双極性障害で苦しんでいる会社員の女性

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

2人に1人が

うつ病にかかると言われている現代、

うつ病を知らない人はいないと思います。

 

ですが、

うつ病の一種の「双極性障害」

という病名になると、知らない人が

多いのが現状です。

 

双極性障害は、

うつ病と類似しているため

医者の判断が難しく治療が遅れてしまう

場合があると聞いています。

 

ですので、

双極性障害を知っていただきたいと

思い書かせていただきます。

 

 

モモ♀モモ♀

双極性障害とうつ病は似ているようで違うのね。でもこの2つはどんな違いがあるのかな?

ソラ♂ソラ♂

双極性障害とうつ病の違いをしっかりと理解して治療する必要があるね。まなみ先生よろしくお願いします!


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双極性障害とうつ病は似ているようで違う!?悪化する前に「早めの治療」が必要!!

 

双極性障害は一般的に

「躁(そう)うつ病」と呼ばれている精神疾患です。

 

共通症状として

抑うつ状態があるため「うつ病」と、

とても似ています。

 

ただ双極性障害は抑うつ状態に加え、

躁状態にもなってしまいますので

そこがうつ病と違うところです。

 

普通であれば楽しいことをすれば

気分が良くなりますが、

双極性障害の場合は

特に理由がなくても気分が

高揚した状態が持続します。

 

「うつ病」と一緒で薬物療法と

精神療法(カウンセリング)で

治療すれば回復できると

言われていますので一日も早い

治療が必要になります。

 

 

双極性障害が社会的信用を失う原因に!?自分の言動や行動をチェックしてみよう!!

 

双極性障害は季節や天候の変化に

影響されやすいものです。

 

双極性障害の躁状態になると、

寝なくても平気でやたらと

動きまわります。

 

そして、

多弁になり家族や周囲の人に

休む間もなく喋り続けるため、

家族や周りは疲れてしまいます。

 

仕事や勉強に

エネルギッシュに取り組むのですが、

一つのことに集中できず何一つ

仕上げることが出来ないのも特徴です。

 

また、高額な買い物をして

借金を作ってしまったり、

法的な問題を起こしてしまう

場合もあります。

 

このようなことから、

社会的信用を失ってしまうことが多く

仕事もやめざるえなくなることもあります。

 

 

双極性障害(Ⅰ型orⅡ型)の見分け方とは!?セルフカウンセリングで「双極性障害度」をチェックしてみよう!!

 

双極性障害は2種類にわけられます。

 

  1. 双極Ⅰ型障害

    完全な躁状態、通常の役割ができない、妄想をみる。妄想を1回でも見たことがあり、通常はうつ状態も経験しているがその有無は問わない。

  2. 双極Ⅱ型障害

    うつ状態を経験したことがあり、少なくとも1回程度の躁状態(軽躁状態)がみられたことがあるが完全な躁状態は一度もない。

 

 

どちらかに当てはまれば

双極性障害なのかもしれません。

 

そこで、

あなたも双極性障害か自分で

セルフカウンセリングしてみて下さい。

 

こんなことが起きたら要注意!!

<双極性障害セルフカウンセリング15>

  1. 急に生き生きとして元気になる。
  2. 怒りやすくなる。
  3. 自信過剰になる。
  4. ほとんど眠らなくなる。
  5. 普段より口数が多くなる。
  6. 様々な考えが浮かぶ。
  7. 気が散りやすい。
  8. 関心の対象が変わる。
  9. 買い物依存になる。
  10. ギャンブルにはまる。
  11. セックス依存になる。
  12. 自分は最高の精神状態にあると認識する。
  13. せっかち、出しゃばり、おせっかいになる。
  14. 被害妄想になる。
  15. 幻覚が見える。

 

 

さて、

セルフカウンセリングの結果は

いかがでしたでしょうか?

 

あなたは15問中いくつ

当てはまりましたか?

 

2つ以上あったら要注意です。

 

早めに精神科や心療内科に行き

薬物療法と精神療法(カウンセリング)

を受けて回復をめざしましょう。

 

 

双極性障害の改善と予防のポイントは「手を抜くこと」!?治療には薬物療法とカウンセリングが効果的!!

 

薬物療法が必要なのと同じように、

精神療法(カウンセリング)の

良いところは、指示通りに治療が

うけられるようになることが

主な目的になります。

 

そして日常生活の様々な問題に

よりよく対処する方法を考えるのに役立ちます。

 

 

最後に予防方法としてアドバイス!!

 

うつ病は遺伝的要因、

毎日のライフスタイルの外的、

内的要因などで発症しますので、

ライフスタイルを根本から見直してください。

 

そして

「ストレスを抱え込まない」

「バランスのとれた食事」

これが大切になります。

 

責任感の強い人や完璧主義の方は

特に気をつけてください。

 

自分の体は自分で守るしかありません。

 

無理をせず、肩の力を抜いて、

「手を抜くこと」をおすすめします。

 

「手を抜くこと」は

サボることではありません。

 

優先順位をつけてやることです。

 

少しで良いので

今日から「手を抜くこと」を頑張って下さい。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ