学歴で判断する女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに学歴で判断する人はいませんか?

またはあなた自身、学歴で判断する人ではありませんか?

 

人付き合いの中で相手の情報を知ることは、関係を深めるのにとても役立ちます。

出身地や職業などを聞いて会話が広がることはよくあります。

 

その中で、学歴や出身大学を聞いてくる人もいます。

 

単なる話題の一つとして質問するのなら問題ないのでしょうが、それを聞くことで相手を判断しようとする人もいます。

 

そんな学歴で判断する人にはどのような心理が潜んでいるのか、気になりませんか?

今回は、学歴で判断する人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、「初対面の会話で学歴を聞く」「出身校の話題を頻繁に出す」「自分より低学歴の人に対して批判的」といったような思考を持っている「学歴で判断する人」って男女を問わずたくさん存在しているわよね。もちろん学歴は現代においても重要な指標だし、スキルや経験、人間性など多様な基準で人を見るものだけど、中には近代国家を目指した明治時代の頃のような「学歴のみ重視した考え方」を持っているケースも多いみたい。そんな「学歴で判断する人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「学歴で判断してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

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今回は「学歴で判断する人」に共通する「5つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「学歴で判断する人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は学歴で判断する方だ(学歴絶対主義、学歴は社会的ステータス、今の自分の考え方を改善したい)」という人や、「身近に、学歴で判断する人がいる(今の時代に合わない古い考えでしかない、過去の栄光に一生浸っている残念な人、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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人の学歴が気になる人は沢山いる事実!?あなたは「学歴で判断する人」ではありませんか?

相手を知る上で、色々質問することはあると思います。

 

出身地や職業、兄弟構成や趣味などを聞くことで、話題が広がったり共通点が見つかったりして関係を深めることができます。

 

そんな質問の中には学歴に関する内容もあるかもしれません。

最終学歴や出身校、学んだ分野など、あなたも聞かれたことはあると思います。

 

悪意のない人はそれらを聞くことで、通っていた地域についてや学んだ知識について話して盛り上げることができるでしょう。

 

ただ、中には学歴で人を判断するクセがついていて、最終学歴や学校の名前を聞いたとたん、手のひらを返したように態度が横柄になったり、逆に低姿勢になったりするような人もいます。

 

当カウンセリングルームでも、そんな学歴で判断する人に関する相談は寄せられます。

  • 「自分の親が友人や知り合いの話をするたびに、どこの大学かを聞く人でうんざりする。」
  • 「婚活をしているが、相手の学歴を気にし過ぎてしまって全然上手くいかない。」
  • 「職場に新しい社員が入ってくるとどこの大学か気になってしまう。自分より下の大学だとわかると安心する。」

相談内容は他者な場合もありますし、自分自身な場合もあります。

 

学歴で判断すること、されることによって、悩んでいる人はとても多いです。

以下に学歴で判断する人について詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。

 

 

「他に誇れるものがない」「今の自分に不満を感じている」「順位付けしたい」!?「学歴で判断する人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「学歴で判断する人の心理」

それでは、学歴で判断する人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①自分を褒めたい

相手に学歴を聞いて自分より下だということがわかると、自分はあの時頑張ったんだ…と自分を褒める人です。

 

過去の栄光をいつまでも引きずっていて、あの時頑張っていた自分のことを何十年経っても褒め続けています。

 

普段周りから認められたり褒められたりすることが少ないので、自分で自分のことを褒めています。

 

②他に誇れるものがない

学歴以外に自分は誇れるものがないため、学歴に固執している人です。

 

例えば、周りよりも収入が低かったり目指した職業に就けていなかったり容姿に自信がなかったりして、学歴にこだわるしかなくなってしまっています。

 

学歴だけが周りに誇れて、周りに勝てる部分だと思っているので、そこで勝負しようとします。

 

③学歴を気にする環境で育った

学歴を気にするような環境で育った人です。

 

例えば、親や親せきが人の学歴を気にする人だったり、高学歴な一家だったり、学歴がないことを気にしていたりしたのかもしれません。

 

周りが人を馬鹿にしたり学歴だけで判断したりする環境だったため、その影響を受け本人も学歴で人を判断する人になってしまっています。

 

④今の自分に不満を感じている

今の自分に不満を感じているため、自分の高学歴に固執している人です。

 

今の収入や職業、役職、未婚であること、家族関係が上手くいっていないことなど、理由は様々ですが劣等感や人生が上手くいっていないことへの不満があります。

 

そのため、過去の栄光を引っ張り出してきて、自分は相手より優れていると自分に言い聞かせています。

 

⑤順位付けしたい

自分より上か下かで人を判断するクセがあり、その基準が学歴になっています。

自分がどの位置なのかを把握したうえで立ち回ろうとします。

 

自分より学歴が上の人には逆らわず敬意を表しますが、下の人にはマウントをとって馬鹿にした態度をとります。

 

学歴以外のところは見ようとしません。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、学歴以外でも表面的な部分や偏った価値観で人を判断しているところがないか、思い返してみてください。

 

人は一部分で判断することはできません。

 

また、自分の強い劣等感がある場合はその点を認識できると、認識できるだけでも少し人との関わり方が変わってくると思います。

 

 

「学歴で判断してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?多様性と価値観を理解し広い視野を身に付けるための「4つの改善方法」を徹底解説!!

「学歴で判断する人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは!?

それでは続いて、学歴で判断してしまう人のための改善方法を4つ説明していきます。

 

①色々な価値観を受け入れる

学歴も含めて、人には色々な価値観があります。

つまり、人によって大切にしている部分が違うということです。

 

偏差値の高い大学に入ることが自分の価値観につながる人もいれば、偏差値が低くともその学校に学びたい分野があったり先生がいたりした可能性があります。

 

また、学校では学べないような経験をしたかった人もいるでしょう。

 

色々な価値観、とらえ方があることを受け入れて、その人にはその人の人生があることを知りましょう。

 

自分の物差しだけで人を判断してはいけません。

 

②自分の苦手、できないことを認める

学歴に固執してしまうのは、自分に劣等感があるからです。

 

自分にできないことや苦手なことがあって、それを自分で認めたくなかったり他人に馬鹿にされたくなかったりするせいで、学歴にこだわってしまっているのかもしれません。

 

しかし、それらをきちんと自分で認め、自分よりも優れている人のことを素直に受け入れることができれば、学歴だけで判断するようなことはなくなるはずです。

 

③コミュニケーションスキルを磨く

学歴だけで判断してしまいやすい人は、コミュニケーションスキルの低い人に多いです。

 

人を上下でとらえたりするのではなく、良好な関係性でいるために、コミュニケーションスキルを磨いていきましょう。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりすることをおすすめします。

 

④カウンセリングを受ける

学歴で人を判断してしまう自覚がある人や、他人から指摘されたことのある人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

育った環境のせいで認知の歪みがあったり、強い劣等感や承認欲求を持っていたりする可能性があります。

 

現状に満足できていないせいでストレスが溜まっている人もいるでしょう。

 

カウンセラーがカウンセリングの中で、あなたが学歴で判断してしまう理由を見つけ出し、根本的な考え方から変えていってくれます。

 

学歴で人を判断してしまうところの他にも、生きづらさの原因になっているところをカウンセリングで改善することができるでしょう。

 

 

【まとめ】「学歴で判断する人」から「相手を人間性で判断できる人」へ!大切なことは「相手の人生を尊重する」ことと「認知の歪みを修正する」こと!!

すべての人が様々な才能を持っている!一人ひとりを尊重し自らも自信を持てる生き方してみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

学歴はないよりはあった方が、色々な面で生きやすいかもしれません。

高い学歴なら、それだけその人が頑張った証なわけですから賞賛されるべきところです。

 

しかし、学歴が高くないからといって、その人の価値が低いわけではありません。

学歴だけでは測れないその人の良さや優れた部分が必ずあります。

 

偏った価値観で人を判断するのは、とてももったいないことです。

一人一人のたくさんの良さを見つけられる視点を持った人になってください。

 

色々な価値観を受け入れ、学びに変えていってください。

それがあなたの大きな成長に繋がります。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

サクラ♀サクラ♀

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