お互いに八つ当たりせずに良好な恋人関係を築いている男女のカップル

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

▶ 杉本もゆるのプロフィール

 

これまで数回、

ストレスや怒りに関係するブログを書いてきました。

 

フラストレーション耐性が弱い人は

ストレスが怒りになりやすく、

その怒りが「八つ当たり」という形で

現れてくるケースがあります。

 

まったく関係のない人に

ストレスやイライラをぶつける「八つ当たり」

 

あなたにも誰かに八つ当たりしてしまった

経験はありませんか?

 

そこで、

今回は溜まったストレスのせいで、

身近な相手に八つ当たりを

してしまうのを防ぐ方法をご紹介します。

 

 

ココ♀ココ♀

八つ当たりって人間関係を壊すなど良いことはひとつもないのに、どうして八つ当たりしてしまう人が多いんだろう?

レオ♂レオ♂

今回は八つ当たり予防のトレーニングを教えてもらえるみたいだよ。もゆる先生よろしくお願いします!


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八つ当たりは人生を失敗しやすい!?人はなぜ八つ当たりをするのか?

 

家庭でも職場でも、どこにいても

ストレスって溜まってしまいますよね?

 

溜まったストレスをうまく発散できれば

問題はないのですが、

そうはなかなかいかないもの。

 

身近な家族や恋人、友達、部下などに

どうしても八つ当たりしてしまうこと、

ありませんか?

 

そもそも、八つ当たりやキレるなどの、

攻撃したいという気持ちは、

普段は理性で制御されていますが、

これは人間に元々備わっている

本能的な欲求です。

 

確かに、

八つ当たりしたり、キレたりした“直後”は

スッキリしますよね?

 

それはこの本能のためなのです。

 

しかし、

このような攻撃行動を誰かにするのは、

百害あって一利なし。

 

人間関係を壊したり、

信用を失ったりする結果になりかねません。

 

つまりあなたの大切な人生そのものを

失敗させているようなものなのです。

 

 

八つ当たり予防にはカウンセリングが効果的!もちろん自分でもトレーニング可能!!

 

溜まったストレスが爆発する前に、

自分でうまくストレス発散できるか、

カウンセリングを受けることができれば

怒りやイライラも治まるとは思いますが、

忙しかったりタイミングが悪かったりすると、

うまくいかない時がありますよね?

 

この溜まったストレスを相手への

攻撃行動に変換しないためには、

「相手への共感性を高める」

これが重要なポイントです。

 

共感性を高めることにより

相手との関係性が深くなり、

お互いを傷つけることのない、

コミュニケーションの一環となるような

喧嘩ができるようになります。

 

罵りあったり、一方的な感情を

ぶつけたりすることのない喧嘩は、

八つ当たりと違い、決して悪いことではありません。

 

前々回のブログ(4月25日分)

ご説明しましたが、怒りには

フラストレーション耐性が関係しています。

 

普段から夫婦喧嘩などをしていると、

フラストレーション耐性が高まるといわれています。

 

 

共感性カウンセリングで、フラストレーション耐性トレーニングをしてみよう!!

 

それでは相手との共感性を高めるための方法を4つご紹介します。

 

<共感性カウンセリング4>

1.人前で侮辱しない 自尊心を傷つけるような発言は、人前では避けましょう。
2.人と問題を共有する 人が考えている悩みや問題を、自分のことだと置き換えて捉え、一緒に考えましょう。
3.人の意見に耳をきちんと傾ける 人が発言しているとき、自分の意見があったとしても、まずは最後まで聞きましょう。
4.人の個性や立場を尊重する 人それぞれ育った環境や個性は違います。そして立場もあるので、理解するように心がけましょう。

 

これら4つの共感性カウンセリングを

常に意識して過ごしましょう。

 

さらに紙などに書いて、

いつも目に入る場所に掲示しておくのが

ベストなトレーニング方法です。

 

 

ストレスを感じるのは自分だけではない!1番の予防策は「相手を思いやる心」!!

 

共感性を高めることができれば、

ストレスが溜まっていても

相手に八つ当たりすることなく、

適切に気持ちを伝えあうことができます。

 

そして、

共感性の高い相手同士となら、

そもそものストレスが溜まりにくくなります。

 

ストレスとうまく付き合っていくには、

自分ひとりではなかなかできません。

 

周りの人の協力が必要です。

 

置き換えてみれば、周りの人も

あなたの協力が必要なのです。

 

イメージしてみてください。

 

ひとりひとりが相手との共感性を

高めるために努力をし、

ストレスをお互いに軽減できたら

とても素晴らしいですよね。

 

大切な家族や友人などと頻繁に

傷つけあう喧嘩をしてしまう人は、

その相手と共感性について

一度話し合ってみるのも良いでしょう。

 

そして、ここまでは言っても大丈夫、

これ以上は言ってはいけない、

というラインをお互いに見極められるように

できたらいいですね。

 

人生を失敗しないために、

今回ご紹介した、

「4つの共感性カウンセリング」を

ぜひ活用してみてください。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる