カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに褒めすぎる人はいませんか?
またはあなた自身、褒めすぎる人ではありませんか?
- 「すごいね」
- 「素晴らしい」
- 「うらやましい」
- 「かわいい」
- 「尊敬します」
など、言われて嬉しいはずの褒め言葉。
人から褒められるのは本来嬉しいことであるはずなのに、相手がやたらと褒めてくると不審に感じたり居心地が悪くなったりもします。
本気でそう思ってくれているのか、それとも社交辞令で言っているのか、相手の真意が気になってしまいますね。
そんな褒めすぎる人には一体、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は褒めすぎる人の心理や関わり方についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、決して相手に喜ばれないコミュニケーションを取る「褒めすぎる人」っているよね。もちろん本人にとってはごく普通に相手を褒めているというケースもあると思うけど、やっぱり不自然で過剰な褒め方をされると、褒められた側にとってはあまりいい気持ちにはならないみたいだね。そんな「褒めすぎる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「褒めすぎる人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

今回は「褒めすぎる人」に共通する「7つの心理」や「4つの上手な関わり方」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「褒めすぎる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば人を褒めることが多い(褒めるのが好き、相手のためになっている、自分を見直して改善したい)」という人や、「身近に褒めすぎる人がいる(お構いなく褒めてくるからウザイ、上から目線で褒めるからイラッとする、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?ひょっとして「褒めすぎる人」ではありませんか?
褒めることは良いことです。
褒められると嬉しい気持ちになります。
けれど、褒めすぎたり褒め方がズレていたりすると、人間関係にヒビが入ることもあります。
例えば、外見ばかり褒めていると、相手は“自分は性格は良くないのかもしれない”と思ったり、“努力は認めてもらえていないんだ”と感じたりするでしょう。
また、内面ばかり褒めても、“自分は外見は良くないのか”と逆に自信を失うことがあります。
育成者から褒められて育った人は褒め方も知っていますから、人に対して上手に褒めることができます。
しかし、育成者からあまり褒められずに育った人は、褒めることの重要性を知らなかったり褒め方がわからなかったりしますし、褒めるということへの不信感を持つこともあります。
褒める動機には、その人の育成環境が大きく関わっていると言えます。
さて、あなたは褒めること、褒められることに対して、どのような意識を持っているでしょうか。
幼い頃の記憶を思い起こしながら振り返ってみると、自分の捉え方の気づきが得られるかもしれません。
「社交辞令」「好かれたい」「褒めてもらいたい」!?「褒めすぎる人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「褒めすぎる人の心理」
それでは、褒めすぎる人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【褒めすぎる人の心理①】話題が他にない
相手と会話はしたい、もしくは一緒にいて話していないと気まずいと思っているのですが、話題が見つからないため思い当たるところを片っ端から褒めて、会話をつなごうとしています。
褒めたところから会話が広がると思いきやそうもならないので、褒め続けて場をつないでいるのです。
【褒めすぎる人の心理②】褒めてもらいたい
相手を褒めることで、自分のことも相手から褒めてもらいたいと思っている人です。
承認欲求が強く、見返りを求めるタイプなので、自分が褒めているのに相手が褒め返してくれないと不満を感じる少し自分勝手な人です。
「あなたこそ〇〇ですごいよ!」と褒め返してあげると満足します。
【褒めすぎる人の心理③】好かれたい
相手に好かれたい、もっと仲良くなりたいという気持ちから褒めまくります。
“あなたのことをよく見ています”“あなたに好感を持っています”というアピールをしているのです。
人を褒めることがコミュニケーションスキルの一つだということは知っているのですが、加減をわきまえていないので相手に不信感を与えてしまい、逆効果になることもあります。
【褒めすぎる人の心理④】見下している
上から目線で相手のことを見下しているような人です。
褒めるということは、相手のことを認めるということにもなります。
“尊敬する”という意味合いよりも、“よく頑張っていて偉い”というような上からの立場で発言しています。
プライドが高く、人のことをいつも上か下かで判断していて、頻繁にマウントをとりたがります。
【褒めすぎる人の心理⑤】操作したい
相手のことを支配したい、コントロールしたいと思っている人です。
相手を褒めてよい気分にさせたり、自分を慕ってもらったりすることで、自分の思うように動いてもらおうとしています。
人間関係を損得勘定で考えるところがあり、いつも計算しています。
仕事はできるかもしれませんが、信頼はあまり得られないでしょう。
【褒めすぎる人の心理⑥】素直
正直で素直な性格の人です。
思ったことや感じたことをそのまま相手に伝えています。
相手に好意があったり尊敬していたりするので、小さなことでも気づいて褒めてきます。
悪意はまったくなく、まるで子どものように純粋な人です。
本人も育成者からたくさん褒められてきたのでしょう。
【褒めすぎる人の心理⑦】社交辞令
本心でそう思っているわけではないのですが、とりあえずその場の雰囲気で褒めている人です。
お世辞を言ったりごまをすったりすることが得意です。
口は上手いですが口先だけなので、見抜ける人からすると信用はありません。
上司や先輩からは好かれやすいですが、同期や部下、後輩からはあまり好かれないかもしれません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、ただ褒めるだけでなく、褒め方にもいろいろあることや加減やタイミングが必要であるということを認識しましょう。
相手が本当に心地よくなってくれる褒め方ができるといいですね。
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それでは続いて、褒めすぎる人との上手な関わり方を4つ説明します。
【褒めすぎる人との上手な関わり方①】振り回されてはいけない
相手の言葉に一喜一憂しないようにしましょう。
褒めすぎる人の中には、とても自分勝手な人がいます。
自分の気分で褒めたりけなしたりしてきます。
相手の言動に振り回されてしまうと、自分の心が疲れてしまいます。
この人は褒めてくれる人だからといって、コントロールされることのないように意識していましょう。
【褒めすぎる人との上手な関わり方②】信じすぎてはいけない
褒められることは嬉しいことですし、その分自分のことを見てくれている人だといえます。
しかし、その言葉を信じすぎてはいけません。
口が上手い人の中には、あなたのことをうまく利用しようとしている人もいます。
特に異性の場合は注意が必要です。
自分のことを褒めてくれる人だからといって、良い人だとは限りません。
よく褒めてくる人の話は、話半分で聞くことをおすすめします。
【褒めすぎる人との上手な関わり方③】褒め返してあげる
相手から褒められたら、その分相手のこともしっかりと褒めてあげましょう。
自分のことを褒めてもらいたいと思っているから相手を褒めている人もいますし、そうでなくとも、本来は人から褒められることはとても嬉しいことです。
「〇〇さんこそ△△ですごいです!」などと、褒め返してお互いの信頼関係をよくしていきましょう。
相手は喜んでくれるはずです。
【褒めすぎる人との上手な関わり方④】話題を変える
あなたのことを褒め続けているのなら、もしかすると他に話題が見つからなくて困っているのかもしれません。
そのまま話を聞いていたり、「そんなことないです」と否定したりするのではなく、「そういえば、」などと話題をガラッと変えてしまいましょう。
話題を提示すれば、相手もその話に乗ってきてくれることと思います。
【まとめ】「褒めすぎる人」を「受け入れて冷静に対応できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「コミュニケーションスキルを身に付ける」こと!!
「コミュニケーションスキル」と「精神的に自立した自分」を手に入れることが重要!
いかがでしたか?
実践できそうな関わり方はありましたか?
褒めすぎる人について説明してきましたが、人を褒めることは本当は良いことです。
人のことをよく観察して、それを認め、称賛することは、人間関係はもちろん自己の成長や刺激にもなります。
加減を調節しながら、あなたも褒め上手になりましょう。
人のことを褒めるのが苦手、褒め方がわからないという人は、コミュニケーションセミナーなどに参加したり、専門のカウンセラーからコミュニケーショントレーニングを受けたりすると上達していきます。
また、人の褒め言葉を受け入れられなかったり、褒めることに抵抗があったりするような人には、心に何かしらのわだかまりがあるといえます。
人間関係でのトラウマがあったり、インナーチャイルドがあったりするのかもしれません。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどしてわだかまりを払拭することで、もっと生きやすく、そして自由なコミュニケーションをとれるようになります。
“褒める”というコミュニケーションスキルを上手に使って、今よりも円滑で幸せな人間関係を築いていけるといいですね。
褒めたり褒められたりできる、そんないい人間関係の中で生きられることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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