不安障害で悩んでいる女性

 

こんにちは。

 

カウンセラーの金子ともやです。

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前回に引き続き、不安症について

お話していきたいと思います。

▶ 前回のブログはこちら

 

今回は、主な身体症状と不安症の

メカニズムについてお話していきたいと

思います。

 

不安症のメカニズムをきちんと理解して、

精神的に安定し生きやすい自分を手に入れましょう。

 

 

サクラ♀サクラ♀

不安症を発症させないためにはどうすればいいのかな?

コタロウ♂コタロウ♂

今回は不安症のメカニズムと予防法が分かるみたいだね。ともや先生よろしくお願いします!


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腹痛や下痢の原因は不安症かも!?知っておきたい主な身体症状!!

 

まずは身体症状についてお話したいと思います。

主な症状としては以下のような身体症状が起こります。

 

  • 動悸
  • 息苦しさ
  • 過呼吸
  • めまい、吐き気
  • 手足、声の震え
  • 腹痛、下痢

 

このような症状が主な身体症状です。

 

しかし、緊張して手や声が震える状況は

場面によっては誰にでも起こりうることですし、

これだけでは不安症だと気づくのは

難しいかもしれません。

 

例えば、

会社でお客様にお茶を出すというシーンで、

緊張から手が震えてしまい、

お茶が出せずに困っているのであれば

不安症と見て良いでしょう。

 

 

紛れもない防衛反応!大げさに考えすぎるのはNG!!

 

誰でも多少の不安を感じていながら

日々を過ごしています。

 

不安というのは生き物すべてにある

「防衛反応」で、私たちの先祖から

代々受け継いだ感情です。

 

ありすぎるのも良くないですが、

なさすぎるのも良くないでしょう。

 

つまり、程度の問題ということです。

 

必要以上に不安に対して

敵視する必要はないのです。

 

 

引き金は悩み!?今の生活環境を見つめてみよう!!

 

不安が募りやすい環境に

身を置いているのも、

不安症を発症する一因になります。

 

不安が過度に働くことが、

不安症の引き金になることを考えると、

日ごろから不安をためこみやすい

環境に身を置いている方は注意が必要です。

 

一般的には、

 

女性の場合 夫、姑、子育てなどの家族関係・友人関係についての悩み
男性の場合 会社の人間関係、金銭問題の悩み

 

が多いと言われています。

 

つまり、

不安になる内容は自分の価値観、

ライフスタイルに結び付いているのです。

 

 

不安症を予防するには?キーワードは「ポジティブ思考」!!

 

歳を重ねると、不安や苦痛が

増えると言われています。

 

生きている限り、

誰でも悩みごとはあると思いますが、

年齢を重ねていくことで悩み事の

受け止め方は変化していきます。

 

一般的には、年齢を重ねれば

不安や苦痛が増えると言われています。

 

ところがスタンフォード大学の社会学者、

ローラ・カーステンセンの研究結果では、

歳を重ねることで、よりポジティブな感情が

増えたという結果が出たのです。
※参考動画「ローラ・カーステンセン-年をとるほど幸せになる-TEDxWomen-」

 

 

すなわち、不安や怒りを感じにくく

なっていくことがわかりました。

 

もちろん歳を重ねていくことによって

病気になってしまったり、

時には家族を失ったりするなど、

辛い経験が増えてくるのも

自然なことなのかも知れません。

 

しかし、

人というのは生きることに対して

感情的に満足し、落ち着いた感情を

備えるようになります。

 

だからこそ、

今より少しでも「ポジティブ思考」を

持つ意識を強め、不安症を起こすリスクを

回避していく必要があります。

 

 

大切なことは「ポジティブ思考」を意識すること!!

 

不安症になってしまう人に

共通しているのは、

当たり前かも知れませんが

「不安なことを考えている」

ということです。

 

たとえば、

  1. 仲の良い友人と旅行に出かける。
  2. 家族同士でバーベキューをする。
  3. 恋人同士で海に散歩に出かける。

 

このようなシチュエーションの時は、

不思議なことに不安症は起こりません。

 

それはなぜでしょうか?

 

それは、

「その先の未来にある幸せ」を

予測しているからです。

 

つまり、

「楽しいことを考えている」からなのです。

 

ところが、

楽しいことを考えるのは難しい

という人もいます。

 

そういう人は、

まず心療内科や精神科で

診断を受けて適切な処置をする、

またはカウンセリングなどの

精神治療を受けるのがベストな方法です。

 

たとえば心理カウンセリングには、

ポジティブ思考を意識できるような

トレーニングも存在しています。

 

大事なことは、

今のあなたの状態をしっかりと理解し、

適切な処置をしてあげることです。

 

自分自身を大切にして、

今よりもっと幸せになってください。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:金子ともや