親のせいにする女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに親のせいにする人はいませんか?

またはあなた自身、親のせいにする人ではありませんか?

 

  • 「親のせいで自分はこうなった」
  • 「親のせいで人生失敗した」

などと、世の中には様々な場面で親のせいにする人がいます。

 

少し前に流行った言葉、「親ガチャ」でもその節が見えると思います。

自分の性格や学歴、年収など自分の歩んできた道を、「親が〇〇だったから」などで言い訳します。

 

たしかに、育てられた親からの影響は大きいといえますが、親のせいにする人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は親のせいにする人の心理や、改善方法についてお話ししていきます。

 

ソラ♂ソラ♂

たしかに世の中には、自分の人生の責任を親になすりつけるような「親のせいにする人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん育った環境や親から受ける影響は大きいものがあるとは思うけど、自分の人生を自分の責任で歩もうとせず、何かと親のせいにしている人は、人間関係も上手くいっていないケースが多いみたい。そんな「親のせいにする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「親のせいにしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

モモ♀モモ♀

今回は「親のせいにする人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「親のせいにする人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は親のせいにすることが多い(実際そうだから、自分で何とかできない部分が多い、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、親のせいにする人がいる(大人になりきれていない子供、自分の人生くらい自分で切り拓くべき、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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少し前に、「親ガチャ」という言葉が流行りました。

子どもは親を自分で選べませんから、子ども時代は与えられた環境で生きるしかありません。

 

自分の家庭とは違って裕福だったり円満だったりする家庭を見て、うらやましく思ったことのある人は多いでしょう。

 

しかし、それらの事実は子どもにはどうすることもできません。

 

本来は大人になるにつれて、これらのことは仕方のないことだ、あれはあれで悪くなかった、などと割り切れたり見方を変えたりして乗り越えていけることが多いのですが、そうもいかない人たちはいます。

 

そして、大人になってからの出来事も親や環境のせいだととらえてしまうのです。

そのような人は、そのままのとらえ方で居続けても幸福感をなかなか得られません。

 

思考のクセを変えていかないと、ずっと自分は不幸だ、恵まれていないと思い続けることになるでしょう。

 

 

「努力不足を認めたくない」「責任を取りたくない」「自分を納得させたい」!?「親のせいにする人」に共通する「6つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで導き出す「親のせいにする人の心理」

それでは、親のせいにする人の心理を6つ説明していきます。

この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【親のせいにする人の心理①】努力不足を認めたくない

今までの人生の中で、自分が努力してこなかったり諦めてきたりしたことがいくつもありますが、そのことを認めたくないと思っている人です。

 

今までもこれからも努力しないことへの理由づけにしているところがあります。

飽きっぽく、継続力がなく、過去を振り返り反省するという作業をしない人です。

 

【親のせいにする人の心理②】責任を取りたくない

自分の今までの結果を自分の責任としてとらえようとしていない人です。

親のせいにすることで、自分の責任から逃れようとしています。

 

親に限らず、いつも何かを人のせいにするクセがあり、自分を必死に守ろうとしています。

自己防衛の強い人です。

 

【親のせいにする人の心理③】同情してもらいたい

「自分の親は〇〇だった」「親のせいでこうなった」と人に話して、その人たちから同情してもらいたいと思っている人です。

 

「大変だったね」「頑張ってきたんだね」などと言ってもらえることで自分を慰めようとしています。

寂しがり屋な性格で、人からの愛情に飢えているところがあります。

 

【親のせいにする人の心理④】批判されたくない

自分自身を否定・批判されないようにするために、親のせいにする人です。

 

自分のことを悪く言われたり指摘されたりすることに、強い不安感や恐怖心を抱きます、それを避けるために親のせいにしています。

 

周りの批判から自分を守るために、親のせいにしています。

 

【親のせいにする人の心理⑤】親に甘えたい

親のせいにすることで、親に責任を取ってもらおうとしている人です。

親への憎しみがありながらもつながりを持っていたいと思っていて、本当は親に甘えたがっています。

 

親からの謝罪や自分のために動いてくれることで、親からの愛情を得ようとしています。

 

【親のせいにする人の心理⑥】自分を納得させたい

自分の今の人生がなぜこのようになっているのか、原因や理由を見つけて自分自身で納得したいと思っている人です。

 

割り切った考え方をするのは苦手で、それはそれ、これはこれと考えることができません。

そのため、仕方のない結果や思わぬ出来事の場合でも、自分を納得させるために親のせいにします。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、親からの影響と自分の努力や実力を切り分けて冷静に判断する力を身につけていきましょう。

 

また、過去のことにとらわれているのではなく、これからどうしていくかを考えるパターンに変えていきましょう。

 

 

「親のせいにしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?ひとりの人間として大きく成長するための「3つの改善方法」を徹底解説!!

「親のせいにする人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、親のせいにする人への改善方法を3つ説明していきます。

 

【親のせいにする人への改善方法①】カウンセリングを受ける

専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることで、自分の考え方のクセに向き合い改善していくことができます。

 

認知の歪みと言いますが、これを改善していくことで親のせいにするのではなく、きちんと現実を見据えた考え方ができるようになります。

 

また、カウンセリングの中で、親子の関係性やインナーチャイルドにも着目し、問題となる考え方や現状を変えていくことができます。

 

【親のせいにする人への改善方法②】人と比べない

人と比べるクセのある人は、そのクセを改善していきましょう。

 

自分と他人は別の軸で別の人生を歩んでいます。

それぞれ幸せも違います。

 

それを理解し、「あの人の方が…」「自分の方が…」と比べるのをやめましょう。

 

比べてもどうしようもないことはたくさんありますし、うらやましいと思えるような人は大概相応の努力もしているものです。

 

人と比べるのではなく、自分と向き合う時間を増やしていきましょう。

 

【親のせいにする人への改善方法③】感謝の心を持つ

親への感謝の心を持つようにしましょう。

 

子どもの希望に100%沿える親などいません。

親も完璧な人間ではないからです。

 

どんな親であっても感謝できるところはあるはずです。

それを一つでも多く見つけていきましょう。

 

親に限らず、人に感謝する心を身に着けることで、人間関係も今より円滑で充実したものになります。

 

 

【まとめ】「親のせいにする人」から「親に心から感謝できる人」へ!大切なことは「自分の人生は自分で切り拓く」ことと「精神的に自立する」こと!!

もし親が嫌いだったとしても、あなたを産み育ててくれたことへの感謝の気持ちを忘れないことが重要!

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

親と子の問題は誰もが抱える悩みであり、そして根深いものでもあります。

過去の自分と向き合い、乗り越えていかねばなりません。

簡単なことではないのです。

 

ただ、いつまでも親のせいにしていても、親はもちろん自分も歳を重ねていきます。

自分を不幸だと思いながら生きていくのはとてもつらいことです。

 

一人でそのことに向き合っていくのは、精神的負荷が大きくかかりますから、カウンセラーなどの専門家に相談したり協力してもらったりするのが、最善と言えるでしょう。

 

第三者に自分の気持ちや過去を打ち明け、心に残っているわだかまりを解消していきましょう。

今よりも生きやすくなるはずです。

 

人のせいにすることなく、自分の人生を自分のものとして受け入れ、自律した心を手に入れるのです。

 

親子の関係が改善すると、そのほかの人間関係、例えば夫婦関係、恋愛関係、友人関係、職場の人間関係なども大きく変わり、良好でストレスの少ない生活を送れることが多いです。

 

今の人生よりも生きやすく、幸福感を得るために、今が変わるチャンスなのです。

 

自分の人生を親のせいにすることなく、自分のものとして受け入れ、自分で幸せを掴んでいきましょう。

 

あなたがまわりにいる人たちを大切にし、愛される人生を送っていけること、願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ソラ♂ソラ♂

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モモ♀モモ♀

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