わからないと言ってごまかす人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りにわからないと言ってごまかす人はいませんか?

またはあなた自身、わからないと言ってごまかす人ではありませんか?

 

わからないことを素直にわからないと言えることは良いことではありますが、中には「わからない」「わかりません」を連発して、周りの人を不快にさせてしまう人たちがいます。

 

言われる側からすると、わかっているのに何かの理由でそう答えているのか、本当にわからないのか、気になってモヤモヤすることもあると思います。

 

わからないと言ってごまかす人には、どのような心理があるのでしょうか。

今回は、わからないと言ってごまかす人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、「思考停止モードON」「責任放棄の言葉の盾」「とりあえずやり過ごす無関心戦術」といったイメージのある「わからないと言ってごまかす人」って男女を問わずたくさん存在しているよね。もちろん、わかることはそのまま伝えれば良いし、わからないことは素直にわからないと伝えればいい話だけど、中には相手の言葉に対して、いつも当たり前のように「わからない」とカウンターパンチのごとく返してくることで、人間関係に大きな問題を発生させてしまっているケースも多いみたい。そんな「わからないと言ってごまかす人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「わからないと言ってごまかしてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

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今回は「わからないと言ってごまかす人」に共通する「7つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「わからないと言ってごまかす人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はわからないと言ってごまかしてしまうことがある(曖昧な振る舞いは自分の得意技、聞かれたらとりあえずわからないが鉄板、いちいち考えるのは疲れる、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、わからないと言ってごまかす人がいる(ごまかす感じがとてもイライラする、責任・決断・トラブルから逃れられると勘違いしている、人生の反面教師にしている、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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子どもはよく「わからない」という言葉を使います。

 

それは難しくて本当にわからない場合もありますし、上手く言葉にできないからである場合もありますし、投げやりになって言う場合もあります。

 

ただ、子どもが「わからない」というのは可愛げがありますが、大人が「わからない」を連発すると、周りから呆れられてしまうことが多いです。

 

本当にわからないわけではないだろうに、もしくは少し考えればわかるだろうに、わからないと言ってごまかされると対処にも困ってしまいます。

 

当カウンセリングルームでも、わからないと言ってごまかす人に関する相談が寄せられることはあります。

  • 「職場の部下が考えもせず、わかりませんばかり言う。やる気がないように思えてウンザリしてしまう。」
  • 「機嫌の悪い彼女に理由を尋ねても、わからないと言ってごまかされる。いつも話し合いにならず困っている。」

わからないと言われる側のストレスも、相当大きいようです。

 

わからないと言ってごまかす人には一体、どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「わからないと言ってごまかす人」に共通する「7つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで導き出す「わからないと言ってごまかす人の心理」

それでは、わからないと言ってごまかす人の心理を7つ説明していきます。

この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①自信がない

自分の意見に自信がないため、わからないわけではないのにわからないと言ってごまかしている人です。

 

もし間違っていたらとか、変に思われたらなどと考えて、発言することをためらいわからないと言ってしまいます。

 

恥をかきたくない、怒られたくないなどの気持ちから出ている言葉です。

 

②面倒くさい

考えたり伝えたりするのが面倒くさいと思っているため、わからないと言ってごまかす人です。

疲れている時や、物事を深く考えるのが得意でない人に多いです。

 

話し合おう、歩み寄ろうとする意欲がなく、あきらめ感の強い面倒くさがりな人です。

 

③言語化できない

思っていることはあるものの、それをうまく言葉にできなかったり考えがまとまらなかったりするせいで、わからないと言ってしまう人です。

 

言語化能力が低かったり、自分の感情がよくわかっていなかったりする人に多いです。

論理的思考があまり得意ではありません。

 

④責任を取りたくない

自分が発言することで自分に責任を負わされるかもしれないと思うので、わからないと言ってごまかしている人です。

 

あの時ああ言ったなどと言われないようにするため、あえて意見を言いません。

少々ずる賢い性格の人だといえます。

 

⑤考えたくない

その事柄について考えたくない、思い出したくないと思っているため、わからないと言ってごまかす人です。

 

過去の嫌な記憶を思い返したり、不安を感じるようなことをイメージしたりしたくないので、わからないと言って話を終わらせようとします。

 

メンタルが不安定な人や、過去にトラウマがある人に多いです。

 

⑥わかってほしい

口に出さなくても相手に自分の気持ちをわかってほしいと思っているため、わからないと言ってごまかしている人です。

 

承認欲求がとても強くかまってちゃんなところがあります。

そのため、あえてわからないと言って相手の気を惹こうとするところがあります。

 

⑦様子をうかがっている

自分の意見や回答を言う前に周りの状況や反応、意見を把握してから答えたいと思うため、わからないと言ってごまかす人です。

 

率先して行動するタイプではなく、周りの状況をうかがって行動したいと考えています。

 

よく考える人とも言えますが、実は臆病で失敗したくないという強い気持ちのあらわれでもあります。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分に当てはまる項目があった人は、もう子どもではありませんから、本当に知らないことやわからないこと以外には、わからないという言葉は使うのは控えるようにしましょう。

 

今の時代、調べれば大抵のことは出てきますし、わからないなら事前に人に聞く手段もあります。

自分の気持ちにも今よりも気づき理解できるように、精神的に成長していきましょう。

 

 

「わからないと言ってごまかしてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?自分軸を確立し、責任を持った発言ができるようになる「3つの改善方法」を徹底解説!!

「わからないと言ってごまかす人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、わからないと言ってごまかしてしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①自信をつける

わからないと言ってごまかすのではなく、自分の意見を相手にきちんと伝えられるようになるため、自信をつけていきましょう。

 

バカにされるかも、嫌われるかもなどと思っているかもしれませんが、自分の意見を言わずわからないを連発している方がよっぽどマイナスです。

 

そこに気付き、自分の思ったこと感じたことを素直に表現できるようになりましょう。

 

メンタルトレーニングをしたり達成感を味わえるものごとに取り組んだりすることで、自信は得られます。

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②言語化する

今よりも言語化能力を磨いていきましょう。

 

言語化能力が今よりも高くなれば、わかっている範囲のところだけでも伝えることができますし、自分の心のあやふやになっている部分も論理的にまとめることができ、明瞭化します。

 

本をたくさん読んだり文章を作ったり、深く物事を考えたりすることで、言語化能力はきたえられます。

 

そして、たくさんの人と色々な話題で会話していきましょう。

 

③カウンセリングを受ける

わからないと言ってごまかす人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。

 

わからないと言ってごまかす人の心の中には、ネガティブな心理や記憶がたくさん潜んでいることが多いです。

 

例えば、

  • 人間関係での過去のトラウマ。
  • 自己肯定感の低さ。
  • 劣等感や承認欲求の強さ。
  • 不安症気質。
  • 感情のコントロールが苦手。
  • インナーチャイルド。

など、様々な理由が考えられます。

 

カウンセラーに相談し、カウンセリングを受けることで心の奥に潜む、わからないと言ってごまかしてしまう本当の原因を見つけ出し改善していくことができます。

 

カウンセリングを受けることで、わからないと言ってごまかしてしまう点だけでなく、人間関係での問題や生きづらさなども解消していくことができます。

 

 

【まとめ】「わからないと言ってごまかす人」から「温厚篤実(とくじつ)でごまかさない人」へ!大切なことは「常に学びの意識を持つ」ことと「誠実に伝える自信を持つ」こと!!

わからないことに向き合い、誠実に学び、正直に伝える人になりませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

わからないと言ってごまかしてしまうことは簡単なことですが、自分のためになるとはいえません。

わからないという言葉を使えば使うほど、あなたの周りからの信用・信頼は失われていきます。

 

わからないという言葉で自分を守り相手を困らせるのはもうやめて、少しでも表現できるようになってください。

 

価値観は人それぞれ違って当たり前です。

指摘や批判を恐れず、自分のことをもっと相手に伝えられる人になっていってください。

 

その方があなたは周りの人たちから愛されていきます。

多くの人とたくさん素直な気持ちで会話できるようになるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

ムック♂ムック♂

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