を4つ説明します。
【自分を追い込む人の改善方法①】いい人であろうとすることをやめる
みんなから良く思われたい、嫌われたくない、悪口を言われたくないと考えるのは、誰しも大なり小なり同じだと思いますが、現実はそうもいきません。
いつもいつもいい人であろうとするのはやめましょう。
時には自己主張することも必要です。
他者からの評価ばかりを気にしていると自分自身を表現できず、大きなストレスを抱えてしまいます。
いつもいい人であることをやめて、自分のことも労われる人になりましょう。
【自分を追い込む人の改善方法②】休みを作る
真面目な人も頑固な人も自己否定が強い人も、どんな人もきちんと休みを取りましょう。
休むことは悪いことではありません。
効率の良い仕事や質の高い仕事をするために、休息は必要です。動き続けて身体を悪くしたり心を病んでしまったりしては、元も子もありません。
他人に迷惑をかけないためにも、休みはきちんと取りましょう。
【自分を追い込む人の改善方法③】お願い上手になる
頼み方次第で、人は面倒なことでも快く引き受けてくれます。
断られたり嫌な顔をされたりするのが怖いなら、上手なお願いの仕方を学びましょう。
例えば、「私、○○さんにしか頼めないんです。お願いできませんか?」、「○○さんの力をお借りできませんか?」、「○○さんはこの部分、誰よりも一番得意だからお願いしたいんです。」など、相手を持ち上げてお願いすると、快く引き受けてもらいやすいでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加するなどして、コミュニケーションスキルを向上させていくのもいいと思います。
【自分を追い込む人の改善方法④】固い頭を柔らかくする
自分を追い込む人は白黒思考や、「~すべき」「~でなければならない」などの思考を持っていることが多いです。
自分に厳しいことは悪いことではありませんが、厳しすぎると自分の首を絞めることになります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして認知の歪みを改善させていき、臨機応変に対応できる柔軟性を身に付けましょう。
固い頭でいると、色々な場面で生きづらさを感じることになると思います。
思考を柔らかくすると、良い方法がたくさん見つかるようになります。
【まとめ】「自分を追い込む人」から「自分に無理しない人」へ!大切なことは「できない自分を許す」ことと「良い人を演じない」こと!!
人生は「人生ゲーム」のようなもの!自分のできる範囲で無理せず気軽に頑張ることが重要!
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
頑張りたい、人の力になりたいと思うのは素敵なことですが、人は一人では結局大したことができないのです。
多くの人と協力し合ってより良い仕事、より良い生活を作り上げていってください。
決して一人で抱え込むことのないように。
あなたのことを応援しています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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