男性社員に高圧的な態度を取っている女性社員

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

あなたの周りには、高圧的な態度をとる人がいますか?

 

会社の上司や親戚にこのような人がいると、対応するのってなかなか大変でストレスも溜まってしまいますよね。

 

パワハラやモラハラという言葉や考え方の認知度がかつてより相当上がっており、あからさまに大きな声で怒鳴ったり差別的な発言をしたりする人は、以前より少なくなったように思います。

 

しかし、どんな環境でも多かれ少なかれ高圧的な人がいます。

 

そのような人と出会い、関わらねばならない時のために、今回は高圧的な人の心理と対応の仕方についてお話ししていきます。

 

モモ♀モモ♀

学校や会社、親族関係でも「高圧的な人」って存在しているけど、周りの人は100%迷惑しているのが現実だよね。でもどうして立場が上になったりすると人は「高圧的な態度」を取るのかな?「高圧的な人」にはいったいどんな心理が隠されているのかな?

ソラ♂ソラ♂

今回は「高圧的な人」に共通する「5つの心理」や、「高圧的な人」から身を守る「4つのコツ」が詳しく紹介されているみたいだよ。またセルフカウンセリングで「高圧的な人の心理」も自己分析できるから、「他人に高圧的になっているかも?」と感じている人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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「高圧的な人」ってどんな人!?100%確実に嫌われる「高圧的な行動」とは!?

高圧的な人って、案外どこにでもいるもの

そもそも、高圧的な人とはどのような人でしょうか。

「高圧的」とは、権力で相手を押さえつけるさま、高い圧力をかける様子、という意味です。

 

自分の立場を利用して、大きな声で怒鳴りつけたり上から目線で命令や文句を言ったりする人が当てはまると言えるでしょう。

 

会社の上司によくあるパターンだと思います。

 

また、年上の親戚や仕事中に対応するお客様の中にも、このような人が時々いるかと思います。

 

本来なら、高圧的な態度で接してこなくともいいような状況なのに、わざわざそのような態度で接してくる人にはどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

チェックしていきましょう。

 

 

「高圧的な人」に共通する「5つの心理」とは!?セルフカウンセリングで「高圧的な人の心理」を自己分析してみよう!!

なぜ人は高圧的になるのか?

それでは、高圧的な人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【高圧的な人の心理①】プライドが高い

人から見下されたり、バカにされたりすることを極度に嫌っている人です。

 

自分が相手よりも上だということを示したい気持ちや、バカにされたくないという気持ちから高圧的な態度をとります。

 

その陰には人から認めてもらいたい、注目を浴びたいという意識も隠れています。

 

【高圧的な人の心理②】自分に自信がない

本当に自分に自信のある人なら、あからさまな態度をとらなくとも周囲から信頼されたり一目置かれたりします。

 

しかし、高圧的な人は実は自分に自信がなく、その姿をそのまま出してしまうと印象が悪くなると思い、隠そうとします。

 

そのため、高圧的な態度で自分を大きく見せようとするのです。

 

【高圧的な人の心理③】思い通りに相手を動かしたい

自らに柔軟な対応力がないため、周囲には自分の思い通りに動いてほしいと思っている人です。

 

文句を言われたり反発されたりするのが嫌なので、先手を打つような意味で高圧的な態度をとります。

 

【高圧的な人の心理④】何かを隠そうとしている

やましいことや嘘、失敗などを必死に隠そうとしている人です。

 

コソコソしたり細かい嘘を並べたりするのは苦手なので、あえて大きな態度で堂々としたフリをしてごまかします。

 

相手から突っ込まれないようにするために高圧的になりますが、その方がバレバレなことに本人は気づいていないのでしょう。

 

【高圧的な人の心理⑤】優越感を得たい

人から偉い人だと思われたい、自分の方が上であることを示したいという気持ちから、高圧的な態度をとります。

 

本人こそが、いつも会社の上司からや家庭などでヘコヘコさせられているのかもしれません。

 

その分のストレスから承認欲求を満たすために、反発できないような立場の人に偉そうな態度をとります。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、以下に記載している高圧的な人への対応の仕方をチェックし、また、自分が高圧的な態度を周囲にとり不快な思いを与えていないか、今一度思い返してみましょう。

 

 

「柔(じゅう)よく剛(ごう)を制(せい)す」の考え方がベスト!「高圧的な人」から身を守る「4つのコツ」とは!?

古代中国の老子(哲学者)から学ぶ「高圧的な人」への対応

それでは、高圧的な態度をとってくる人への対応の仕方について、説明していきます。

 

現在関わっている人の中に高圧的な人がいる場合は、下記のことに注意しながら今後対応していきましょう。

 

また、今のところは周囲にそのような人がいない場合も、いつどんなタイミングで遭遇するかわからないのでしっかりと頭に入れて、摩擦を生じさせず対応できるようにしておきましょう。

 

【高圧的な人から身を守るコツ①】相手を褒める

高圧的な態度をとる大抵の人は、承認欲求の強い人です。

 

人から認められたい気持ちが強い人ですから、相手のことを褒めてあげましょう。

 

その人のことを持ち上げたり、慕っていますアピールをしたりすることで、相手は良い気分になり敵対心を持ってこなくなります。

 

【高圧的な人から身を守るコツ②】相手の意見を一度受け止める

その後従うか従わないかはともかくとして、相手の言いたいこと、気持ちを一度は受け止めて理解を示しましょう。

 

この人は話の分かる人だと思わせることで、高圧的な態度をとる必要性を感じなくさせるのです。

 

【高圧的な人から身を守るコツ③】反抗的な態度はとらない

こちらも反抗心むき出しになっては、相手の感情をヒートアップさせてしまう可能性があります。

 

おかしなことを言っていると思っても、できる限り本人には反抗的な態度はとらず、他の方法で丸く収められないか考えてみましょう。

 

真っ向からの否定ではなく、相手の意見も汲み取った上での提案を投げかけましょう。

 

【高圧的な人から身を守るコツ④】冷静に対応する

相手が高圧的な態度をとっている時に、感情をさらけ出してしまってはうまくいきません。

 

怒りの表情を見せたり泣いたりするのではなく、冷静に対応しましょう。

 

中にはバカにされていると思われてしまうこともあるので、冷たくなりすぎず、熱くなりすぎず、解決策を見出し提案しましょう。

 

 

これらのことに気を付けながら、高圧的な人とも上手に対応できるようになりましょう。

 

高圧的な人も、心を開いてくれれば案外良い人な事もあるので、敵対するのではなく友好的な関係を築こうとする方向に考えていきましょう。

 

 

【まとめ】「高圧的な人」は時代遅れの象徴!大切なことは「高圧的な態度」は「本当にカッコ悪い」という現実に気付くこと!!

自分は高圧的になってしまってないですか??

以上、高圧的な人の心理と対応の仕方について説明してきましたが、もしかしたら、自分も誰かに対してそんな態度をとってしまっていることがあるかもしれません。

 

例えば、後輩や入店したお店のスタッフ、子どもに対してなど。

自分の方が上であるということを示したいがために、圧力でねじ伏せようとするのは間違ったやり方です。

 

それでは良い関係は築けませんし、本当に求めているものも返ってきません。

なにしろ、お互いに多大なストレスが溜まります。

 

高圧的な態度に頼ってしまう人は、コミュニケーション能力の低い人によく見られます。

自身のコミュニケーション能力不足を、大きな態度で包み隠そうとしているのです。

 

相手に自分の意見や要望を正しく伝えるために、コミュニケーション術を学んでいくことをおすすめします。

 

コミュニケーション能力を向上させることで、高圧的な態度に頼らずとも相手と意見を交換し合い、仕事もプライベートも良い道を進むことができるようになります。

 

劣等感を克服して「高圧的な人」から「魅力的な人」へ!本気で変わるならメンタルトレーニングが効果的!!

感情コントロールの重要性

また、感情のコントロールも重要なポイントです。

 

イラッとした時や気持ちが不安定な時に、高圧的な態度をとってしまうことはよくあることです。

そうならないために、ストレスを溜め込みすぎず、受け流す力を身に付けましょう。

 

メンタルトレーニングを受けて、感情の波をある程度、自分で操作できるようになりましょう。

 

これは「自分は他人に対して、絶対に高圧的な態度を取らないぞ!」という修行(ゲーム)だと考えてみると非常にシンプルです。

 

そして、高圧的な人が周囲にいるせいでメンタルに不調をきたしている人、対応に困っている人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けて現状の生きづらさから抜け出しましょう。

 

自分がつい高圧的になってしまうという人も、気づかぬうちに心に問題を抱えてしまっている可能性があります。

 

周りが離れていかぬ今のうちに、良い人間関係を取り戻せるようカウンセラーからカウンセリングを受けて、改善していきましょう。

 

正しく伝えれば、相手は理解を示してくれます。

どんな人とでも良い関係を築けるように、自分自身を成長させていきましょう。

 

器の大きい人を目指して自分改革をしていってください。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

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ソラ♂ソラ♂

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