カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにプレゼントするのが好きな人はいませんか?
またあなた自身、プレゼントするのが好きな人ではありませんか?
プレゼントをもらうのは嬉しいことですが、大切な人へのプレゼントを選んだり贈ったりすることも、また違った喜びがあると思います。
しかし、中には少々程度を超えるような頻度で物をあげたり、関係性には見合わないような高価な物を贈ったりするような、“プレゼントする”行為が好きな人がいます。
そんなプレゼントするのが好きな人にはどんな心理があるのか、今回はプレゼントするのが好きな人の心理や注意点などについてお話ししていきます。
たしかに性別を問わず、他人に何かプレゼントするのが好きな人って結構いるみたいね。もらう側にとってはありがたい話かも知れないけど、何の脈絡(みゃくらく)もなく突然プレゼントされることがちょくちょくあると、正直言って精神的に負担になるというケースも多いみたい。でもそんな「プレゼントするのが好きな人」には、いったいどんな心理が隠されているのかな?プレゼントする際に気を付けるべきポイントにはどんなものがあるのかな?
今回は「プレゼントするのが好きな人」に共通する「7つの心理」や「3つの注意点」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「プレゼントするのが好きな人の心理」を自己分析できるから、「人にプレゼントすることが多い人」や「身近にプレゼントするのが好きな人がいる」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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人からプレゼントをもらうと物に対してはもちろんですが、その気持ちに対してとても喜びを感じるものです。
それと同時に、心理的に“相手にお返しをしたい”とも思うことがありませんか?
これには、「返報性の原理」という心理が働いています。
返報性の原理とは、相手から受けた好意や施しなどに対して、お返しをしなくてはという気持ちになる心理作用のことです。
例えば、誕生部プレゼントをもらった相手の誕生日にはプレゼントを贈らなくては、とか、バレンタインデーにたとえ義理チョコであってももらったからにはお返しをしなくては、などと思いますよね?
マナーとしてももちろんですが、何かお返しをしないと申し訳なく思ったりするのは、私たちにこの返報性の原理が働いているからなのです。
ですから、プレゼントを贈るという行為は、恋愛やビジネスなどにおいてもとても効果的だと言われています。
それを活用してすすんで他人にプレゼントをする人もいれば、よくわかっていないけれどプレゼントをしたいと行動に起こしている人もいます。
以下に詳しくプレゼントをするのが好きな人の心理を説明していきますので、自分や身近な人のことを連想しながら、一つ一つチェックしていきましょう。
「褒められたい」「喜ばせたい」「相手をコントロールしたい」!?「プレゼントするのが好きな人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「プレゼントするのが好きな人の心理」
それでは、プレゼントするのが好きな人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【プレゼントするのが好きな人の心理①】褒められたい
プレゼントをすることにより、相手から褒めてもらうことを求めている人です。
あげた物に対して「センスがいいね」とか、行為に対して「気が利くね」、「優しいね」、などと自分のことを認めてもらいたがっています。
プレゼントをしたのに期待通りに褒めてもらえないと不満に感じ、相手を嫌うこともあります。
【プレゼントするのが好きな人の心理②】喜ばせたい
プレゼントをすると相手が喜ぶことを知っているので、相手を喜ばせるためにいつも必死な人です。
プレゼントをすることで自分が相手を喜ばせているという、満足感や優越感を求めています。
一見相手のことを一心に思っているようにも取れますが、自己満足で行為に及んでいることが多いでしょう。
【プレゼントするのが好きな人の心理③】好かれたい
プレゼントをすることで、その相手から特別扱いされたいという気持ちを非常に強く持っている人です。
相手から気に入られたい、自分のことをもっと見てほしいという気持ちです。
特に異性に対してこの気持ちを持つことが多いでしょう。
プレゼントをすることで、自分のことを一生懸命アピールしようとしています。
【プレゼントするのが好きな人の心理④】見返りを求めている
プレゼントをすることで、他人よりも贔屓してもらえたりお返しとして良い物をもらえたりすることを期待している人です。
言ってしまえば、あざとい人、がめつい人だと言えるでしょう。
期待よりも小さなお返しをしてきた人に対しては根に持ち、とても冷ややかな態度をとるでしょう。
【プレゼントするのが好きな人の心理⑤】借りを作りたくない
プレゼントをすることで、相手にいつも貸しを作った状態でいたいと思っている人です。
借りを作るのは大嫌いで、負けず嫌いな性格です。
他人よりも常に少しだけ優位な位置にいたいと考えているため、プレゼントのお返しをもらっても、またすぐにそのお返しとしてプレゼントを渡します。
【プレゼントするのが好きな人の心理⑥】コントロールしたい
プレゼントをすることで、相手のことをコントロールしようとしている人です。
高価な物や相手が手に入れられないような物をプレゼントすることで、相手よりも優位に立ち、マウントを取ろうとする支配欲の強い人です。
物やお金で人を釣ろうとするクセがあり、プライドが高い反面、劣等感も強い傾向があります。
【プレゼントするのが好きな人の心理⑦】コミュニケーションをとりたい
プレゼントをすることで、その相手とコミュニケーションをとろうとしている人です。
会話や表現などのコミュニケーションが上手でないため、プレゼントをすることで人と関わり、自分に興味を惹きつけようとします。
会話のきっかけなどとしてプレゼントを利用しています。
コミュニケーション能力がなく、自分に自信もない人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、相手にプレゼント贈る時どんな気持ちで贈っているのか、また、プレゼントをもらった時相手がどんな気持ちを持っているのか、考えるようにしてみましょう。
そのプレゼントに隠された心理が見つかるかもしれません。
ひょっとして自分本位なプレゼントになっていませんか!?「プレゼントするのが好きな人」が注意するべき「3つのポイント」とは!?
自分も相手も素直に喜べるプレゼントがベスト
誰かにプレゼントをすること自体は、決して悪いことではありません。
しかし、相手との関係性にそぐわない頻度や価値のプレゼントを贈ったり、過度な期待を乗せてプレゼントを贈ったりするのは、あまり良い行為だとは言えません。
自分も相手も素直に喜べるプレゼントの贈り合いができるように、以下の注意点をチェックしていきましょう。
【プレゼントする際の注意点①】プレゼントはあげすぎない
事あるたびにプレゼントをする人がいますが、これはもらった相手からすると負担に感じてしまうこともあります。
あげる方は勝手に満足しているのでしょうが、もらう側の気持ちも考えて、プレゼントの頻度は特別な間柄でない限り、多くても年に数回程度にしましょう。
【プレゼントする際の注意点②】自分があげたい物ばかりをあげない
自分が気に入っている物や、相手に使ってほしい物ばかりをプレゼントする人がいます。
気持ちはわかりますが、もらった側はそれをもらって本当に喜んでいるでしょうか。
プレゼントをする際は、自分があげたい物ばかりでなく、相手が求めている物、使えそうな物を選びましょう。
【プレゼントする際の注意点③】お返しは期待しない
どうしても誕生日プレゼントやバレンタインチョコなどを贈ると、お返しを期待してしまう気持ちはあると思います。
しかし、お返しをもらうためにプレゼントをするのなら、プレゼントなどしない方が良いでしょう。
大体は日頃の感謝などを込めてプレゼントをしているわけですから、そのお返しは本来あってもなくてもどちらでも構わないのです。
「あの人はお返しをくれたのに、あの人はくれなかった…」などと見返りで人を区別するのもやめましょう。
お返しまでセットで考えず、プレゼントをあげた時点で忘れるくらいの気持ちでいましょう。
【まとめ】プレゼントとは「物を贈る」ではなく「気持ちを贈る」!!大切なことは「どれだけ気持ちを込められるか」ということ! !
プレゼントするのが好きなのは、ひょっとして自信のなさからかも!?
プレゼントする際に、褒めてもらって承認欲求を満たそうとしたり、相手を支配したいという支配欲を持ったりしていませんか?
プレゼントを利用して、自分の自信のなさを隠したり補ったりしてはいないでしょうか。
プレゼントするのが好きな人は、自己肯定感の低い人や劣等感の強い人に多い傾向があります。
また、コミュニケーションスキルの低い人にも多く見られます。
プレゼントに頼らない人間関係を築いていくためには、自分に自信をつけたり劣等感を克服したり、またコミュニケーションスキルを向上させたりしていくことがとても有効です。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて、認知の歪みを改善したり、メンタルトレーニングをしたりしていくと良いでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりして、コミュニケーションスキルの向上を図るのもおすすめです。
物やお金などで人の気を引こうとするのではなく、ありのままの自分を相手に表現して良い人間関係を築いていけるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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