カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに人前で指摘する人はいませんか?
またはあなた自身、人前で誰かを指摘してしまう人ではありませんか?
例えば、職場で同僚がたくさんいるのに大きな声でミスを指摘されたり、他人がいる公衆の場で家族から指摘されたりして、恥ずかしい思いをしたことがある人は多いのではないでしょうか。
後でこっそり教えてくれればいいことなのに、なぜわざわざみんなの前で言ってくるの?と不信感を抱くこともあります。
人前で指摘する人には、いったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は人前で指摘する人の心理や、対処法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、ミスしたことや言われたくないことを複数の人がいる場面でわざわざ見せしめのように言ってくる「人前で指摘する人」ってたくさんいるよね。もちろん本人としては、その人のためを思って指摘しているという理由もあるのかも知れないけど、言われる側のほとんどは自尊心が傷つけられてしまうケースが非常に多いみたいだね。そんな「人前で指摘する人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「人前で指摘する人」がいる場合はどうすれば良いのかな?
今回は「人前で指摘する人」に共通する「7つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「人前で指摘する人の心理」を自己分析できるから、「自分は、人前で指摘することが多い(仕事上仕方なく、本人のためを思ってやっている、できればそんな自分を改善したい)」という人や、「身近に、人前で指摘する人がいる(100%パワハラでしかない、ガチで関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「他人を生贄としたパワハラ」「無意識でのストレス発散」「自己認識していない強い劣等感」!?なぜ人は「人前で指摘する人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?「人前で指摘する人」ではありませんか?
人前で指摘されるとほとんどの人が嫌な思いになります。
ただでさえ指摘されると良い気分はしないのに、他人がいる前でされると恥ずかしさや悔しさが出て屈辱に感じる人もいます。
指摘する側の人は無神経な人もしますし、故意にそうしている人もいます。
中にはパワハラと思えるようなやり方をする人もいて、困っている人もいるでしょう。
ただ、少し頭の片隅に置いてもらいたいのは、指摘と否定や批判は別物であるということです。
自分がされているのはどちらなのかきちんと考え、改善すべきところは誠実に対処していきましょう。
人格を否定するような発言や周りの信頼を失くすような発言があった際には、しかるべき手段で対応していくのも方法の一つです。
「優越感を得たい」「他の人にも伝えたい」「一対一では怖い」!?「人前で指摘する人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「人前で指摘する人の心理」
それでは、人前で指摘する人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①周りが見えていない
指摘すること自体に気を取られてしまっていて、その人への配慮まで意識を向けることができていない人です。
この場で言ったら相手がどう感じるかまで考えられていないので、会った瞬間や手が空いたタイミングで指摘をします。
周りのことはお構いなしの、空気が読めない人だといえます。
②優越感を得たい
人前で人のことを指摘することで、自分が偉い存在だとアピールしたい人です。
そして、優越感を得ようとしています。
相手に対して恥をかかせるのはもちろんのこと、周りに対しても権力を誇示しようとしています。
劣等感が強く、人からバカにされたくないという意識が強い人です。
③改善してもらいたい
あえて周りに人がいる状況で指摘することでその人が恥ずかしいと感じ、二度と同じようなことをしないようにさせようとしています。
何としても改善してもらいたいと思っているので、自分がその相手や周りから嫌われるリスクを背負ってでもその方法を選んでいます。
④他の人にも伝えたい
指摘している相手だけでなく、その周りにいる人たちにも聞いてもらいたい、伝えたいと思っているため、みんなの前で指摘します。
一人に犠牲になってもらうかたちにはなってしまいますが、他の人たちにも意識を改めてもらいたいという思いがこもっているのかもしれません。
⑤指摘されることが恥ずかしいことだと思っていない
指摘する側の人にとっては、指摘されることは恥ずかしいことだと感じていない場合があります。
否定や批判ではなく、あくまで指摘なので悪意はなく、その人がより良くなるための協力だと思っているのかもしれません。
前向きで熱意のある性格の人に多いです。
⑥その場で注意すべきだと思っている
事態が起こってからしばらくして指摘するよりも、何かあった際すぐにその場で指摘した方が良いと思っている人です。
危険な言動なのですぐに正すべきだと感じたせいだったり、その場ですぐ伝えた方が効果的だと思ったりするせいです。
その人なりの本人を思っての言動なのかもしれません。
⑦一対一では怖い
後から呼び出したりして個人的に指摘するのは怖いと思っている人です。
その相手が反発してきたり攻撃してきたりするかもしれないと思っているので、あえてみんながいる前で指摘をします。
周りの人たちに証人や味方になってもらおうと考えています。
実は小心者だったり、抜け目のない人だったりします。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、指摘する際に相手の気持ちを考え配慮してあげることが大切ですし、指摘された際も指摘する側の意図を汲み取れるような察しのいい人になっていきましょう。
「人前で指摘する人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「4つの対処法」を徹底解説!!
「人前で指摘する人」に実践して欲しい「4つの対処法」とは!?
それでは続いて、人前で指摘する人への対処法を4つ説明していきます。
①真意を探る
指摘されて恥ずかしい、悔しいと思う気持ちもわかりますが、なぜ自分が人前で指摘をされているのか考えてみましょう。
もちろん、相手の身勝手さが原因である場合もありますが、そうでないことも多いです。
過去の自分の言動やその指摘された内容について考えると、自分に要因があるかもしれません。
個人的に指摘されても改善がなかったり、危険なことだったりしたのかもしれません。
相手をただ悪者にするのではなく、責任感を持ち指摘を受け止め、今後は人前で指摘されないように意識を変えていきましょう。
②指摘に対して感謝の気持ちを持つ
指摘をするのは嫌われているから、いじめたいからではありません。
改善してもらいたいと思うから指摘をするのです。
あなたに対して相手が期待を寄せていたり、力になってもらいたいと思っていたりするからこその言動だといえるでしょう。
自分を成長させてくれる相手に感謝の気持ちを持てるようになりましょう。
指摘された後に、「ご指摘ありがとうございます」「言ってくれてありがとう」などと言えるようになれたら、あなたが大人になれた証拠です。
③打たれ強いメンタルを手に入れる
指摘されることに弱い、傷ついてしまうという人は、指摘されないように気を付けることも大切ですが、それとは別に今よりも強いメンタルを持つように変わっていく必要があります。
どんな環境にいても指摘してくる人はいますし、指摘されなければ人は成長できません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、認知の歪みを改善したり感情のコントロールができるようになったりしていきましょう。
相手を変えるよりも、自分が変わる方が簡単なのです。
④ひどいパワハラなら上に相談する
指摘と言えど悪意のある指摘が続くようなら、状況の改善が必要だといえます。
指摘してくる人よりも偉い上司や上層部に相談してみるとよいでしょう。
社内では言いづらかったり、プライベートな関係(家族や親族、友人など)だったりする場合は、専門のカウンセラーに相談すると今後の改善策を教えてくれるでしょう。
一人で抱え込むのではなく誰かに相談して、まずは心の負担を減らしてください。
【まとめ】「人前で指摘する人」を「理解して適切に対処できる人」へ!大切なことは「相手の意図を受け止める」ことと「指摘に負けないメンタルを身に付ける」こと!!
「人前で指摘する人」の言葉で心を動かされない生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな対処法はありましたか?
人前で指摘をすることは、基本的にはあまり良い方法ではありません。
しかし、もしかするとそれには相手側の意図があるのかもしれませんし、自分にも原因があるのかもしれません。
また、指摘されたからといって被害者的に思うのではなく、受け止める強さも必要です。
指摘を真摯に受け止め改善していくことで、より良い関係性が築ける場合が多いです。
相手の立場になって考え、より良い仕事、より良い関係、より良い生き方ができるようになれるといいですね。
そして、自分が指摘する側になった時には、人への配慮を怠らずに信頼関係を保てるように工夫していきましょう。
あなたが今よりも強く、色々な面で成長した人になれることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!
ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!