代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに人を売る人はいますか?
それともあなたが人を売る人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「同僚が何かあると人の名前を出して、その人のせいにする。なぜ?」
- 「妻が、都合が悪くなると自分のせいにいて周りに言いふらす。」
- 「部下が、自分が悪いのに何かあると正当化しようとして私の名前を出す。ひどいと思いませんか?」
このような相談があります。
そこで、今回は人を売る人について書かせていただきます。
あなたが、人を売る人だったり、周りに人を売る人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら、読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には、「他人の弱みや秘密をすぐにバラす」「嫉妬心が強く注目されたい」「他人の不幸や失敗に快感を覚える」といったような歪んだ感覚を持っている「人を売る人」って男女を問わず一定数存在しているわよね。もちろん生きていれば問題や不具合は生じるし、ときには文句や言い訳をしたくなるのは仕方のないことだと思うけど、中には100%自分の都合の良いような発言や行動、裏切りばかりすることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「人を売る人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「人を売ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「人を売る人」に共通する「7つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「人を売る人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は人を売ってしまうことがある(緊急事態だから仕方ない、裏切りは趣味であり特技、人の不幸は蜜の味、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、人を売る人がいる(信用も信頼もまったくできないダメ人間、人生で関わっちゃいけない人ベスト3、考え方や感覚が理解できない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「自己利益至上主義」「他人の弱みや秘密はリーサルウェポン」「不安を背景とした強烈な支配欲求」!?なぜ人は「人を売る人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「人を売る人」ではありませんか?
人売るとは、人を裏切るという意味になります。
人は、都合が悪くなると、自分だけは助けりたいと思う時があります。
何も考えずに他人のせいにしてしまうのも、そのせいだと思います。
ただし、人のせいにしていては、問題解決になりません。
単にその場から逃げただけです。
子どもの頃ならまだしも、大人になってからもこのような真似をしている人がわりと多いのに少し驚きを隠せません。
素直に認めて謝罪をしたほうが、後々気分良く、周りからの評価も悪くならないのではないかと思いますが、それができない人が世の中にはいます。
なぜ、できないのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで、今回は、人を売る人について書かせていただきます。
あなたが、人を売る人だったり、周りに人を売る人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「利己的な行動を優先する」「自分の失敗や責任を認めない」「後先を考えず他人を犠牲にする」!?「人を売る人」に共通する「7つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「人を売る人の心理」
それでは、人を売る人の特徴を書かせていただきます。
①利己的な行動を優先する
人を売る人の特徴として、利己的な行動を優先すると言われています。
自己中心的で、自分の利益だけを重視するため、状況や他人の都合を考えずに行動します。
このため、他人が損をしたり、不利益を被っても、罪悪感を感じず、「自分が得をするのは当然だ」という考えを持っています。
周囲の人々からは「自己中」「身勝手」と思われがちで結果として孤立しやすい傾向があります。
②誠実さが欠如している
人を売る人の特徴として、誠実さが欠如していると言われています。
誠実さや忠実さに欠けるため、信頼関係を築くのが苦手です。
表面的には友好的に見えることもありますが、状況に応じて平気で態度を変え、他人を裏切ることはなんとも思いません。
約束を破ったり、言動に一貫性がないことが多く、「何を考えているかわからない」「信用できない」と思われやすく、他人からの信頼が低いです。
③他人の感情や意見を無視する
人を売る人の特徴として、他人の感情や意見を無視すると言われています。
他人の感情や意見に関心がなく、自分が正しいと信じ込んでいるため、他人がどんな思いをしているかに無関心です。
このため、人の気持ちや意見に寄り添わない冷酷さがあり、共感力の欠如が見られます。
結果的に対人関係で誤解や衝突が頻繫に発生し、周囲から「付き合いたくない人」として敬遠されることが多くなります。
④自分の失敗や責任を認めない
人を売る人の特徴として、自分の失敗や責任を認めないと言われています。
過ちや失敗があっても自分の責任を認めず、他人に責任転嫁する傾向があります。
これは、自分の過ちを認めることによって自尊心が傷つくのを恐れるためです。
また、責任を負いたくないことで、自分の立場を守りたいという心理も働いています。
こうした行動により、周囲から「責任感がない」「他人任せ」と評価され、信用を失います。
⑤嘘やごまかしを多用する
人を売る人の特徴として、噓やごまかしを多用すると言われています。
自分の利益を守るために、事実を曲げたり、話を誇張したりうることが日常的です。
自分の立場を守るため、または自分をよく見せるために事実を隠蔽するため、相手を誤解させることもあります。
しかし、こうした行動は他人からの信頼を失うだけでなく、最終的に自分にとっても不利益を招く可能性があります。
⑥他人の成果や努力を利用する
人を売る人の特徴として、他人の成果や努力を利用すると言われています。
他人の知識や成果を自分のもののように装い、自己の成功や評価を高めようとします。
他人が時間や労力をかけて得た成果やアイデアを利用することで、自分の評価を上げようとします。
こうした行為は周囲から「卑怯」「ずるい」と見なされ、一度こうした行動が露見すると信頼を回復するのは非常に難しくなります。
⑦後先を考えず他人を犠牲にする
人を売る人の特徴として、後先を考えず他人を犠牲にすると言われています。
自分の欲求や短期的な利益のために、他人を犠牲にする行動を平然ととります。
たとえば、自分の計画や利益のために他人を巻き込んだり、損失を押しつけたりすることがあります。
こうした行動は、他人の感情や将来を軽視するもので、長期的な信頼関係の構築に大きな悪影響を与えます。
結局、自分が短期的に得をしても、周囲からの信頼や協力を失い、結果的に自分自身も孤立する可能性が高まります。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
人を売る人(人を裏切る)も好きでやっているとは思いませんが、結果的には人を裏切る行為には間違いありません。
自分を守りたい、それしか考えていないかもしれませんが、それでは子どもと一緒です。
私たちは、社会生活の中で生かされています。
その中で人間関係が一番のストレスだと言われています。
周りに、人を売る人がいると安心して生活もできませんし、その人と付き合いたいと思いません。
もちろん、信用もできないし、信頼なんてありません。
このような特徴を持つ人は、表面的な成功を収めることがあっても、信頼できる仲間やパートナーに恵まれることが少なく、周囲からの評判も低くなりがちです。
他者の利益を尊重し、誠実な関係を築くことが人間関係の持続や幸福のためには不可欠であり、そうした考え方が欠けていることで、長期的に損をしてしまうケースが多いです。
「人を売ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自己優先的な思考を改め良好な人間関係を築くための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「人を売る人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは、人を売る人と聞いてどのような人をイメージしますか?
- 自己中。
- 卑怯者。
- 自分さえ良ければ人なんてどうでもいい。
- 裏切り者。
- 大馬鹿者。
- そんなことしてもばれている。
- 噓つき。
- 信用ゼロ。
- 友だちにはなりたくない。
- 発達障害。
いろいろなイメージがあるようです。
しかし、どれをとっても良いイメージのものはありません。
それだけ、周りの人からは理解されないということになります。
人と人は信頼関係でできています。
このような人を平気で裏切る人と信頼関係を築こうとは思えません。
いつ裏切られるかわからないからです。
噓やごまかしは、ばれていないと思っているのは本人だけで、周りにいる人にはばれています。
人のせいにして逃げても無駄です。
そりよりは素直に認めて謝罪した方が、自分にとっても気分が良いのではないでしょうか?
人のせいにしても、ミスはミスです。
ミスがなくなることはありません。
どうか素直に認められる人になってほしいと思います。
今のまま、人を売る行為を続けていれば、あなたの周りから人が離れていき孤立状態になってしまいます。
そうなる前に改善してほしいと思います。
そこで、人を売る人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、人を売る人を卒業していただきたいと思います。
それでは、人を売る人の改善方法を書かせていただきます。
①自己認知を深める
人を売る人の改善方法として、自己認知を深めることが良いと言われています。
毎日必ず自分の行動や発言を振り返り、他人にどのような影響を与えたかを考えます。
その際、
- 「自分は本当に誠実だったか」
- 「他人を尊重した行動がとれたか?」
- 「他人の意見や感情を無視していなかったか」
など、自分の行動を見つめ直す問いを設けましょう。
自己認識が高まることで、自分の言動が他人にどのような影響を与えているのかを理解しやすくなり、無意識に他人を利用してしまうことが少なくなります。
反省を習慣化することで、自分の成長に繋がり、他人との関係も少しずつ改善されます。
②人の力を借りる
人を売る人の改善方法として、人の力を借りることが良いと言われています。
人を売る人は共感力が乏しく、これをしたら相手はどのように思うかが想像できません。
そのために、自分が助ける目先のことしか考えられません。
共感力を身につけることは、なかなか一人では難しいため、専門のカウンセラーに相談し、共感力を上げるお手伝いをしてもらうことが改善の近道だと思います。
また、人のせいにするのはなぜか?
その原因も突き止めてもらい自分のしたことは自分が責任をとると言った、行動も指してもらうことが大切になります
「自分は間違っていない、誰かが言ったから……」みたいな子どものような考えは卒業し、きちんと自分がしたことは自分が責任とれる人に導いてもらう必要があります。
③セミナーに参加する
人を売る人の改善方法として、セミナーに参加することが良いと言われています。
特に心理学セミナーのような勉強会があれば参加して、人に対して学ぶ必要があります。
他人は自分とは違います。誰かと一緒に行動するのであれば、小さな約束を守ることや、人からどうすれば信頼されるようになるかを学んでいきます。
こうした行動は誠実さや責任感を表し、他人を大切にする姿勢が伝わります。
他人が信頼できる存在であると感じると、自分の行動も変わり、相手を利用するような発想は減少していきます。
他人との健全な関係を築くことができるようになります。
【まとめ】「人を売る人」から「人の感動や成功を素直に喜べる人」へ!大切なことは「相手に共感し尊重する」ことと「誠実で思いやりの心を育む」こと!!
他人をコントロールするのではなく、自分の心を上手にコントロールできる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
人を売る人の7つの特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
誰でも間違ったことをしようと思ってしているわけではありません。
しかし、間違ってしまった以上、人のせいにしても仕方ありません。
逃げても仕方ないことです。
そこは素直に認め、きちんと謝罪して許してもらうことが一番にしなくてはいけないことだと思います。
人のせいにして逃げていては、反省していないわけですから又同じ失敗を繰り返してしまうと思います。
そうならないためにも、自分のしたことをきちんと認め、反省してほしいと思います。
それで成長ができるのです。
人のせいにしていては、成長は望めません。
そして、人からの信用、信頼はゼロになってしまいます。
そうなってからでは遅いのです。
今だったら間に合うかもしれません。
強がり言ったとしても、一人では生きていけません。
私たちは、周りの人達に助けられて生きているのです。
それを、きちんと理解して、周りの人たちに感謝しても裏切る行為は絶対にしてはいけません。
人から相手にされないのは寂しいことです。
そうならないうちに改善してほしいと思います。
人生を変えるのもあなた、変えないのもあなたです。
どちらがいいか、よく考えてみてください。
今回書いたブログ、人を売る人が幸せになるキッカケになれば嬉しいです。
あなたが、これからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

まなみ先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

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