本音でぶつかり合えない女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに本音でぶつかり合えない人はいませんか?

またはあなた自身、本音でぶつかり合えない人ではありませんか?

 

家族でも恋人でも友人でも、嫌なことをされた時や大事な場面などでは、話し合わねばならないことがあります。

 

心の中を包み隠さず、思っていることを伝えるのです。

しかし、本音でぶつかり合うことに苦手意識を持っている人もいます。

 

相手からすると本当のことを話してほしいのに、そのような人は素直に打ち明けることができません。

 

本音でぶつかり合えない人には、どんな心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は、本音でぶつかり合えない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

コハク♀コハク♀

たしかに世の中には、どんな場面でも自分の本当の意見や感情を隠しているような「本音でぶつかり合えない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、感情的になることで悪影響を与えたり、過去の経験から本音を言うことが良いことだとは思わないといった考え方も尊重されるべきことだと思うけど、中には本音で語り合う必要がある場面でも、常にオブラートに包んだような言動をするケースも多いみたい。そんな「本音でぶつかり合えない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「本音でぶつかり合えない自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

リク♂リク♂

今回は「本音でぶつかり合えない人」に共通する「7つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「本音でぶつかり合えない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は本音でぶつかり合えないことが多いかも(世の中は本音と建前で成り立っている、人に指摘されたことがある、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、本音でぶつかり合えない人がいる(ガチで面倒でしかない、仕事もプライベートも関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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人との関係が深まれば深まるほど、話し合っていく必要のあることはたくさん出てきます。

 

家族や恋人など同じ時間、同じ空間を共有する人であれば、気持ちを伝えあって心地よい関係にしていくことは大切なことですし、仕事仲間であっても効率や居心地の良さを上げていくために話し合わなければならない場面があるでしょう。

 

しかし、中には本音でぶつかり合うことを苦手とする人たちもいます。

 

当カウンセリングルームにも、本音でぶつかり合うことができないで悩んでいる人の相談が多く寄せられています。

  • 「夫に自分の気持ちをわかってもらいたいのに、上手く伝えることができなくて相手を怒らせてしまう。」
  • 「彼女に本音を伝えたいのに、嫌われるのが怖くて言いなりになってしまう」

 

また、相手が本音でぶつかってくれないことで悩んでいるという相談もあります。

  • 「本音を聞きたいのに、相談の場を設けても部下が表面上のことしか話してくれない。」
  • 「子どもの本当の気持ちを知りたいのに、聞いても打ち明けてくれないから自分がいつもつい感情的になってしまう。」

上辺だけで関わっていても、その関係は上手くはいきません。

本音を出せない人も本当はそれをわかっているかもしれません。

 

しかし、本音を出せないのにはきっと理由があるのです。

以下に本音でぶつかり合えない人の心理を詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。

 

 

「嫌われたくない」「傷つけたくない」「考えがまとまらない」!?「本音でぶつかり合えない人」に共通する「7つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで発見「本音でぶつかり合えない人の心理」

それでは、本音でぶつかり合えない人の心理を7つ説明していきます。

この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①嫌われたくない

人から嫌われたり変に思われたりすることにとても敏感な人です。

 

人から嫌われることは誰にとっても喜ばしいことではありませんが、このような人は些細なことでも相手から嫌われてしまうのではないかと不安に感じてしまいます。

 

人から嫌われないようにするために言いたいことも言えず、気持ちを抑え込んでしまいます。

 

②諦めている

自分のことを相手にわかってもらうことを諦めてしまっている人です。

 

相手に自分の気持ちを話したところで相手はきっとわかってくれない、否定されてしまうと思い込んでいるので、自分の気持ちを話そうとしません。

 

色々なことに対して諦め感が強く挑戦心がありません。

人のことを信用していない人です。

 

③傷つけたくない

人を傷つけたくない、悲しませたくないと思っている人です。

 

自分の気持ちを本音のままに言ってしまったら、相手が傷つくかもしれないと思って口を閉ざしてしまいます。

 

優しい性格ではありますが、優しすぎるあまり相手はその気持ちに気付けず、距離を置かれてしまうこともあるでしょう。

 

本当は傷つけることで自分が傷つくのを防いでいる、傷つきやすい人です。

 

④反論されるのが怖い

自分の気持ちを伝えても、反論、反発されてしまうのではないかという不安から、本音を出せない人です。

 

本当は意見の出し合いだとしても、本人からすると否定や批判にとらえてしまうので、それに対して恐怖心を抱いています。

 

他人からの高圧的な態度や冷静な反応をされるのがとても苦手です。

 

⑤感情的になってしまう

本音で話そうとすると、つい感情が高ぶって泣いたり怒ったりしてしまいそうになる人です。

感受性豊かな人とも言えますが、自身の感情のコントロールが苦手な人です。

 

感情的になると建設的な話し合いができないので、口をつぐんでしまいます。

思いが強ければ強いほど感情的になり上手く伝えられません。

 

⑥気を回し過ぎている

相手の気持ちや場の雰囲気を考えすぎて、自分の気持ちを言えないでいる人です。

 

相手が嫌な思いをするかもしれない、空気が悪くなるかもしれないと考えて、本音でぶつかることができません。

 

気を回し過ぎて思いを伝えられず、いつも損な役回りをしていることが多いでしょう。

優しい性格なのですが、そのために人に流されてしまいやすいところがあります。

 

⑦考えがまとまらない

自分の気持ちを言語化したりまとめたりすることがとても苦手な人です。

思っていることや伝えたいことはあるのですが、それを相手に伝えることができないでいます。

 

自分の考えを頭の中で整理して外に出したり、気持ちを言葉に変換したりする作業にとても時間がかかります。

 

そのため、本音でぶつかることができないと思われてしまう人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人と大事な話をする時には話しやすい状況、空気感を作るところからまず始め、感情のコントロールを意識しながら話し合いをしていきましょう。

 

伝え方や話の聞き方で、相手の反応も大きく変わります。

少しでも本音を出し合えるような話し合いを目指しましょう。

 

 

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それでは続いて、本音でぶつかり合えない人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①冷静さを身につける

冷静さを基本とした、感情のコントロールが今よりもできるようになりましょう。

 

感受性が強いことはプラスに働くことも多いですが、話し合いの場面ではマイナスに働いてしまうこともあります。

 

アンガーマネジメントに取り組んだり、自分を客観視するトレーニングをしたりして、自分や他人の感情に振り回されないようにしていきましょう。

 

そうすることで、冷静に自分のことを見つけることができ、相手と建設的な話し合いができるようになります。

 

自分の思いを伝える際にも、相手に今よりも上手く伝えられるでしょう。

 

②信頼関係を築く

本音でぶつかり合うには、ある程度の信頼関係が必要だと思われます。

 

ですから、本音でぶつかり合う相手、つまり大切な人とはちょっとやそっとのことでは壊れない信頼関係を築いていきましょう。

 

日頃からの気遣いをし、感謝と謝罪の言葉は忘れずに伝えあう。

そして、相手を信じる心も必要です。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることで、今よりも相手との心の距離が縮まるコミュニケーションスキルを学ぶことができます。

 

言葉やしぐさなどの表現も、改善していくことができるでしょう。

 

③カウンセリングを受ける

本音でぶつかり合えない人の多くは、幼少期の育てられ方や環境などが原因でそのようになっています。

 

育成者から押さえつけられて育ってきたり、わがままを言えないような環境で育ったり、友人関係で大きなトラブルがあったりしたせいで、それがインナーチャイルドやトラウマになってしまっている可能性があります。

 

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、そのインナーチャイルドやトラウマを払拭し、自分の気持ちのありのままを人に表現することができるようになります。

 

自分だけではインナーチャイルドやトラウマからはなかなか抜け出せないので、カウンセリングでカウンセラーの力を借りて卒業していくことをおすすめします。

 

 

【まとめ】「本音でぶつかり合えない人」から「本音で冷静に話し合いができる人」へ!大切なことは「コミュニケーションスキルを身に付ける」ことと「必要なサポートを受ける」こと!!

自分自身を変えるために、自分に合ったサポートを受けてことも選択肢の一つとして考えてみましょう!

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

家族でも恋人でも友人でも同僚でも、合わせる場面、尊重する場面もあれば、本音でぶつかり合わなければならない場面もあります。

 

嫌われたくない、傷つけたくない、どうせわかってくれない、、、と思ってしまう気持ちもわかりますが、そうならないための伝え方は必ずあります。

 

伝え方や聞き方を学んだり、自身の認知の歪みを改善したり、感情のコントロールをできるようにしたりしていくことで、今よりも良い人間関係は必ず手に入ります。

 

お互いをわかり合うために、少しずつ自分を表現していきませんか?

あなたの大切な人なら、あなたのことをわかってくれます。

 

人を信じて、自分の気持ちを打ち明けていきましょう。

伝えてよかったときっと思えるはずです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コハク♀コハク♀

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リク♂リク♂

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