自分がない人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに自分がない人はいませんか?

またはあなた自身、自分がない人ではありませんか?

 

人はそれぞれ顔も性格も考え方も違います。

得意なことも苦手なことも違います。

 

そんな、人との違いや自分の個性は成長するにしたがって獲得していくものですが、中には“自分がない”と思っている人たちがいます。

 

自分がないことで自分のことを好きでいられなかったり、人間関係で疲れてしまったりすることが多いようです。

 

自分がない人には一体、どのような心理が隠れているのでしょうか?

今回は、自分がない人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

モモ♀モモ♀

たしかに世の中には「何でもいいが口癖」「自分よりもみんなに詳しい人」「自分探し中→目的地不明」といったイメージの強い「自分がない人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん、周りに同調してコミュニケーションを図ったり、相手の意見を尊重して賛同したりすることはあると思うけど、中には自分の意見や主張をまったくせずに、いつでも他人に合わせたり、他人任せになっているようなケースも多いみたい。そんな「自分がない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「自分がない人」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

ソラ♂ソラ♂

今回は「自分がない人」に共通する「4つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「自分がない人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はいつも自分がない気がする(私の意見は意味あるのかな?と思う、周りからどう思われるかが怖い、どんな場面でも空気を壊したくない、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、自分がない人がいる(人生思考停止で楽な方に爆進している、常に責任から逃げているように感じる、人と対立するのを怖がっている、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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そもそも、本来人間は成長の過程、大体思春期頃に自分とは何かを考え、自分と向き合い、個性を見出し、アイデンティティー(自己同一性)を身につけるものです。

 

この頃にアイデンティティーの獲得ができないと、大人になっても自分がないと感じたり主体性がなかったり自己嫌悪が強くなったりしてしまいます。

 

そのため、思春期の頃の心の成長が大きなカギを握っているのです。

 

当カウンセリングルームでは、“自分がない”ことに関する相談がいくつも寄せられています。

  • 「夫は何でも私に合わせてくれて優しいけれど、自分がない人でつまらないし何を考えているのかわからない。これから先、どうやって付き合っていけばいいか。」
  • 「人と一緒にいると、自分のなさに気付かされてすごく嫌な気分になる。この性格をどうにかしたい。」

周りにいる人も本人も悩んでいます。

 

自分がない人には一体どのような心理があるのか、以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。

 

 

「自分をよく知らない」「人に合わせてしまう」「深く考えない」!?「自分がない人」に共通する「4つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで発見「自分がない人の心理」

それでは、自分がない人の心理を4つ説明していきます。

この4つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①責任を取りたくない

自分の我を出したり意見を言ったり主張したりすることで、後々責任を取るのは嫌だと思っている人です。

 

責任感や重圧が苦手なので、それを避けるために自分を出そうとしません。

他責の傾向が強くとても傷つきやすい性格で、自分を守ることを優先しがちです。

 

②自分をよく知らない

自分のことをあまりよくわかっていない、知らない人です。

 

今まで自分と向き合ってくることがあまりなかったため、自分の特徴、性格、長所、短所、できることできないことなどがよくわかっていません。

 

人と正しく比較してきてもいないので、過剰な自信があったり自信がなさすぎたりします。

 

③人に合わせてしまう

いつも自分を後回しにして、人を優先し人に合わせてしまう人です。

主張することがとても苦手で、否定や批判されることはもっと苦手です。

 

そのため、いつも人に合わせて自分を隠してしまっています。

決断力がなく、優柔不断な性格で、傷つきやすい人です。

 

④深く考えない

物事を深く考えない人です。

 

自分のその時の感情に気付き、なぜその感情になったのかとか、なぜ今このような状況になっているのかとか、相手の言動の理由・原因など、深く考えることをせず、そのまま表面上の物で受け取り流してしまうことの多い人です。

 

論理的思考力が低く、その場の感情に流されやすい人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分と向き合う時間を作り、今よりも自分を知る工夫をしていきましょう。

 

自分のメンタル強化になりますし、人間関係の円滑化にもつながります。

 

 

「自分がない人」を卒業するにはどうすれば良い!?本当の自分を取り戻し、自分軸で生きるための「3つの改善方法」を徹底解説!!

「自分がない人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、自分がない人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①責任感をつける

物事に対して責任感を持つようにしましょう。

自分がない人というのは他責の傾向の強い人が多いです。

 

自分で選択し、自分で決断をする練習を日常からしていってください。

人のせいにせず、行動した後自分の反省・改善・良かった点なども考えるようにしましょう。

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②主張する

自分の意見を言うことを意識しましょう。

自分の意見を言うくらいで人はあなたのことを嫌いになったり面倒に感じたりはしません。

 

最終的にあなたの主張通りにはならないかもしれませんが、自分の気持ちを口から出すことが重要です。

 

「なんでもいいよ」の口癖は控えるようにしましょう。

 

③カウンセリングを受ける

自分がないと感じている人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるとよいでしょう。

 

なぜ自分がないと感じてしまうのかをカウンセラーがカウンセリングを通じて探っていってくれます。

そこには表面的な簡単なものでなく、深い理由が隠れていることが多いです。

 

例えば、

  • インナーチャイルド
  • 学生時代のつらい記憶
  • 低すぎる自己肯定感
  • 自己無力感
  • 認知の歪み
  • 人間関係でのトラウマ
  • 心の病

など、色々考えられます。

 

これらは自分の力で解決していくことがなかなか難しい部分です。

 

カウンセリングを受けて、あなたに合った方法で改善していくことで、効率よくストレスも最小限で済みます。

 

また、カウンセリングを受けることで、自分がないことに関してだけでなく、今抱えているほかの様々な悩みについても、カウンセラーに相談ができます。

 

そのため、今よりも生きやすさを獲得することができます。

ぜひ、専門家の力を借りてみてください。

 

 

【まとめ】「自分がない人」から「自分らしさで生きる人」へ!大切なことは「自分を徹底的に見つめ直す」ことと「精神的に自立する」こと!!

他人軸を手放して自分らしさで生きる毎日へ!本来のあなたにそっと戻ってみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

人に合わせることのできる人は、周りから優しい、いい人と思われることが多いですが、特別な存在としては見られにくい傾向があります。

 

自分の意見を持ち、周りに発信しながら交流していける人間関係を築けるといいですね。

自分で自分を好きでいて、自分を周りに上手に表現できる人になっていってください。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

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ソラ♂ソラ♂

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