代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたは、自分の容姿についてどう思いますか?
満足している。
不満足である。
さて、あなたの答えは?
我がカウンセリングルームにも「容姿を変えたい」「綺麗になりたい」という相談が沢山あります。
それと同時に、「美容整形をしたけど、うまくいかずそこが気になって仕方ない」という相談も数多くあります。
そこで、今回は自分の外見にこだわる人について書かせていただきます。
もし、自分の容姿にこだわりがある人や、もしくは、周りにそのような人がいると思う方は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただけたらと思います。

「外見にこだわる人」はコンプレックスが強く、自分に満足できない人が多いって聞くけど、人はどうしてコンプレックスを抱いてしまうのだろう?またコンプレックスを抱える人には、いったいどんな心理が隠されているのかな?

今回は「外見にこだわる人」が抱える「4つの心理的原因」や「5つの克服方法」が詳しく紹介されているみたい。またセルフカウンセリングで「コンプレックス心理」を自己分析できるから、「自分の容姿に自信がない」と思っている人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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コンプレックスの本当の意味
そもそも、コンプレックスという言葉は、心理学者ユングがクライアントの心を分析する時の専門用語として使ったのが始まりだとされています。
ユングのコンプレックス理論は「ある記憶に強い感情が結びついていると人は苦しむことがある」というものでした。
コンプレックスを英辞書で調べると「複合の」とか「合成の」という意味が書いてあります。
まさに「記憶と感情が結びつく」ということです。
しかし、日本で私たちが日ごろ使っているコンプレックスの意味は、ユングのコンプレックス理論ではなく、アドラーの理論の方を使っています。
アドラーは、人の持つ劣等感のことを「劣等コンプレックス」という言葉で表現して、この「劣等コンプレックス」の劣等を削って「コンプレックス」として使われています。
日本で使われているコンプレックスは和製英語で、アドラーが提唱したものだと言われています。
18.5%の人が「容姿に自信があり」
ある調査で大学生に「容姿に自信がありますか?」と質問したそうです。
その答えは下記のような結果になりました。
18.5%の人が「容姿に自信があり」と答え、81.5%の人が「容姿に自信がない」と答えたそうです。
その理由を尋ねると
- 容姿を人に褒められるから
- 顔がいいね、と言われるから
- 可愛いとよく褒められる
- 顔が丸顔だから…
- 目が一重なので…
- 目つきが悪いと言われる
- 太っている…
- 背が低い…
- 下半身デブだから…
自分の容姿に自信があるという人は「可愛い」「カッコイイ」と褒められることが多く、それが自信に繋がりどんどん綺麗になるようです。
その反面、容姿をいじられた経験がある人は、トラウマになり、今まで以上に自信がなくなりコンプレックスになってしまったようです。
結局は「自分の考え方」が最大の問題かも!?「容姿コンプレックス」になってしまう原因とは!?
容姿コンプレックスになるきっかけ
人が容姿コンプレックスに陥る原因にはきっかけがあります。
たとえば、
- 〇〇ちゃんは鼻が天井向いているね。
- 〇〇ちゃん、もう少し痩せたら可愛くなるのに…
- 好きな人に告白したらタイプではないと断られた。
このように、第三者から言われた言葉が原因になっている場合がほとんどのようです。
実際、あなたにも、似たようなきっかけはありませんか?
ほとんどの人は、言われたことには腹がたつけど、仕方ない、本当のことだから…と思います。
私も小学生の頃に、男の子に「○○ちゃんは鼻が大きいから鼻ちゃんだね」と言われ(確かに、私の鼻は団子鼻なので)、それから、その男の子だけは私を呼ぶ時に「鼻ちゃん」と呼んでいました。
それに対して、私は特別嫌な感情もなく、返事をして仲良く遊んでいました。
今では懐かしい思い出です。笑
このように、顔を指摘されても気にならない人はならないのです。
では、コンプレックスで悩んでいる人は何が原因なのでしょう。
コンプレックスで悩んでいる人は見た目が原因ではなく、
- 「愛してほしい人から十分に愛されなかった」
- 「私の方を見てほしいのに、振り向いてもらえなかった」
というような辛く悲しい心の叫びが本当の原因と言われています。
「愛されない」という事は、とても辛いことです。
- 「愛されなかったのは、見た目が悪いから…」
- 「私がもう少し、可愛ければ振り向いてもらえたのに…」
と見た目への劣等感や容姿コンプレックスに結び合わせてしまい、「愛されない私」というレッテルを自分で貼り付けてしまっています。
「外見にこだわる人」が抱える「4つの心理的原因」とは!?セルフカウンセリングで「コンプレックス心理」を自己分析してみよう!!
セルフカウンセリングで心理的原因を考える
それでは容姿コンプレックスの原因について書かせていただきます。
セルフカウンセリングしながら読み進めていただきたいと思います。
①過去のトラウマ
コンプレックスのもっとも多い原因の一つに過去のトラウマがあります。
あなたは過去のトラウマに因われていませんか?
トラウマとは精神的なショックや心の傷のことです。
トラウマはとてもデリケートな問題で、一度ショックな出来事を体験してしまうと、体験する前には戻れません。
では、何故トラウマになるかと言うと、トラウマは予測できない出来事だからです。
自分でコントロールできない出来事はトラウマになりやすいと言われています。
トラウマに因われていると、劣等感や自分への無価値感(自分には価値がないという感覚)を覚えるようになります。
②自分の良い所に気づかない
コンプレックスに悩む人ほど、自分の良い所に気づいていません。
本当は、沢山あるはずの自分の良い所が、一時的に探しづらい精神状態に陥ってしまいます。
自分の短所や欠点はよく見つけることが出来ますが、良い所は自分で意識をしないとなかなか見つけることはできません。
意識して探さないといけません。
③自分の良い所を磨いていない
コンプレックスを抱える人ほど自分の良い所に気づいていないし、気づいて磨こうとはしません。
ダイヤモンドであっても磨かないと光りません。
コンプレックスは、雑草と同じで、いくらでも増えていきます。
自分で定期的に手入れをしなければいけません。
一方で、良い所は庭で育てているバラやチューリップのようなもので、きちんと手入れをすれば毎年、綺麗な花が咲きます。
ですから、自分磨きは必要になります。
④他人の視線を気にしすぎ
コンプレックスを持っている人は、他人の視線を気にします。
そして、これが最大の原因とも言われています。
コンプレックスを抱えている人は、他人の評価を必要以上に気にしてしまいます。
コンプレックスに深刻に悩み続けると、他人の視線や笑い声まで敏感になり、すべて自分に向けられていると思うようになります。
容姿コンプレックス4個の原因を書かせていただきました。
思い当たる箇所はありましたか?
【まとめ】「容姿コンプレックス」から脱却したい!「容姿コンプレックス」を克服する「5つの方法」を徹底解説!!
コンプレックスは自分にとって「最高の宝物」
次に、容姿コンプレックス克服方法について書かせていただきます。
参考にしていただけたらと思います。
①コンプレックスを個性として受け入れる
コンプレックスを克服するうえで大切なことは「コンプレックスを受け入れる」ということです。
コンプレックスは変えることはなかなかできません。
そこで、考え方を変えてみて下さい。
「これが自分なのだ」と自分の素晴らしい個性として受け入れるのです。
コンプレックスは自分の特徴であり、最高の宝なのです。
②他人の意見を聞いてみる
この方法が一番簡単な方法です。
自分のコンプレックスに思っているところについてたずねてみるのです。
「○○へんじゃない?」というように…
どうしてこのような方法が良いのかと言うと、人はあなたが思っているほど、あなたのコンプレックスを気にしていないということです。
コンプレックスは本人だけが大問題にしているだけで、他人からはすれば問題外なのです。
これは、スムーズに克服できる方法と言われています。
③コンプレックスを克服した人と友達になる
コンプレックスを克服したい時は、人間関係を変えることが大切になります。
具体的には、コンプレックスを克服した人と付き合うことをオススメします。
コンプレックスを克服した人は、あなたにとって、適切なアドバイスをくれるはずです。
そして、コンプレックスを克服した人は、あなたの気持ちも分かりやさしく理解してくれます。
④カウンセリングを受ける
コンプレックスを克服するのはなかなか難しいものです。
そこで、人の手を借りる方法があります。
それは、カウンセリングを受けることです。
自分の内面と向き合う時間をもつことで、コンプレックスを克服することができます。
⑤心理学を学ぶ
コンプレックスを克服するために、心理学を学ぶという方法もあります。
カウンセリングを受けるのがいまひとつ、不安だと思うならば、自分で心理学を学び、コンプレックスを克服するためのノウハウを学び、自分で克服するのも一つの手だと思います。
以上、容姿コンプレックス克服方法5個を書かせていただきました。
参考になりましたか?
大切なことは「自分を直視し自信を持つ」こと!セルフカウンセリングの自己分析結果も参考に!!
悪い思い込みに惑わされない生き方
顔のパーツは人それぞれ、様々な形を持っています。
大きな目、小さな目。
大きな鼻、小さな鼻。
大きな口、小さな口。
目、鼻、口、ついているものは同じなのに、何故、人はこうも顔が違うのか?
不思議に思います。
そこで容姿コンプレックスが生まれるわけですが、自分に自信を持って下さい。
自分が人と比べて劣っているかどうかではなく、他人の影響で作られた思い込みの場合が多いのです。
自分が描く身体像は他人が作ったものに過ぎません。
どうか、それに惑わされないで下さい。
まずは、思い込みを捨てて、自分の姿を直視することが、容姿コンプレックスから抜け出せる方法だと思います。
一人で悩まずに、専門のカウンセラーに相談し、認知行動療法をしたり、容姿コーディネートを受けてみるのも良いかと思います。
あなたが笑顔になるよう応援しています。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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