カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに顔を隠す人はいませんか?
またはあなた自身、顔を隠す人ではありませんか?
人と話す時いつも口元を手で隠したり、いつでもマスクをつけていたりする人など、あなたの周りでも思い浮かぶ人がいるのではないでしょうか。
風邪をひいているわけでもないし、すっぴんなわけでもなさそうなのに、顔を隠す人は本当は何を隠そうとしているのでしょうか。
毎度そのようだと、関わる側も不審に思ってしまうことがあると思います。
その心理、気になりませんか?
そこで今回は、顔を隠す人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、「マスクは人生の安全基地」「顔面セキュリティ重視」「自己否定型ステルス思考」といったイメージの強い「顔を隠す人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん生きていれば、誰にでも「顔を見せたくない」という場面はあると思うけど、中には四六時中、外だけでなく家の中でも顔を隠して生活しているようなケースも多いみたい。そんな「顔を隠す人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「顔を隠してしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「顔を隠す人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「顔を隠す人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は顔を隠すことが多い(自分は見られるに値しない、どうしても対人バリアを張ってしまう、顔を隠すと心が落ち着く、恥ずかしさを何とかするのが最優先、今の自分を何とか改善したい)」という人や、「身近に、顔を隠す人がいる(単なる自意識過剰だと思う、だれもあなたを見ていないので大丈夫、本人の問題なので無理強いはしたくない、社会的不安があるのかも、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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「マスクしていないと不安」「手で顔をつい隠してしまう」⋯さてあなたはどうですか?
毎日いつでもマスクを着けていたり、手で顔を隠すことが多かったり、うつむいて顔を見られないようにしたりするような人、あなたの周りにもいると思います。
もしかしたら、あなた自身も思い当たる点があるかもしれません。
顔を隠されている側からすると、「何か顔にコンプレックスがあるのかな」と余計に気になったり、素直な気持ちで関わろうとしてくれていないと感じたり、距離をとられているように感じたりすることがあると思います。
当カウンセリングルームでも、顔を隠す人に関する相談が寄せられることはあります。
- 「同僚にいつもうつむいて顔を見せず会話する人がいる。関わり方がわからない。」
- 「少し前から交際している彼女が、自分といる時いつも顔を手で隠している。何か心の問題があるのだろうか。心配だ。」
- 「私はマスクをしていないと、人と話すのが怖いし、外にも出たくない。人に顔を見られるのがすごく嫌だ。」
周りの人も本人も、悩んでいる人たちは多いようです。
以下に詳しく説明しますのでチェックしていきましょう。
「恥ずかしがり屋」「思われたい理想がある」「不安がある」!?「顔を隠す人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「顔を隠す人の心理」
それでは、顔を隠す人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①恥ずかしがり屋
極度の恥ずかしがり屋な人です。
慣れ親しんだ人となら問題なく顔を合わせられますが、慣れていない人とは向き合って会話をすることなどにとても緊張してしまうため、つい顔を隠そうとしてしまいます。
人と関わることにあまり慣れていない人です。
②コンプレックスがある
何かしらのコンプレックスを抱えている人です。
顔の一部に隠したい箇所があったり、口臭を気にしていたりすることがあります。
人から指摘されたことがきっかけでコンプレックスになることもありますし、自分の思い込みでコンプレックスにしてしまうこともあります。
劣等感の強い人だといえます。
③思われたい理想がある
周りからこのように思われたいという理想がある人です。
例えば、男性ならクールに見られたい、女性ならかわいらしく思われたい、などの理想があります。
顔の一部を隠すことで、その理想に近づけようとしています。
承認欲求の強い人だといえます。
④本音を隠したい
思っていること、本音を相手に読み取られないようにするため、顔を隠しています。
本心はどうしても表情に出てしまいやすいため、相手に悟られるのを防ごうとしています。
嘘つきというよりも、素直になれなかったり相手を傷つけないためだったりすることの方が多いでしょう。
⑤不安がある
自信がなく、大きな不安を抱えていて、その気持ちを少しでも和らげるための防衛反応として顔を隠しています。
本人はその癖に気付いている場合も気づいていない場合もあります。
顔を隠すことで、他者との心理的距離を保とうとしています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、まずは顔を隠す行為が相手にあまり良い印象を与えないということを認識し、自分にそのクセがあるなら早めの改善をしましょう。
周りにそのクセを持つ人がいるなら、その人を安心させてあげる工夫をしていきましょう。
そうすることで変わっていくことと思います。
「顔を隠してしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?対人不安を乗り越え、本来の自分を取り戻す「3つの改善方法」を徹底解説!!
「顔を隠す人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、顔を隠してしまう人のための改善方法を3つ説明していきます。
①自信をつける
顔を隠してしまうクセのある人は、どこかしらに劣等感を持っていて自信のない場合が多いです。
自信をつけるために、何かにチャレンジをしてコツコツと取り組み、達成感を味わう経験を積むと良いです。
例えば、資格勉強、英会話、スポーツ、ダイエット、筋トレなど、自分が日々の少しの努力で取り組めそうなものを始めてみてください。
②コミュニケーションスキルを向上させる
顔を隠してしまうクセのある人の多くは、人とのコミュニケーションに不慣れなことが多いです。
そのため、コミュニケーションスキルを向上させ、色々な人々と関わる機会を設けて慣れていくことがよいでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするのがおすすめです。
③カウンセリングを受ける
顔を隠してしまう自覚があったり、周りから指摘された経験があったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。
自分が顔を隠してしまう本当の心理は何なのか、心の底にある問題をカウンセラーがカウンセリングの中で探っていってくれます。
心の底にある問題は人により様々です。
例えば、
- 強すぎる劣等感や承認欲求。
- 自己無価値観。
- 自己卑下のクセがある。
- 自己肯定感が低い。
- 人間関係でのトラウマ。
- インナーチャイルド。
- 認知の歪み。
- 心の病。
など。
自分自身で見つけ出し改善するのは非常に困難ですが、カウンセリングを受けることでストレスが少なく、効率的に改善していくことができます。
カウンセリングでは顔を隠すクセだけでなく、その他の様々な相談にも乗ってもらえるので、人間関係の問題や生きづらさも改善していくことができるでしょう。
【まとめ】「顔を隠す人」から「魅力的な笑顔を届ける人」へ!大切なのは「コミュニケーションスキルを磨く」ことと「完璧主義を手放す」こと!
あなたの顔は心の窓!自然体な笑顔で人間関係を良好にしていきませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
顔を隠す仕草は上品にも見えますが、毎度となると相手は心を開いてもらえていないと感じてしまうことがあります。
相手との関係性を少しずつでも縮めていくために、顔を隠すのではなく良い表情で向き合って会話ができるようになるといいですね。
隠すよりも、あなたのそのままの表情をアピールした方が、周りの人から受け入れられることは多いはずです。
少しずつ、自分を変えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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