悩んでいるふりをする女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに悩んでいるふりをする人はいませんか?

またはあなた自身、悩んでいるふりをする人ではありませんか?

 

特に大きな悩みを抱えているわけでもなさそうなのに、訳ありな雰囲気を醸し出している人、時々遭遇すると思います。

 

「どうしたの?」と声をかけると「待ってました!」とばかりに自分のペース。

内容は漠然としていたり毎度同じだったりで、声をかけた側も疲れてしまいます。

 

本当の悩みなのかかまってほしいだけなのか、悩んでいるふりをする人には、いったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は、悩んでいるふりをする人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

ソラ♂ソラ♂

たしかに世の中には、いつもと違う暗い雰囲気を意識的に出しているような「悩んでいるふりをする人」って沢山いるよね。もちろん本人的には、自分自身が本当に悩んでいるのかそうでないのか深く考えているということもあるけど、中には、周りの人の気を引きたいがために悩んでいる演技をしているようなケースも多いみたい。そんな「悩んでいるふりをする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「悩んでいるふりをしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

モモ♀モモ♀

今回は「悩んでいるふりをする人」に共通する「7つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたね。それにセルフカウンセリングで「悩んでいるふりをする人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は悩んでいるふりをすることがある(コミュニケーションのひとつとしてやっている、無意識にやっている、できれば改善したい)」という人や、「身近に、悩んでいるふりをする人がいる(バレバレだし関わりたくない、つい声を掛けてしまう、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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人には三大欲求があります。

食欲、睡眠欲、性欲。

 

ただ、このほかにも本能的に人が欲する欲求があります。

それは、コミュニケーション欲求です。

 

人と関わりたい、会話をしたいと思う欲求です。

特に女性は脳の構造上、この欲求が強い傾向があります。

 

ですから、自分の話を聞いてもらえる人と会話をしたいと思うのですが、コミュニケーション力があまりない人の場合は友人や恋人がいないこともあります。

 

また、話はしたいけれど人とどんな話をしたらよいのか、どのように話せばいいのかがよくわからない人もいます。

 

そこでうまく使えるのが、悩み相談です。

 

人は一般的に他人から悩みや深い話をされると、自分が信頼されていると感じて嬉しく思います。

その人の力になりたいと思えるのです。

 

悩みがあると言えば、「そうなんだ」で終わらす人はそうそういないでしょう。

 

コミュニケーション力の低い人の中には、人に悩みを話した時に相手が自分と向き合ってくれた経験から、悩みがあれば自分の欲求が満たせるとつなげてしまう人がいるのです。

 

もちろん、潜在的にそれを感じ取り無意識で悩みがあるそぶりをしてしまう人もいるので、わざとかどうかはその人によりけりです。

 

あなたの周りにいる悩んでいるふりをしている人は、どのような人でしょうか。

詳しくチェックしていきましょう。

 

 

「真面目だと思われたい」「心配してほしい」「幸せをアピールしたい」!?「悩んでいるふりをする人」に共通する「7つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで発見「悩んでいるふりをする人の心理」

それでは、悩んでいるふりをする人の心理を7つ説明していきます。

この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①甘えたい

悩んでいるふりをすることで、周りから優しく声をかけてもらい、甘えたいと思っている人です。

愛情が不足しているので、満たされない気持ちを埋めようとしています。

 

意識的か無意識的かは人によって異なりますが、人の気を惹くための手段として悩んでいるふりをしています。

 

②真面目だと思われたい

悩んでいるふりをすることで、周りから真面目な人、物事を真剣にとらえる人、などと思われようとしています。

 

悩みを抱えていない楽天家な人のことを軽くとらえているところがあり、悩みを持っている人の方が頑張っていると考えています。

 

そのため、あえて悩みを作り出して真面目アピールをしています。

 

③話題がない

人と会話はしたいけれど、話す内容や人を惹きつけるような話題、コミュニケーション力がないので、悩んでいるふりをして悩み相談をしようとします。

 

悩みがあると言えば相手も真剣に聞いて向き合ってくれることが多いので、そこでコミュニケーション欲求を満たそうとしています。

 

④心配してほしい

悩んでいるふりをすることで、周りから「大丈夫?」「心配だよ」などと声をかけてもらおうとしています。

 

心配してもらうことで相手からの愛情や好意を確認しています。

愛情が不足していて、満たされない気持ちを相手に心配させることで埋めようとしています。

 

心配してもらうことで安心感を得ています。

 

⑤幸せをアピールしたい

本当は幸せな出来事や状況なのに、あえて悩みにしている人がいます。

 

“不安”だとか“自分はダメだ”などと言っていますが、実は自分が恵まれていて幸せであることをアピールしています。

 

悩みと見せかけたマウンティングです。

 

婚活中の人に対して結婚生活の悩みを話したり、子どもがいない人に子育ての悩みを話したりして、遠回しに幸せアピールをしています。

 

⑥不幸をアピールしたい

自分は恵まれていない、不幸な存在であることをアピールするために、悩みを作り出し人に話します。

 

「大変だね」「そんなことないよ」「頑張ってるね」などと励ましの声をかけてもらうことで承認欲求を満たします。

 

自分の個性、アイデンティティを確立できていない人です。

 

悩んでいるふりをし不幸アピールをすることで、自分が特別な存在であることを表現したいのかもしれません。

 

⑦考えたくない

考えた方がいい物事や状況に向き合いたくない、受け入れたくないと思っているため、悩みをそのままにして解決しようとしません。

 

解決しようとしていないものの、考えているふりはした方が体裁はいいだろうと思い、悩んでいるふりをしています。

 

様々な面で逃げ癖のある人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、相手は本当に悩んでいて相談してきているのか、ただ聞いてもらいたいだけなのか、それとも悩んでいる様を演じたいのか、判断できるようになり、それに合わせた対応ができるようになるといいですね。

 

自分が相談をする際には、相手に失礼にならないように、またうんざりされてしまうことのないように気をつけましょう。

 

 

「悩んでいるふりをしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「4つの改善方法」を徹底解説!!

「悩んでいるふりをする人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?

それでは続いて、悩んでいるふりをしてしまう人のための改善方法を4つ説明していきます。

 

①考える力を養う

悩んでいるふりをしてしまう人は、自分自身でそれが本当に悩みなのかどうか、解決すべきなのかどうか、どのように解決したらよいのか、などをきちんと順序だてて深堀りして考えるのが苦手な傾向にあります。

 

冷静さと論理的思考を身につけ、悩みだと思っていることや漠然とした不安などを減らしていきましょう。

 

②行動する

悩みだと思っていることをいつまでも人に相談し続けたり、アピールしたりしていても状況は変わりません。

 

周りの人の意見を聞いた後には実行に移してみましょう。

そして、新たな悩みが出たらまた相談すればいいのです。

 

でないと、その場をぐるぐる回っているだけになってしまいます。

 

③認知の歪みを改善する

悩みがないと不安に感じてしまう人は、認知の歪みがあるといえます。

 

無理やり悩みを作り出そうとする必要はありません。

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、認知の歪みを改善しましょう。

 

また、カウンセリングを受けて過剰な承認欲求も自分である程度、コントロールできるようになっていきましょう。

 

④コミュニケーション力を上げる

悩んでいるふりをして人の気を惹こうとするのをやめるために、コミュニケーションスキルを向上させていきましょう。

 

コミュニケーションスキルが向上すれば、悩み事がなくても人と楽しく満足感のある会話をすることができるようになります。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。

 

 

【まとめ】「悩んでいるふりをする人」から「悩みを表情に出さない人」へ!大切なことは「周りに心配ではなく安心を与える」ことと「精神的に自立する」こと!!

悩みがあってもないような顔をし、愛のある言葉を使う生き方してみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

人は生きている以上、悩みがなくなることはありません。

つまり「悩みありきで幸せに生きること」が重要なポイントなのです。

 

ただし、悩みは作り出すものではありません。

 

時には悩みを相談することで人間関係がうまく進むこともありますが、それが頻繁になると聞いている相手も疲れてしまいます。

 

あなたの元から人が離れていってしまう前に、自分と向き合い改善していきましょう。

人との会話を有意義に、お互い楽しくできるようになるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ソラ♂ソラ♂

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モモ♀モモ♀

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