カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにプレゼントを受け取らない人はいませんか?
またはあなた自身、プレゼントを受け取らない人ではありませんか?
旅行に行ったお土産や感謝の気持ちを込めて渡そうとしたプレゼント、「そんなそんな…」と断られた経験が一度くらいあるかもしれません。
渡す側からすると、「せっかく用意したのに…」と残念な気持ちが大きいでしょう。
遠慮しているのか、嫌われているのか、気になってしまいますね。
そんなプレゼントを受け取らない人には、いったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回はプレゼントを受け取らない人の心理や、対処法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、人からの贈り物を拒否してしまうような「プレゼントを受け取らない人」っているよね。もちろん本人的には急なことでビックリしたり気後れしたりといった気持ちから、素直に受け取らないケースもあると思うけど、中には初めから受け取らない意志や考え方をしっかりと固めている人も多いみたい。そんな「プレゼントを受け取らない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「プレゼントを受け取らない人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

今回は「プレゼントを受け取らない人」に共通する「7つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「プレゼントを受け取らない人の心理」を自己分析できるから、「自分は、プレゼントを受け取らないことが多い(プレゼントされるのが苦手、色々と面倒に感じる、できれば改善したい)」という人や、「身近に、プレゼントを受け取らない人がいる(普通に受け取れば良いのにと思う、考え方が歪んでいる、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「プレゼントを受け取らない人」ではありませんか?
人からのプレゼントを受け取ろうとしないのには、その人その人で理由があると思いますが、中には人からの気持ちを素直に受け取れないことが原因になっていることもあります。
そのような人は劣等感が強く、自分に対しての無価値観が強い傾向にあります。
人からの好意や厚意に申し訳なさや罪悪感を覚えて萎縮してしまうのです。
いつも「自分なんて…」と思っているため、プレゼントをもらうことなど恐れ多いと考えるのです。
しかし、自分の感じている気持ちと相手がその人に持つ気持ちは比例しません。
重さは異なります。
自分はほんの些細な気持ちでした行為が、相手にとってはとてつもなく大きな喜びになることもあるのです。
このような人は、それを理解することができていません。
幼少期の環境や大きな挫折が原因になっていることもあるので、この価値観はそう簡単に変えることができませんが、本人は少なからず苦しんでいることでしょう。
身近にこのような人がいる場合には、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめしてみると良いかもしれません。
「関係を深めたくない」「お返しが面倒」「疑問に思っている」!?「プレゼントを受け取らない人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「プレゼントを受け取らない人の心理」
それでは、プレゼントを受け取らない人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①借りを作りたくない
人に対して借りを作りたくないと考えている人です。
プライドが高く、プレゼントをもらうことで相手に借りを作ることになると思います。
そうなると相手に強いことを言えなかったり強い態度に出られるかもしれないと思ったりするため、受け取ろうとしません。
欲が深いと思われるのを防ぐためでもあります。
②遠慮している
人からの厚意に対して遠慮している人です。
遠慮がマナーだと思っているので、プレゼントをなかなか受け取ろうとしません。
物をもらうことに対しては、特に申し訳なさなどを感じて受け取ろうとしません。
出しゃばらず謙虚すぎる性格で、自分の本当の気持ちを隠すことが多いので、色々な場面で損していることもあるでしょう。
③関係を深めたくない
プレゼントを渡してくる相手と今以上の関係は望んでいない人です。
プレゼントを受け取ってしまうことで距離が縮まることを懸念しているため、受け取ろうとしません。苦手に感じている人だったり進展したいと思えない異性だったりするのかもしれません。
相手に期待を持たせないために、拒絶を行動であらわしています。
④いらないものだからいらない
渡されるものが自分にとっていらない物なので、受け取りたくないと思っています。
物を増やしたくない、甘いものは好きでない、興味のないものだからいらない、など自分の都合で受け取りを拒否しています。
自分の欲しい物の場合は喜んで受け取ります。
配慮の欠けた自己中心的な考え方を持っている人です。
⑤お返しが面倒
プレゼントを受け取る際に、お返しのことを考えて受け取らない人です。
金銭的に余裕がなかったりケチだったり面倒だったりするため、お返しはしたくないと思っています。
お返しをしないために、プレゼントをそもそも受け取らないという手段を選択しています。
あまり人間味のない、合理的すぎる思考を持った人です。
⑥自分にはもったいない
プレゼントをいただくなんて自分にはもったいないことだと思っている人です。
自分はそんなたいそうな人間ではない、プレゼントをもらうほどのことはしていない、と受け取ろうとしません。
人から何かをしてもらうことに申し訳なさや罪悪感を強く覚える人で、自分への無価値観が非常に強い人です。
⑦疑問に思っている
プレゼントを渡されることに対して疑問を持ってしまう人です。
- 「なぜ私に?」
- 「そんな関係だっけ?」
- 「何か裏があるのでは…」
などと相手の真意を探ろうとします。
疑い深い性格で、人の気持ちを素直に受け取ることができません。
人のことをなかなか信用することができず、損得勘定のない人間関係を築いていくのは少々苦手です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、プレゼントを贈る側の気持ちと受け取る側の気持ちも考えたうえでやり取りをしていきましょう。
遠慮をするのがマナーな時もありますし、相手の気持ちに甘えた方がよい時もあります。
また、受け取らない人にも相応の理由があることを理解しましょう。
「プレゼントを受け取らない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?どんなケースでも良好な人間関係を構築できる「4つの対処法」を徹底解説!!
「プレゼントを受け取らない人」に実践して欲しい「4つの対処法」とは?
それでは続いて、プレゼントを受け取らない人と関係性を壊さないようにするための対処法を4つ説明していきます。
①無理に渡そうとしない
- Aさん「よかったらどうぞ」
- Bさん「いやいやそんな」
- Aさん「大したものではないから」
- Bさん「気にしないでください」
- Aさん「ほんの気持ちです」
- Bさん「大丈夫ですよ」
などと、何回かのやり取りをしても相手が受け取らないようなら、無理に渡そうとはしないことです。
こちらとしてはせっかく用意したのですから受け取ってもらいたいところですが、それでは押し付けになってしまいます。
プレゼントをもらうことで負担に感じてしまう人もいるということを理解し、受け取らないようなら引きましょう。
②助けてもらう
その相手は人からのプレゼントをもらうことで、申し訳なさを感じたりプライドが傷ついたりするタイプの人なのかもしれません。
人から何かをしてもらうことに抵抗のある人なのです。
ですから、このような人と関係を構築したいと思うなら、あえて貸しを作らせることが有効です。
何かを教えてもらったり助けてもらったりしましょう。
そうすることで、相手の承認欲求や優越感が満たされ、結果的にあなたに良い印象を持ってくれるようになります。
③「お返しはいらない」と伝える
相手がケチだったり金銭的に余裕のない人だったり面倒くさがりだったりするようなら、プレゼントを渡す際に「お返しはいらないので」と伝えるとよいでしょう。
すると相手は負担を感じずに済むので、受け取ってくれる可能性があります。
ただ、疑い深い人や気の回せる人にこれを言うと逆効果になってしまうこともあるので、きちんと相手の性格を見極めて使いましょう。
④「受け取ってくれたら嬉しい」と伝える
「そんなそんな…」と遠慮されたら、「(あなたのために選んだので)受け取ってくれたら嬉しいです」と伝えましょう。
相手が、自分が受け取ることで相手は喜んでくれるとわかれば、素直に受け取ってくれる可能性が上がります。
【まとめ】「プレゼントを受け取らない人」を「理解して上手に付き合える人」へ!大切なことは「相手の気持ちを尊重する」ことと「適切な言葉を添える」こと!!
プレゼントは気持ちを伝える便利なツール!上手に活用して良好な人間関係を築きましょう!
いかがでしたか?
取り組めそうな方法はありましたか?
上記の対処法を使って、プレゼントを受け取ってもらえるように工夫することもよいですが、大事なのは受け取る側の気持ちです。
くれぐれも押しつけにはならないように注意が必要です。
プレゼントを贈る頻度があまりにも多かったり高価な物を贈ったりすると、どんな相手でももらうことに負担を感じてしまいます。
本当は親密になりたくてしていることなのに、かえって関係性が悪くなってしまう危険性もあります。
人を物で釣ろうとしたり、自分の承認欲求を満たしたりするための行為になっているのなら、それは改善が必要です。
認知の歪みが原因になっていることがほとんどなので、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして健全な人間関係を築けるようになりましょう。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、あなたの無意識の中にあるクセを指摘し、そのような行動をする原因やきっかけを見つけ出してくれます。
そして、今よりも良い人間関係が築けて、自分自身も自由でストレスの少ない生活を送っていけるようになるでしょう。
プレゼントを効果的に活用して、贈る側も受け取る側も気持ちよくなれる関係が増えていくといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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