甘いものが大好きでケーキを大量に食べている太った女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

イライラした時や落ち着かない時、甘いものを口にしてホッとした経験はありませんか?

また、無性に甘いものが食べたくなってつい暴飲暴食してしまうことはありませんか?

 

でも、実は人間の体は糖分を摂取しなくとも生きていけるのです。

それなのに私たちは甘いもの、糖分を欲することがあります。

 

それは心が欲しているのかもしれません。

心の不安定さを解消させるために脳がサインを出しているのです。

 

甘いものは私たちに幸福をもたらしますが、摂りすぎると体にも心にも逆効果になってしまいます。

今回は、糖分と心の関係性と、糖分に頼らない方法についてお話ししていきます。

 

 

リン♀リン♀

仕事の合間や3時のおやつに甘いものを食べるのが普通だと思っていたけど、実は「心と身体」に大きな影響を与えているみたいね。甘いものと上手に付き合っていくにはどうすれば良いのかしら?

チャチャマル♂チャチャマル♂

今回は、甘いものの取りすぎが及ぼす「心への影響」や「糖分に頼らない3つの習慣」などが紹介されているから、甘いものが好きな人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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「スイーツは頑張ったご褒美!」「3時のおやつは絶対チョコ!」どうして私たちは甘いものが食べたくなるのか!?

 

食の多様化が進み、今日では街中に和洋中たくさんのスイーツショップができ、それらのお店は若い方から年配の方まで幅広い層に親しまれています。

 

また、スーパーやコンビニでも手軽にスイーツが入手できるようになり、今まで購入をためらう人も多かった男性も、気軽に甘いものを食べられるようになりました。

 

今ではケーキ屋さんやスイーツブッフェなどに男性がいるのも、まったくおかしな光景ではなくなりました。

 

「男性が甘いものなんて…」というような偏見がなくなりつつあり、とても良い傾向だと思います。

 

そんな老若男女から愛されるスイーツ、いわゆる甘いもの、どうして私たちはこんなにも魅了されるのでしょうか。

 

美味しい、かわいい、というのもありますが、これには脳内で重要な役割を果たす神経伝達物質の一つであるセロトニンが関係していると思われます。

 

セロトニンとは幸せホルモンともいわれ、私たちの心のバランスを保つために必要な存在です。

 

 

甘いものを食べることで脳が快感を得る!?「幸せ~!」と感じるその正体はセルトニン!!

 

感情や気分をコントロールしたり、冷静さを保たせたり、やる気を出させたりしてくれます。

 

また、食欲のコントロールや睡眠などにも深く関わっている重要なホルモンでもあります。

このセロトニンが欠乏すると、心身に不調があらわれ、うつ病などの精神疾患になることもあります。

 

このセロトニンが不足している時、糖分を摂取することでセロトニンが一時的に増加することを脳は知っているので、私たちはイライラした時やストレスが溜まっている時、甘いものが無性に食べたくなるのです。

 

甘いものを食べることでセロトニンが増加するので、私たちはその時快感を得ることができます。

だから、甘いものを食べている時、「幸せ~!」と感じるのです。

 

 

甘いものに頼りすぎる生活が「心と身体」を破壊する!?「イライラ」「集中力がない」「身体がだるい」といった危険信号!!

 

冒頭にお話ししましたが、実は本来、私たちの体は砂糖などの糖分を摂取しなくとも、健康上なんの問題もなく生きられるのだそうです。

 

なぜなら、私たちはわざわざ甘いものを摂取しなくても、脂肪やアミノ酸が糖質の代わりにエネルギー源となり、一部のアミノ酸や乳酸、脂肪が分解されてできるグリセオールというものなどから、肝臓で糖質と同じような成分を作ることができるからです。

 

糖質を適切な量摂取することで、すばやいエネルギー生産や幸福感を得ることはできますが、皆さんご存知の通り、糖分の摂り過ぎは体に良くありません。

 

肥満や糖尿病、メタボリックシンドロームなどの原因にもなりかねません。
※参考文献「メタボリックシンドロームの原因|厚生労働省e-ヘルスネット」

 

 

甘いものが我慢できない理由は「砂糖依存症」が原因かも!?あなたは本当に大丈夫ですか?

 

それだけでなく、心にも影響があります。

甘いものを我慢すると、イライラしたり集中力がなくなったりしていませんか?

 

それはもしかすると、砂糖中毒の禁断症状かもしれません。

砂糖は慢性的に過剰に摂取しすぎると、砂糖依存症に陥ってしまうこともあるのです。

 

私たちは砂糖を日常的に何も気にせず口にしていますが、事実として、砂糖は常習性薬物に当てはまるすべての条件を満たしている、依存しやすい食物なのです。

 

  • アルコールやコカイン、その他の麻薬中毒と同様に、脳内にドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の放出を促す作用がある。
  • やめたいと思っても衝動的に摂取してしまう。
  • 常用することで耐性ができ、過剰摂取によりそれなしでは機能できなくなる。
  • 摂取をやめたい時に禁断症状が起こる。

 

体への悪影響になりかねないことは周知の事実ですが、心にまで悪い影響を与えることや、依存症を引き起こす可能性があるということは、知らない人も多いかもしれません。

 

あなたは大丈夫ですか?

 

 

今から実践しても決して遅くはない!?糖分に頼らない日常を送るためにできる「3つの習慣」を徹底解説!!

 

糖分の適度な摂取は、効果的に活用することができますが、摂り過ぎは体にも心にも害があります。

WHO(世界保健機関)では、一日の糖類の摂取量を25g以下にすべきだと発表しています。

 

欧米諸国と比較すると日本は砂糖の摂取量は多くないかもしれませんが、それでも近年肥満や糖尿病などで苦しむ人が増加しています。

 

心身を健康に保つために、糖分の摂取量をコントロールしていきましょう。

 

それではこれから、糖分に頼らない日常を送るためにできる「3つの習慣」を紹介していきます。

いきなり習慣づけすることは簡単ではありませんが、まずは「できるところからはじめてみる」という姿勢が大切です。

 

あなたの生活に「糖分コントロール習慣」を取り入れて、糖分に頼らない健康的な日常を手に入れてください。

 

 

【糖分コントロール習慣 その1】リラックスの方法を身につける

 

心が落ち着かない時、甘いものを口にするのをクセにせず、他に自分をリラックスさせる方法を習得しましょう。

 

例えば、ゆっくりお風呂に入る、アロマオイルを使って落ち着く香りを嗅ぐ、自宅でもできるリラックス効果のある体操やヨガなどを学び実践する、音楽を聴く、読書をする、など人により様々です。

 

リラクゼーションは血糖値のバランスを保ち、甘いものへの欲求を抑える効果があります。

自分に合ったリラックス方法を探し、習得してください。

 

 

【糖分コントロール習慣 その2】セロトニンの分泌を促す

 

甘いものを食べて幸福感を得るのは、セロトニンが増加するためです。

つまり、セロトニンを日常的に十分な量分泌できていれば、突如として襲ってくる甘いものへの欲求も抑えられます。

 

セロトニンを増やすには、早寝早起きの規則正しい生活をする、朝昼晩3食の食事を意識する、リズミカルな運動をする、朝日を適度に浴びる、これらが非常に効果的です。

 

すべてに気を配るのはなかなか難しいと思うので、まずはどれかひとつでもいいです。

 

心がけてみてください。

数日繰り返すと、心の満足度が変化してくるはずです。

 

 

【糖分コントロール習慣 その3】ストレスの原因に目を向ける

 

糖分とストレスは強い結びつきがあります。

ストレスを感じた時や溜まっている時、甘いものを食べたくなる傾向があるため、糖分を制限するためにはストレスに着目する必要があります。

 

一時的にかかる負荷だったとしたら、甘いもので緩和させるのも方法の一つとして考えても良いですが、慢性的なストレスを抱えている場合は、そのストレスの原因を見つめていかなければ糖分から離れることもできません。

 

無理に甘いものを避けようとすると、それがかえって新たなストレスとなり逆効果にもなりかねません。

 

自分は今、何に悩んでいるのか、何に苦しんでいるのかを見つめ直し、そこを改善していきましょう。

 

一人で考えたり、周囲の人と一緒に考えたりしても良い解決策が見当たらない場合は、カウンセラーからカウンセリングを受けるのが良いでしょう。

 

新たな視点で、例えば家族問題や人間関係、職場のトラブルなども解決できるかもしれません。

 

 

【まとめ】「心の健康」と「体の健康」は太いパイプで繋がっている!大切なことは「自分の心」を絶対に追い詰めないこと!!

 

「最近太ってきちゃった…」「肌荒れがすごい…」「健康が気になる…」「病気が発覚した…」などで甘いものを控えて健康を意識している人は知っていてください。

 

体の健康は心の健康とも繋がっている、ということを。

 

私たちは体の健康は意識しますが、心の不調はないがしろにしてしまいがちです。

“頑張りが足りないからだ”“自分はダメな人間だ”などと自分を追い詰めてしまってはいませんか?

 

心が健康でなければ、体の健康は望めません。

体の健康を保つためにも、心のケアを決して怠らないでください。

 

ストレスは溜め込まず、暴飲暴食で無理に解消しようと思わないでください。

正しい方法で効果的にストレスを解消していく必要があります。

 

その方法を身に付けてください。

 

糖分コントロール3つの習慣のおさらい

  1. リラックスの方法を身につける。
  2. セロトニンの分泌を促す。
  3. ストレスの原因に目を向ける。

 

ストレスに弱い、自分に厳しい、感情や行動をコントロールできない、最近憂うつになることが多い、ついつい甘いものやお酒に頼ってしまう、などの人は、一人でなんとかしようと思わず、ぜひカウンセラーに相談してみてください。

 

カウンセリングを受けることにより、ストレスにとらわれない生活を送ることができ、次第に心が晴れていくでしょう。

 

心が健康になっていくことで体の不調も和らぎ、健康へと近づいていきます。

 

ついつい美味しくて食べ過ぎてしまいがちな甘いものですが、心と体の健康を考えて摂取はほどほどに。

 

糖分に頼らない生活を送れるようになりましょう。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

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チャチャマル♂チャチャマル♂

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