カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに自虐的な人はいませんか?
またはあなた自身、自虐的な人ではありませんか?
- 「私なんてブスだから全然モテたことがない」
- 「貧乏過ぎて、もやししか食べてないよ」
- 「俺バカだから仕事もろくにできない」
なんて自虐的な発言をすることが多い人っていると思います。
聞いている側はもちろん、「そんなことないでしょ!」「えー!?」なんて反応をすると思いますが、毎度そんな自虐的な発言が続くとウンザリしてしまいますよね。
一体本人は何を求めているのか気になりませんか?
自虐的な人には、どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、自虐的な人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、自分のマイナス面を笑いに変えるような「自虐的な人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん話題の繋がりとしては、楽しい雰囲気作りの一面もあるのかも知れないけど、結局はネガティブな話題を聞かされる側としてはストレスを感じてしまうケースも多いみたい。そんな「自虐的な人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「自虐的な発言をしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「自虐的な人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「自虐的な人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は自虐的なことを言ってしまうことがある(無意識で自虐ネタを出してしまう、本当は言わない方が良いことは分かっている、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、自虐的な人がいる(ガチでストレスや疲労の原因、面倒で残念な人でしかない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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身近にいると疲れる自虐的な人!あなたは「自虐的な人」ではありませんか?
どんなコミュニティの場にも、一人くらいはいる自虐的な人。
お笑い芸人のように面白おかしく雰囲気を和ませてくれる自虐ネタなら問題ないのですが、自虐的な発言をして周りの反応が悪いと不機嫌になる自分勝手な人も少なくありません。
当カウンセリングルームにも、
- 「職場に自虐的な発言ばかりする上司がいて面倒くさい」
- 「友達が自虐ネタばかりをよく言うけれど、何がしたいのかわからない」
- 「彼が自虐的な発言をするのが痛々しくて、聞いているのがつらい」
などの相談が寄せられることはあります。
本人は深く考えずに発言しているのかもしれませんが、聞いている側からすると気を配らないといけないのでストレスが溜まります。
本当に謙遜をして自虐的な発言になっている場合もありますが、自虐的な発言の多い人の場合はほとんどが謙遜で言っているわけではないでしょう。
その奥に隠れた心理があるのです。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「面白がらせたい」「自慢したい」「自覚しているアピール」!?「自虐的な人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「自虐的な人の心理」
それでは、自虐的な人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①否定してもらいたい
自虐的な発言をあえてすることで、相手から「そんなことないよ」と否定してもらいたがっている人です。
本人は、本当は発言したように思っているわけではなく、相手から逆のことを言ってもらいたいがために言っています。
「ブスだから」「そんなことないよ、かわいいよ」などと、褒めてもらうために自虐的な発言をしています。
②面白がらせたい
自虐的な発言をして、相手を楽しませたい、面白がらせたいと思っている人です。
自分が恥をかいたとしても周りが盛り上がればいいと思っていますが、あまり空気を読むのが上手でない人です。
自己犠牲的な側面がありますが、周りからすると少々痛々しくも思えてしまいます。
沈黙や笑いのない空間が苦手な、少々気を回し過ぎる臆病な人です。
③自慢したい
自虐的な発言をしているようで、自慢しようとしている人です。
思ってもいないこと、実際には違うことを言って注目をその部分に集めようとしています。
そのままを伝えて自慢するのは気が引けるけれど黙ってはいられないので、自虐を装ってアピールしています。
「金もないのに外車買っちゃったんだよね」などと、自慢話のきっかけを作っています。
④ハードルを下げたい
自虐的な発言をすることで、自分のハードルや評価を下げようとしている人です。
相手から期待されたくないので、わざと自分を低く表現します。
人と比べられて劣っていると思われないようにだったり、できないことへの理由作りだったりで自虐的な発言をしています。
自分に甘い性格の人です。
⑤自覚しているアピール
自虐的な発言をすることで、自分はそのことを自覚している、認識しているとアピールしている人です。
自分で既にわかっているから指摘しないでほしい、許してほしいと思っています。
「自分バカなんで」「私デブだから」などと先に言っておいて、それ以上責められないようにしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、気づかぬうちに自虐的な発言をしていることがないか思い返してみましょう。
また、できないことへの言い訳として使っていないかも考えてみてください。
自虐発言をして努力を怠ったり、開き直ったりすることのないように気をつけましょう。
「自虐的な発言をしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自分の中にあるネガティブ思考を見直してユーモアで魅力的な人になるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自虐的な人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、自虐的な人のための改善方法を3つ説明していきます。
①人と比べない
自虐的な発言の多い人は、まず人と比べるクセをやめましょう。
「私なんて」「自分なんか」などと人と比べてばかりいても何も変わりません。
他人と比較するのではなく、過去の自分と比べてどうかだったり、努力して変わったところを見つめたりして成長していきましょう。
②相手がどう感じるか考える
「私なんて」「自分なんか」などの話をしても、相手は面白くありません。
むしろその後、「そんなことないよ!」などと励まさなくてはいけませんから大変です。
自虐的な発言をすることで、相手がどう感じるか考えてください。
相手がもっと楽しめるような話を見つけましょう。
③カウンセリングを受ける
自虐的な発言の多い人には、自分にも他人にもプラスに働かない心理や性格傾向があるといえます。
強すぎる承認欲求、高すぎるプライド、過剰な自己防衛、強い劣等感、低い自己肯定感など、色々あります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすることで、それらを改善していくことができます。
人間関係のコツなどを学びながら、カウンセリングで自分の心と向き合っていきましょう。
自分で自分を認め、ポジティブな思考を身につけられれば、あえて自虐的な発言をしなくとも上手に自分を表現できるようになります。
【まとめ】「自虐的な人」から「自愛できる人」へ!大切なことは「ネガティブ思考をポジティブ思考に置き換える」ことと「必要なサポートを受ける」こと!!
自分を落として話す自虐ではなく、自分も相手も褒める肯定的な生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
時には自虐的な発言をすることで場を和ませることができたり、面白い人だと思ってもらえたりすることもあります。
しかし、頻繁に自虐的な発言をしていると周りからは面倒な人だと思われて、距離を置かれてしまうかもしれません。
そうなる前に、自分が変わっていく必要があります。
ただ話の内容を変えるだけでなく、できることなら物事のとらえ方や自分との向き合い方も変えていってもらいたいところです。
自分で自分を陥れなくとも、心の不安がなくなるように変わっていってください。
自分も相手も、楽しく和やかに過ごせる会話ができるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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