代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに女性のASDの人はいますか?
それともあなたが、女性ASDの人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「妻と話をしていると話が全く通じない、なぜ?どうしたらいい?教えてほしい」
- 「同僚の1人が何度言っても、同じ失敗を繰り返す、仕事が進まないストレスで寝られない」
- 「妻のとんちんかんについていけない、離婚したい」
このような相談が多数あります。
そこで今回は、女性ASDの人について書かせていただきます。
あなたが女性ASDの人だったり、周りに女性ASDの人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。
たしかに世の中には、ものごとに対するこだわりや深い知識といった素晴らしい才能を持っている一方で、社会生活や人間関係といったコミュニケーションを苦手と感じているような「女性ASDの人」っているよね。本人としては、周りに気づかれないようにしていても「周囲と異なる考え方」「他人の感情理解」「社会に対する適応」などといった悩みを抱えて苦しんでいるケースも多いみたい。そんな「女性ASDの人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「女性ASDの自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「女性ASDの人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「女性ASDの人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は女性ASDの人だと思う(結構生きづらい人生を歩んできた、周りの人とは違うと感じている、今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、女性ASDの人がいる(会話が噛み合わずストレスになっている、ガチで関わりたくない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「普通の女性を演じる主演女優」「人や人間関係に興味なし」「実は女子トーク、女子会が苦手」!?「女性ASDの人」とはいったいどんな人!?
あなたはどうですか?ひょっとして「女性ASDの人」ではありませんか?
まずはASDとは何かを説明します。
ASDは自閉症スペクトラム症で、人とのコミュニケーションが苦手で、物事に強いこだわりがあるといった特徴をもつ発達障害の1つです。(別名、自閉症、自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障害)
人は相手の言葉や言葉以外の非言語、表情や視線、身振り手振りなどから相手の考えていることを読み取ったり、自分の考えを伝えたりすることができます。
しかし、女性ASDの人は伝えたり読み取ったりすることがうまくできません。
人にあまり興味がなく、人間関係を作っていくことが苦手だと言われこだわりが強く融通がきかない。
空気が読めなく、周りに合わせることが苦手なようです。
対人面でのトラブルになってしまうことが多々あるようです。
今回はASDの方の中でも、とくに「女性」に多いと言われていることを紹介していきたいと思います。
あなたが女性ASDの人だったり、周りに女性ASDの人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「社会的な適応の困難」「コミュニケーションが苦手」「マスキング」!?「女性ASDの人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「女性ASDの人の心理」
それでは、女性ASDの人の特徴を書かせていただきます。
【女性ASDの人の特徴①】社会的な適応の困難
女性ASDの人の特徴として、社会的な適応の困難があると言われています。
社会的な状況や人間関係に対する理解や適応が難しい場合があります。
コミュニケーションや非言語なサインの理解において困難を抱えることがあります。
【女性ASDの人の特徴②】強い関心
女性ASDの人の特徴として、強い関心があると言われています。
特定のトピックに対して強い関心を持ち、そのトピックについて熱心に学び、話すことがあります。
これはしばしば狭い興味範囲として表れます。
【女性ASDの人の特徴③】感覚過敏や過敏性
女性ASDの人の特徴として、感覚過敏や過敏性があると言われています。
音や光、触覚などの感覚刺激に対して過敏であることがあります。
あるいは、逆に感覚欠損がある場合もあります。
【女性ASDの人の特徴④】感情のコントロールができない
女性ASDの人の特徴として、感情のコントロールができないと言われています。
自分と他人の感情を理解し、適切に処理することが難しいようです。
怒っていることも本人的にはよくわかっていない場合があると言われています。
【女性ASDの人の特徴⑤】コミュニケーションが苦手
女性ASDの人の特徴として、コミュニケーションが苦手だと言われています。
目の動き、顔の表情、ジェスチャーなどの非言語を読み取ることができないため、周りを脅かせることがあります。
全般的にコミュニケーション能力が低く、特徴的な違いが見られることがあります。
【女性ASDの人の特徴⑥】疲れやストレスに弱い
女性ASDの人の特徴として、疲れやストレスに弱いと言われています。
日常生活での刺激や社会的な相互作用によって疲れやストレスを感じやすいことがあります。
【女性ASDの人の特徴⑦】期待に従うことが難しい
女性ASDの人の特徴として、期待に従うことが難しいと言われています。
社会的なルールなどに従うことが難しく、友情や恋愛関係の維持が難しいことがあります。
【女性ASDの人の特徴⑧】雑談が苦手
女性ASDの人の特徴として、雑談が苦手だと言われています。
雑談はテーマを決めずに行う世間話になります、一定の流れで話の内容が変わることについていけず、結局、黙って聞いているしかなくなってしまいます。
【女性ASDの人の特徴⑨】マスキング
女性ASDの人の特徴として、マスキングがあると言われています。
外部との社会的なやり取りで自分自身を適応させるために、他の人が受け入れやすい振る舞いやコミュニケーションスタイルを模倣することがあります。
これによりASDの特徴を隠すことができますが、それが疲れやストレスを引き起こすことがあるようです。
いかがでしたか?
女性ASDの人の8個の特徴を書かせていただきました。
少しは理解できましたか?
ASDは一般的には男性の方が目立つ傾向にあり、女性の方が目立ちにくいとされています。
そのため、女性の場合はコミュニケーションが多い学生時代では周りから見ると、個性的として捉えられてしまうことが多いようです。
集団の中で浮いてしまう自分を周りに合わせようと必死になるため、ストレスがたまり、目立たないように行動するようになるようです。
学生の間は何とか自分の責任で済みますが、社会に出ると色々な問題が個性の一言では済まなくなります。
ASDの人は汲み取る力が弱いので、周りの当たり前のことに合わせることができません。
「できない人」というレッテルを貼られてしまうこともあります。
会社で働くこと、社会生活の生きづらさを感じてしまいます。
「女性ASDの自分」を卒業するにはどうすれば良い!?生きづらい自分を捨てポジティブな自分を手に入れるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「女性ASDの人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは!?
もし、自分の周りにASDの人がいた場合はどうしたらよいのか?
障害特性上、どうしてもシングルフォーカスになってしまう場合が多くなります。
他者の視点で考えることができませんので、自分の視点だけで物事を解釈してしまうことが多々あります。
そのため、周りの人は直ぐに答えを求めるのではなく、場面を変えたり、思考を一度リセットさせる時間を与えたりするようにしてあげることが良いと思います。
また、ハイコントラスト思考(白黒思考)なので極端な思考になることや、中間のグレーゾーンの認識ができないこともありますので、それを踏まえて周りの人が気遣ってあげないといけません。
自分ができるからすごいではなく、できない人をできるように指導してあげるのも素晴らしい仕事だと思います。
ただし、自分はASDだから仕方ないというなげやりで接してこられても周りが迷惑をしてしまいますから、そこは甘えすぎることなく、少しずつでも身につけていくことをオススメします。
そこで、女性ASDの人の改善方法を書かせていただきますので、自分にあった改善方法で女性ASDの人を少しずつ変われるようにしていただくことをオススメします。
それでは、女性ASDの人の改善方法を書かせていただきます。
【女性ASDの人の改善方法①】カウンセリングを受ける
女性ASDの人の改善方法として、カウンセリングを受けることが良いと言われています。
ASDの人の場合、専門家の支援を受けることが重要です。
その人なりの個々のニーズに合わせたサポートや戦略を提供できるからです。
ASDの症状に対処するための認知行動療法が有効です。
具体的な状況や課題に焦点を当て、ポジティブな変化をもたらすためのスキルを教えてもらい身につけていきます。
【女性ASDの人の改善方法②】コミュニケーションセミナーに参加
女性ASDの人の改善方法として、コミュニケーションセミナーに参加することが良いと言われています。
社会的スキルやコミュニケーション能力を向上させるためのトレーニングプログラムに参加することが改善の近道になります。
同じ人ばかりで話すのではなく、グループセッションなどを積極的にすることが刺激になり勉強になります。
人が話しているのをよく聴き、このような時はこのように答えるということを学んでいきます。
コミュニケーションはスキルさえわかってしまえば、それほど難しくはありません。
【女性ASDの人の改善方法③】心理学セミナーに参加
女性ASDの人の改善方法として、心理学セミナーに参加することが良いと言われています。
ASDの人は感情のコントロールが苦手なため、アンガーコントロールを学んだり、自己肯定感を学んだりすることで自信が持てるようになります。
思考のトレーニングもできますから、大きな効果が期待できます。
これらの方法は日常生活でより満足度の高い生活を送るために役立ち、個々のニーズや状況に応じて、さまざまなアプローチが適用されます。
【まとめ】「女性ASDの人」を理解して「自分の人生を楽しめる人」へ!大切なことは「自分を受け入れること」と「必要なサポートを受ける」こと!!
ASDは人間の多様性を表すひとつの個性!自分を愛し、受け入れ、人と比べず、ポジティブな生き方していきませんか?
女性ASDの人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
女性ASDの人は自己理解と受容、自分自身のASDを理解し、受け入れることが大切です。
自己理解を深めることで、自分の強みや課題を認識し、適切に対処することができます。
自分がASDだからといって、嘆き悲しまないでください。
少し苦手なものが多いだけです。
それをそのままでいれば、周りから相手にされなくなってしまいますが、少しずつでも改善していこうと思う気持ちがあれば、身につけていけます。
あなたの頑張りだと思います。
できないことは素直にできないと伝え、教えてもらうことが大切になります。
わかったふりをしても何もプラスになることはありません。
自分には助けてくれる人がいるということを信じ、頑張ってほしいと思います。
あなたならできると思います。
自分の才能を信じ頑張ってください。
今回書いたブログ、女性ASDの人の人生が変わるキッカケになれれば嬉しいです。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ
まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!
ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!