カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに時間を忘れて話してしまう人はいませんか?
またはあなた自身、時間を忘れて話してしまう人ではありませんか?
気の合う相手と会話していると時間があっという間に過ぎてしまうものです。
誰しもそのような経験はあると思います。
お互いが同じ気持ちで盛り上がっているようなら何も問題はありませんが、中には片方だけが盛り上がってしまって、こちらはもうそろそろ終わらせたいと思っているのに気づかない人もいます。
そんな時、時間を忘れて話してしまう人には、どのような心理があるのでしょうか。
今回は、時間を忘れて話してしまう人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「トークの暴走列車」「しゃべり続けることで世界を回す人」「会話の終着駅はどこ?」といったイメージのある「時間を忘れて話してしまう人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん、お互いが楽しい会話をしている状況で、時間を忘れてしまうのは、とても素敵なことだと思うけど、中には相手の気持ちや状況もまったく考えずに、永遠と話をし続けることで、人間関係を大きく悪化させているケースも多いみたい。そんな「時間を忘れて話してしまう人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「時間を忘れて話してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「時間を忘れて話してしまう人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「時間を忘れて話してしまう人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は時間を忘れて話してしまうことがある(話すことはとても気持ちが良い、話題が尽きないのが自慢、相手が迷惑しているとは感じていない、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、時間を忘れて話してしまう人がいる(ガチで迷惑の一択、できるなら話を止められる呪文を覚えたい、長話の泥沼に浸かる前にサクッと逃げるようにしている、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「盛り上がっている話を止めるのは罪」「人生は時間より会話の充実感が大事」「相手が聞いてくれるなら時間は惜しまない」!?なぜ人は「時間を忘れて話してしまう人」になってしまうのか!?
勝手に盛り上がって永遠に話し続ける時間泥棒な人たち!あなたは大丈夫?
仲の良い友達や恋人との会話で、気づいたらあっという間に数時間経っていた…なんて経験は誰しもあると思います。
お互いがそう思えているのだとしたら、それはとても幸せな時間だといえます。
ただ、中には一方だけが勝手に盛り上がってしまっていて、こちらはもう帰りたかったり電話を切りたかったりするのに気づいてもらえず、長々と話を続けてしまう人もいます。
楽しんでもらえているのなら嬉しいことでもありますが、時間を奪われてしまう側としては困ることも多々あるでしょう。
当カウンセリングルームでも、時間を忘れて話してしまう人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「職場の上司の話がとにかく長い。他の業務を進めたいのに時間を気にせず、くだらない言葉で話してきて何を考えているのだろうか。」
- 「こちらはもう寝たいと思っているのに、妻が時間を忘れて勝手に盛り上がって話してくる。そのたびに寝不足になるし、話を聞かないと不機嫌になる。」
- 「暇があるとちょこちょこ電話してくるママ友がいる。夕方の忙しい時間帯になってもまったく気にせず、切りたい雰囲気を出しても切らせてくれない。どう対処すればいいのか。」
時間を忘れて話してしまう人への対応で困っている人は、案外多いようです。
時間を忘れて話してしまう人には一体、どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「楽しくなっている」「相手が喜んでいると思っている」「自分の世界に入っている」!?「時間を忘れて話してしまう人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「時間を忘れて話してしまう人の心理」
それでは、時間を忘れて話してしまう人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①楽しくなっている
一番多いパターンで、会話が楽しいあまりに相手のことを気にすることができず、盛り上がってしまっている人です。
次から次へと話したいことが湧き出てくるので話が止まりません。
興奮状態にあるので、こちらが終わりにしたい雰囲気を出しても冷静にならない限り気づきません。
②緊張している
相手との会話にとても緊張している人です。
沈黙にならないようにとか、相手が居心地悪くならないようにとか、嫌われないように、などと考えるあまり、自分が話し続けてしまいます。
緊張しているので、時間を気にする余裕がありません。
劣等感があったり自信がなかったりする人で、空回りすることが多いです。
③相手が喜んでいると思っている
自分との会話を相手が喜んでいる、楽しんでいると思い込んでしまっている人です。
自分が喜ばせていると思っているので、本人はサービス精神で話を続けてしまいます。
話に合わせてくれたり笑ってくれたりすると、勘違いを起こします。
テキトーな反応や苦笑いには気づきません。
承認欲求の強い人だといえます。
④寂しい思いをしている
日常生活で寂しい思いをしている人です。
普段自分の話をきちんと聞いてくれる人がいないため、向き合って話してくれる人がいると、嬉しくなって時間を忘れてしまいます。
中には、時間に気付きながらも話したい欲求が先行して、気づかないふりをして話している人もいます。
⑤自分の世界に入っている
自分の世界に入り込んで、自分語りを始めてしまっている人です。
自分の好きな話や得意な分野などだと、頭の中で自分の世界観が広がってしまうため、周りが見えず自分の話をひたすらしてしまいます。
少々ナルシストなところがあります。
⑥相手を信頼している
相手のことをとても信頼しているため、時間を忘れて話をしてしまっています。
この人なら私の話をしっかり聞いてくれる、許してくれる、見放さないだろう、などと思っているため、わがままな気持ちが表に出て話をし続けています。
普段他の人にはあまり心を開かないタイプの人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分に当てはまる項目があった人は、相手の都合もきちんと考えたうえで、お互いが楽しく会話できるよう意識を持つようにしましょう。
身近な人に当てはまる項目があった人は、相手に合わせてあげるのは優しいことではありますが、自己犠牲が過ぎてストレスを溜めすぎないようにしてください。
- 「そろそろ予定があるのでごめんなさい」
- 「また今度聞かせてね」
などと、相手が機嫌を損ねないような断り方を学ぶのも一つです。
「時間を忘れて話してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?会話力を磨き、伝わるコミュニケーションを身に付けるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「時間を忘れて話してしまう人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、時間を忘れて話してしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①話をまとめられるようにする
相手が聞いていて苦痛を感じないように、またダラダラと時間が長くならないようにするために、話を上手にまとめられるようになりましょう。
具体的には、起承転結を意識したり説明能力を身につけたりなどです。
②察する力を身に着ける
相手の変化に気付けるようになりましょう。
表情が曇ってきたな、時計やスマホを気にしているな、上の空になっているな、など相手の言語・非言語で気持ちを察することができるようになってください。
そうなることで、もうそろそろ終わらせた方がいいな、時間大丈夫か聞いてみよう、などと意識がそちらに向くはずです。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
③カウンセリングを受ける
時間を忘れて話してしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。
時間を忘れて話してしまうことの本当の理由に気付けると思います。
ただのおしゃべりな人だと思っていたけれど、自分がこうなっているのは実は違う理由だった、という人も多くいます。
例えば、
- 劣等感や承認欲求の強さ。
- 自信のなさ。
- コミュニケーション欲求が日常で満たされていない。
- インナーチャイルド。
- 不安症。
- 発達障害。
- 人間関係でのトラウマ。
- 感情のコントロールが苦手。
など理由は人によって様々です。
専門家の力を借りて本当の理由を見つけ、時間を忘れて話してしまうことだけでなく、本質的なところから改善していきましょう。
カウンセリングを受けることで、時間を忘れて話してしまうことだけでなく、人間関係での不安やトラブルも減っていきますし、生きづらさやストレスへの対処法なども学べます。
こんなことで…などと思わず、相談してみてください。
【まとめ】「時間を忘れて話してしまう人」から「相手が楽しくなる会話ができる人」へ!大切なことは「相手を尊重し、心地よく共感する」ことと「聞き上手になり、相手を引き立てる」こと!!
相手の気持ち、時間、楽しさを尊重し、バランスの良い会話ができる人を目指しませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
コミュニケーションの欲求は、人としてもともと存在しているものです。
ですから、これからもたくさんの人とたくさんの時間、関わっていってほしいです。
ただし、自分も相手も可能な限りストレスの少ないコミュニケーションを心がける必要はあるでしょう。
自分勝手なおしゃべりは、人からの信用・信頼を失ってしまうことにもなり得ます。
相手の時間を奪わず、お互いが楽しめたり充実したりする会話ができるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!