カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに皮肉を言う人はいませんか?
またはあなた自身、皮肉を言う人ではありませんか?
何か失敗をしたり今一つだったりした時、大目に見てくれればいいものを、怒りはしないけれど皮肉を言ってくる人がいますね。
いっそのことストレートに言ってくれてもいいのに、わざわざ遠回しに皮肉で伝えてくる人。
単に性格が悪いのか、それとも何かの意図があるのか。
言われる側にももちろん原因はあるのかもしれませんが、皮肉を言う人には一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は皮肉を言う人の心理や、つい皮肉を言ってしまう人のための改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、わざわざ嫌味ったらしい言葉をチョイスして、瞬時に人を不愉快な気持ちにさせる「皮肉を言う人」って結構たくさんいるわよね。本人的には皮肉を言っているつもりがないというケースが多いみたいだけど、皮肉を言われる側にとっては「言葉の暴力」を受けていると言っても過言ではないわね。そして一番残念なのは、当の本人が皮肉を言って相手を傷つけているということに気がついていないこと。そんな「皮肉を言う人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「皮肉を言ってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「皮肉を言う人」に共通する「5つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「皮肉を言う人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば皮肉を言ってしまうことがある(指摘されたことがある、癖だから仕方ない、皮肉を言わない人になりたい)」という人や、「身近に皮肉を言う人がいる(ガチで不愉快になる、シンプルにイラッとする、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「皮肉を言う人」ではありませんか?
そもそも皮肉とはどのような意味なのでしょうか。
ひ‐にく【皮肉】 の解説
[名・形動]
1 皮と肉。また、からだ。
「六尺の―と共に夜半の嵐に吹き籠めて」〈樗牛・滝口入道〉
2 うわべだけなこと。また、そのさま。皮相。
「年を取るに連れて趣味が―になって行くんだね」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
3 遠まわしに意地悪く相手を非難すること。また、そのさま。当てこすり。「辛辣 (しんらつ) な―を言う」「―な口調」
4 期待していたのとは違った結果になること。また、そのさま。「―なめぐりあわせ」引用元: goo辞書「皮肉(ひにく)の意味」
今回の内容には3番が当てはまるようですね。
相手に対してストレートでなく、あえて遠回しに意地悪なことを言ってくることのようです。
あなたの周りにも一人くらいは、皮肉屋な人がいるのではないでしょうか。
それとも、あなた自身が皮肉をつい言ってしまう人ではありませんか?
自分がそうかも、と思った人は今後くれぐれも気を付けましょう。
「マウントをとりたい」「察してほしい」「自分を正当化したい」!?「皮肉を言う人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「皮肉を言う人の心理」
それでは、皮肉を言う人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【皮肉を言う人の心理①】マウントをとりたい
相手よりも自分の方が賢い、できる人間だということを知らしめたいと思っている人です。
あえてストレートに言わず皮肉として言うことで、配慮していると思っていたり自分の方が優位だと思わせたかったりしています。
実は自己肯定感があまり高くない人です。
【皮肉を言う人の心理②】自分を正当化したい
自分のミスや欠点を認めることができない人です。
相手に皮肉を言うことで、自分を正当化しようとしています。
相手の方が正しい、優れていると認めることができない、心の狭い人だといえます。
本当は自分に自信がないのです。
【皮肉を言う人の心理③】察してほしい
自分の本心を人に伝えるのがあまり上手でない人です。
まっすぐストレートには言えないので、皮肉を交えて相手に気付いてもらおうとしています。
素直な性格ではありません。
偉そうにしていると思われがちですが、実は小心者です。
【皮肉を言う人の心理④】おもしろいと思っている
人の失敗などに対して、本人としては気まずくならないようにその場を盛り上げようとして言っています。
皮肉として少し指摘をするけれど、そこまでは気にしていないというアピールをしています。
本人的には不快にさせるつもりなどなく、おもしろくしていると思っています。
【皮肉を言う人の心理⑤】何も思っていない
相手を貶めよう、傷つけようなどとは思っていません。
本人としては何も思っていないで発言しています。
悪意はありません。
ただ、言葉の使い方や伝え方を知らないので、嫌みや皮肉としてとらえられてしまっています。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人への伝え方で誤解を生まないように工夫をしましょう。
また、他人からの発言には人それぞれ伝え方がありますから、細かく気にはしないようにしていきましょう。
「皮肉を言ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?人間関係に必要なコミュニケーションスキルも身に付く「3つの改善方法」を徹底解説!!
「皮肉を言う人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは!?
それでは続いて、つい皮肉を言ってしまうという人のために改善方法を3つ説明します。
【皮肉を言う人の改善方法①】伝え方を学ぶ
伝え方ひとつで、同じことを言うのでも相手の受け取り方は大きく変わります。
皮肉を言っても誰も嬉しくありませんし、指摘するのであればもっとほかの方法があるはずです。
相手が傷つかない言葉で、もっと改善を見こめる言葉で指摘をしてあげましょう。
コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりするとよいでしょう。
【皮肉を言う人の改善方法②】自己肯定感を上げる
相手に皮肉を言ってしまう理由の中には、自己肯定感が低いことが挙げられます。
相手を貶めても本当の意味で自分が優位になっているとは言えません。
自己肯定感を上げれば、皮肉を言うなどして自分を満足させようとすることもなくなります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、自己肯定感を上げていきましょう。
【皮肉を言う人の改善方法③】共感力を上げる
このようなことを言ったら相手はどう感じるのか、考えられる人になりましょう。
伝える前に相手の気持ちに寄り添えることができれば、もっと違った伝え方ができますし、言わなくていいことも言わなくて済むようになります。
相手の立場になって相手の気持ちを考えられるように、共感力を上げていきましょう。
人の動きにもう少し敏感になってもいいでしょう。
【まとめ】「皮肉を言う人」から「愛のある言葉を使える人」へ!大切なことは「思いやりの心を持つ」ことと「コミュニケーションスキルを身に付ける」こと!!
相手を傷つける言葉を使うのではなく「相手が喜ぶ言葉を使う生き方」してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
皮肉を言う人というのは、本当は悪い人ではないと思います。
ストレートに言わず、本人なりにオブラートに包んでいるのではないでしょうか。
素直でない人だと思って、こちらが広い心で対応することも必要です。
その人の性格として受け入れてあげてもいいでしょう。
ただし、あまりにもひどい場合には、ハッキリと「その言い方は嫌だ」「傷つきます」と伝えてもいいと思います。
相手は気づいてくれるはずです。
人はそれぞれ違う性格を持っています。
価値観も違います。
その人に合わせた関わり方ができるようになれるといいですね。
こちらが今よりも少し大人になって、皮肉を言ってくる人にも対処できるコミュニケーション力を身につけていってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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