カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに考えない人はいませんか?
またはあなた自身、考えない人ではありませんか?
事あるごとに何でも人に聞いてきたり、言われた通りにしかやらなかったりと、自分で考えることをしない人があなたの身近にもいるのではないでしょうか。
そんな人がそばにいると、仕事ははかどらないしイライラして扱いに困ってしまいますね。
ちょっと考えればわかることなのに…というようなことも、考えない人はうまくこなすことができません。
考えない人はなぜ、考えないのでしょうか。
その心理、気になりませんか?
今回は考えない人の心理や、対処法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、男女を問わず物事を深く考えず軽い感じで行動するような「考えない人」って沢山いるよね。もちろん本人としては、今まで何の問題もなく生きてこられた訳だから、そこに対しては何も感じていないと思うけど、考えないで行動することで周りの人に大きな悪影響を与えているケースも多いみたい。そんな「考えない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「考えない人」がいる場合はどうすれば良いのかな?
今回は「考えない人」に共通する「7つの心理」や「3つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「考えない人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はものごとを考えない方だ(周りが助けてくれる、考えるのが正直言って苦手、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、考えない人がいる(ただの自立してない大人、ガチで関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「考えない人」ではありませんか?
人は動物の中でも、優れた考える力を持っています。
感情をある程度コントロールでき、冷静に状況を判断する力があります。
ところが、世の中にはびっくりするほど物事を考えていないと思える人がいます。
仕事でもプライベートでも遭遇することはありますが、特に職場で考えない人がいるとどうしても業務が滞ったり、普段は起こらないようなミスが起こったりします。
- 「そのくらいは自分で考えようよ…」
- 「そんなこといちいち聞かなくてもちょっと考えればわかるだろうに…」
なんて、心の中でつぶやいている人もいるのではないでしょうか。
では、考えない人はなぜ考えないのか。
原因は多くの場合、子どもの頃にあるといえます。
例えば、親が過干渉だったりよく否定してきたりするような育てられ方をした場合、本人は考えるという作業をしなくなってしまうのです。
- 「考えなくても周りが何とかしてくれる」
- 「考えたところでどうせ否定されるんだから、もう諦めた」
そんな環境だったのかもしれません。
ですから、本人だけが悪いわけではないのでしょう。
しかし、そばにいる身としては頭を悩ませてしまいます。
以下に、考えない人の心理を詳しく説明していきます。
あなたのそばにいる考えない人は、どんなパターンの考えない人なのかを知って、上手に付き合っていく方法を見つけ出しましょう。
「自分の意思がない」「向上心がない」「正しいと思っている」!?「考えない人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「考えない人の心理」
それでは、考えない人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【考えない人の心理①】考えをまとめられない
自分は考えるのが苦手だという自覚がある人です。
そのため、自分なりに一生懸命考えようとはするのですが、冷静に物事を順序立てて、一つ一つ考えることがなかなかできません。
考えがまとまらずすぐに混乱してしまうので、結局人に頼らざるを得なくなっています。
【考えない人の心理②】責任を取りたくない
自分で考えたことをした結果、責任を取る羽目にはなりたくないと思っている人です。
考えることができない人ではないのですが、失敗したり責任を負わされたりすることは嫌なので、考えないことにしています。
言われたままにすれば、自分のせいにはならないと思っているので、自分で考えることはしません。
【考えない人の心理③】自分の意思がない
自分はこうしたい、こうなりたい、というような意思を持っていない人です。
意思や欲求がないため、自分で考えて行動するという意欲もありません。
自分に自信もなく、人に従った方が正しい方へ進むだろうと思っています。
頼れる誰かのそばにいたいといつも思っています。
【考えない人の心理④】向上心がない
向上心がないため、言われたことだけ、そのままこなせばそれでいいと思っている人です。
自分で考えるのは面倒だし、言われた以上のことをやるのも損した気分になります。
その場を切り抜けられればそれでいいと思っているので、必要以上のことは考えようとしません。
【考えない人の心理⑤】一つのことに集中してしまう
指示されたことや今やらなければいけないことがあると、そのことだけにしか意識が向かなくなってしまう人です。
そのため、他のことには考えが及ばず、複合的に考えることなどができません。
真面目な性格ではあるのですが、色々と不器用な人です。
【考えない人の心理⑥】感情で動いている
行動を起こす際に、深く考える前にその場の感情や衝動で動いてしまう人です。
理性や冷静さが低く、感情のコントロールが苦手です。
その時はその行動が最善だと思い込んでいるので、疑いもせず行動を続けてしまいます。
ただし、指摘されたり後で冷静になったりした時に、後悔していることも少なくないでしょう。
【考えない人の心理⑦】正しいと思っている
自分は正しい、常識のある人間だと思っている人です。
自分に根拠のない自信を持っているため、自分の行動に疑いがありません。
自分の行動はいつも正しいと思っているため、深く考えずに思ったままの行動をしてしまっています。
人から指摘されても、なかなか間違いを認めようとしません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分がどの程度状況を把握したり客観視したりできるのか、考えてみましょう。
自分が思っているほどはできていないことがほとんどです。
常に周りの状況をよく見て、色々な角度から物事をとらえることができるように、最初はゆっくりでもいいですから考える訓練をしていきましょう。
「考えない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?良好な対人関係に必要なコミュニケーションスキルも身に付く「3つの対処法」を徹底解説!!
「考えない人」に対して実践して欲しい「3つの対処法」とは?
それでは続いて、考えない人への対処法を3つ説明していきます。
【考えない人への対処法①】質問を投げかける
考えない人には極力考える訓練をさせましょう。
「~についてだけど、どう思う?」と意見を尋ねたり、ミスをした時に「同じ間違いをしないためにはどうすればいいかな?」と改善策を尋ねたりして、考えさせましょう。
その際には、相手に圧をかけないように注意してください。
緊張させず、冷静に考えられる空間を作る必要があります。
また、たとえ少々時間がかかったとしても、答えが出るまで待ってあげることもポイントです。
【考えない人への対処法②】考える必要のない仕事を与える
考えない人の中には、意欲のない人もいますし、個人の特性で複数のことを同時に考えられない人もいます。
そのような人に難しい複雑な仕事を与えても、良い出来にはならないでしょう。
ですから、その人ができる仕事を割り振ってあげるという手段もあります。
苦手なことを無理に押し付けるのではなく、その人がその人の力でできることをやってもらうというのも、方法の一つです。
深く考えなくてもこなせるような単純作業などを任せれば、しっかり取り組んでくれることでしょう。
【考えない人への対処法③】カウンセリングを受けることをすすめる
考えない人の中には、何か大きな悩みやストレスを抱えているせいで考える力が低下している場合もあります。
また、子ども時代の育てられ方により、考えない人になってしまったケースもあります。
そして、本人も気づいていない発達障害を持っていることもあります。
なんにせよ、そうなっている理由があるはずです。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、その原因を突きとめ改善していくことができます。
心理テストを受けて自分を見つめ直したり、カウンセリングの中で認知の歪みを修正していったりすることで、考えるクセがつくようになります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをすすめてみるのも、方法の一つです。
【まとめ】「考えない人」を「理解して効率的に対応できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「問題を冷静に受け入れる」こと!!
困っている人や悩んでいる人を、良い方向、正しい方向に導いてあげられる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな対処法はありましたか?
周りに考えない人がいて困っているという人も多いと思いますが、中には自分が考えられない人で困っているという人もいると思います。
自分に自覚があったり、人からそのような指摘を受けたことがあったりする人は、一人で抱え込まずに専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングを受けることで、自分と向き合う時間が増えて結果的に考える習慣もついてきます。
また、臨機応変に対応する力も今より身に着くでしょう。
自分をより深く知ることで自信がつき、自分の意見を言えるようにもなります。
人は考えることができる生き物です。
今からでも全然遅くありません。
考える習慣を身に着けて、仕事も人間関係も効率よく円滑にまわしていけるようになりましょう。
そして、人からの信用を獲得するのです。
時には人に頼ることも必要ですが、自分で考え自分で行動できるようになれば、今よりももっと生きやすくなります。
もっと自由に、もっと豊かに生きていけるように、たくさんのことを考えられる人になりましょう。
そして、人から信用・信頼される人になりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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