カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに人の心配ばかりする人はいませんか?
またはあなた自身、人の心配ばかりする人ではありませんか?
- 「〇〇さん大丈夫かな…」
- 「〇〇さんが心配で…」
人のことを気にかけるのはまったく悪いことではないのですが、中には他人の心配をしている場合ではないような人もいたりします。
自分の頭の上の蝿も追えていないのに…と思われてしまうこともしばしばあるでしょう。
優しさはあるのかもしれませんが、そんな人の心配ばかりする人にはいったいどんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は人の心配ばかりする人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、自分のことより他人のことばかりを気にしている「人の心配ばかりする人」って結構いるわよね。もちろん本人としては、思いやりや優しさ、気遣いなのかも知れないけど、自分のことを差し置いて他人のことばかり心配するのは自然なことではないわよね。そんな「人の心配ばかりする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「人の心配ばかりしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「人の心配ばかりする人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「人の心配ばかりする人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、人の心配ばかりする方だ(人のことが気になる性格、自分より他人を優先しているかも、できれば改善したい)」という人や、「身近に、人の心配ばかりする人がいる(逆に心配になる、何か闇があるのかも、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「人の心配ばかりする人」ではありませんか?
- 「〇〇さん、最近元気ないけど大丈夫かな」
などの心配は優しさを感じさせるもので、心配される側も嬉しいと感じることが多いでしょう。
ところが、心配と言っても
- 「〇〇さんにはあの仕事、ちょっと大変なんじゃないかな。心配だな。」
- 「〇〇さんってもういい歳なのに恋人もいないって。大丈夫かな。」
などといった余計なお世話だったりいらぬ心配だったり、はたまた大げさだったりする人もいると思います。
本当に心配してくれているのならそれはありがたいことですが、その裏には別の心理が潜んでいる可能性があります。
詳しくチェックしていきましょう。
「良い人を演じようとしている」「人の力になれることが幸せ」「自分から目を背けたい」!?「人の心配ばかりする人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「人の心配ばかりする人の心理」
それでは、人の心配ばかりする人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①被害を受けるかもしれないと思っている
他人の心配をしているように見えて、実は自分の損得について考えている人です。
失敗するのではないか、実力が足りていないのではないか、などと考えて心配しています。
本人のことを思って心配しているのではなく、自分に被害が来るのではないかと心配しているのです。
②良い人を演じようとしている
他人の心配をしている様を周囲に見せて、自分の好感度を上げようとしている人です。
「〇〇さん大変そう…」「大丈夫かな…」などと心配をして優しい人や気遣いのできる人に思われるために演技をしています。
誰かが見ている時には援助をしますが、誰も見ていなければ助けないことがしばしばあるでしょう。
③人の力になれることが幸せ
人から感謝されたり、力になれたりすることに生きがいを感じる人です。
自分のことは後回しで他人のことを優先しています。
そのため、他人のフォローはできても自分のことはおろそかになりがちです。
ミスをしたり迷惑をかけたりすることもあるでしょう。
承認欲求が強く、人から認められたいといつも思っています。
行動が自己満足のおせっかいになりがちです。
④自分の方が上だと思っている
心配している相手よりも自分の方が立場や実力が上だと思っています。
人の心配をしてその人の評価を下げ、自分はできると思わせて評価を上げようとしています。
そうやって優越感を得ようとしている人です。
よくマウンティングするところがあり、自己顕示欲が強い人です。
自分の方が優れていることをアピールしようとしています。
⑤自分は正しいと思っている
思い込みが強く、自分の考え方ややり方に間違いはないと思っています。
自分とズレた価値観や行動をする人を見て、
- “常識から外れている”
- “おかしい”
- “かわいそう”
などと思うので心配します。
様々な考え方や生き方がありますが、「~べき」という思い込みが強いので受け入れることができません。
ただし、優しさも持っている人なので、批判ではなく心配になっているのでしょう。
⑥自分から目を背けたい
自分自身のことからは目を背けたい、向き合いたくないと思っているため、他人のことばかり気にします。
心配な人を見つけることで、自分の今抱えている不安などから逃げています。
自分よりも大変そうな人を見つけて安心しようとしているのです。
周りからすると当人の方が心配事でいっぱいなはずなのですが、自分のことからは目を背けて他人のことばかり気にしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人に気を配ることは良いことですが、その気持ちが本当にその相手のことを思って感じている気持ちなのか、胸に手を当てて考えてみましょう。
「人の心配ばかりしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自分自身を見つめ直し自然で良好な人間関係を構築するための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「人の心配ばかりする人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは!?
それでは続いて、人の心配ばかりする人のための改善方法を3つ説明していきます。
①思い込みや決めつけをなくす
人にはそれぞれの価値観ややり方があります。
自分の持っている当たり前を他人に当てはめるのはやめましょう。
「~べき」「~でなければならない」などの考え方をやめて、その人その人の思考や方法を認めましょう。
「この人はこういう考え方なんだ」「そういうやり方もあるのか」というように、頭を柔らかくして対応していきましょう。
②自己分析する
周りを見て人間観察をし、他人のことを考えるのも人間関係では必要ですが、自分のことから目を背けてはいけません。
人のことばかり気にするのではなく、自分ときちんと向き合いましょう。
自分が今よりも成長するために何をするかや、目標を達成するにはどうするかなど、自分のことについて考える時間を増やしましょう。
③コミュニケーションスキルを向上させる
人の心配をするふりをして、周りの気を惹こうとしたり承認欲求を満たそうとしたりするのはやめましょう。
そのようなまわりくどいやり方をしなくとも友好な人間関係を築けるように、コミュニケーションスキルを向上させましょう。
コミュニケーションスキルが向上すれば、自然と人があなたのもとに集まってきてくれます。
そして、承認欲求も満たされます。
コミュニケーションセミナーに参加したりコミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
【まとめ】「人の心配ばかりする人」から「周りの人に心を配れる人」へ!大切なことは「コミュニケーションスキルを身に付ける」ことと「精神的に自立する」こと!!
他人への過剰な心配、干渉、承認欲求のない生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
純粋に人の心配ができる人は、とても心の優しい素敵な人です。
しかし、意外とそのような人は少ないかもしれません。
家族や恋人、仲の良い友人ならともかく、他人を心配する際には何かしら別の心理が潜んでいることがあると思います。
劣等感やプライド、体裁、承認欲求、自己顕示欲など、様々な理由があります。
これは、決して性格が悪いわけではありません。
心に抱えた認知の歪みなのです。
これに気付き、少しずつ素直になっていきましょう。
自力では難しいと感じるようなら、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、認知の歪みを改善していきましょう。
今よりも格段に、自由で楽に生きられるようになります。
背負っている重たい荷物を、少しずつ下ろしていきませんか?
もっと身軽になって、自分の目標も良好な人間関係も手に入れましょう。
あなたがあなたらしくありのままで生きられること、願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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