カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにわからないことをそのままにする人はいませんか?
またはあなた自身、わからないことをそのままにする人ではありませんか?
新しいことや複雑なことを教える機会というのは、誰にでもあると思います。
そんな時に相手に説明をして、理解していなそうなのに質問してこない人や不明確なまま自分の思い込みで勝手に進めてしまう人、いないでしょうか。
わからないなら聞いてくれれば丁寧に教えてあげるのになぜ聞いてこないのか、頭を悩ませている上司や先輩の立場にいる人も多いと思います。
今回は、わからないことをそのままにする人の心理や対処法などについてお話ししていきます。

たしかに世の中には、仕事や学業において「わからないことをそのままにする人」って結構たくさんいるわよね。もちろん、「自分には難しすぎるような問題は放置したい」という気持ちは誰にでもあると思うけど、放置してはいけないような場面でも、無意識というか平気で放置してしまうケースも多いみたいね。そんな「わからないことをそのままにする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「わからないことをそのままにする人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

今回は「わからないことをそのままにする人」に共通する「8つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「わからないことをそのままにする人の心理」を自己分析できるから、「自分は、わからないことをそのままにしてしまう方だ(面倒なことが嫌い、何とかなると思っている、自分を改善したい)」という人や、「身近に、わからないことをそのままにする人がいる(人としてありえない、責任感を感じられない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
【よく読まれているおすすめの関連記事】
「人生諦めが肝心」「無理ゲーは放置プレーが基本」「プライドが許さない」!?なぜ人は「わからないことをそのままにする人」になってしまうのか!?
衝撃の事実!わからないことをそのままにする人は何を考えている?
人に何かを教える機会は、誰にでもあると思います。
簡単なことから複雑なことまで、教える内容は様々だと思いますが、相手がきちんと理解してくれたかどうか心配になることもありますね。
きちんと理解できたなら問題ないのですが、わかっていないであろうことをそのままにされてしまうのは困ります。
後でまた教え直すのは面倒ですし、教えた側の責任としてこちらが叱られてしまうこともあるでしょう。
わからないことをそのままにする人、あなたの身近にも案外多くいるのではないでしょうか。
わからないことをそのままにする人がいったい何を考えているのか、以下に詳しく説明していきます。
「恥ずかしい」「わかったふりをしたい」「誰かが助けてくれると思っている」!?「わからないことをそのままにする人」に共通する「8つの心理」とは!?
セルフカウンセリングマルチ分析「わからないことをそのままにする人の心理」
それでは、わからないことをそのままにする人の心理を8つ説明していきます。
この8つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【わからないことをそのままにする人の心理①】恥ずかしい
わからないということや人に聞くということが、恥ずかしいことだと思っている人です。
人に聞いたら「そんなこともわからないのか!」「自分で考えろ」などと言われてしまうのではないかと不安に感じ、質問することができません。
わからないと思われたくないという気持ちから、そのままにしてしまっています。
【わからないことをそのままにする人の心理②】わからないと思っていない
本人の中ではわかったつもりでいて、わからないことは特にないと思っています。
周りはその人がわからないままにしていると思っていますが、本人はわかった気でいるので気にしていません。
わかっていない内容に直面するまで気づかなかったり、自分の勝手な思い込みで突っ走ってしまったりすることがよくあるでしょう。
【わからないことをそのままにする人の心理③】困らないだろうと思っている
わからない、深く理解していない内容があったとしても、大して困らないだろう、なんとかなるだろうと思っています。
そのため、人に聞こうとはしません。
物事を軽くとらえがちで、楽天的な思考の持ち主だといえます。
仮にうまくいかなかったとしても、後で謝ればいいやなどと軽く考えていることが多いです。
【わからないことをそのままにする人の心理④】聞き方がわからない
自分が理解しきれていないことはわかっているのですが、その内容をどのように質問すればいいのかわからなかったり、そもそも人に対しての尋ね方がわからなかったりする人です。
どのように聞けばいいのかわからず、うじうじしているうちにタイミングを逃してしまい、結果的にそのままになってしまいます。
【わからないことをそのままにする人の心理⑤】わかったふりをしたい
人からわかっていないと思われるのはプライドが許さないので、わかったふりをしようとする人です。
後で失敗するかもしれないという先読みはできず、その場の体裁を保つことで頭の中はいっぱいです。
劣等感が強く、人からバカにされたくないという意識が人一倍強い人です。
【わからないことをそのままにする人の心理⑥】後でわかると思っている
今はわからないけれど後から進めていくうちにわかるだろうと思っている人です。
高をくくっているのか、そのような経験が多いのか、行動を起こす前にきちんと下調べをするということをあまりしません。
行き当たりばったりな性格で、物事を軽くとらえがちな見積もりの甘い人だといえます。
【わからないことをそのままにする人の心理⑦】誰かが助けてくれると思っている
わからないことがあって困ったとしても、その時には誰かが助けてくれたり手伝ってくれたりするだろう、と思っている他力本願な人です。
甘え上手とも言えますが、責任感がなく、自分の力で何とかしようという意思がありません。
いつも人に頼ってなんとかしてもらおうと考えている、甘えた考えの持ち主です。
【わからないことをそのままにする人の心理⑧】深く考えていない
その物事に対して深く考えていないので、そもそもきちんと理解しようとも思っていません。
注意散漫で集中力があまりないので、興味のない人の話をじっくり聞くのが苦手です。
周りは何を考えているのだろう…と不思議に思いますが、本人はそのことについて考えていません。
糠に釘(ぬかにくぎ)のような人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、まず人に説明する力、そして人の話を聞き理解する力を養う努力をしましょう。
そして、話す側も聞く側もお互いにきちんと理解できているか確認する必要があります。
失敗を防ぐために、どちらも工夫していきましょう。
「わからないことをそのままにする人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?良好な人間関係に必要なコミュニケーション能力が身に付く「4つの対処法」を徹底解説!!
「わからないことをそのままにする人」に実践してほしい「4つの対処法」とは!?
それでは続いて、わからないことをそのままにする人への対処法を4つ説明していきます。
【わからないことをそのままにする人への対処法①】わかりやすい説明を心がける
わからないことをそのままにしてしまう側はもちろんよくありませんが、わかりづらい説明をする側にも罪があります。
自分の説明能力を過信せずに、わかりやすい説明をするように心がけましょう。
話をまとめたり具体例を出したりして、相手が理解しやすくする工夫が必要です。
【わからないことをそのままにする人への対処法②】わからないことはないか聞く
恥ずかしがり屋で聞けなかったり、聞き方がわからなかったりして、タイミングを逃してしまう人もいます。
そのような人のためにも、こちらから優しく「わからないところはある?」「疑問に思ったところはある?」などと尋ねてあげましょう。
相手が自信なさそうな態度をとったり、首を傾げたりしたら、どこがわからないか聞いたりもう一度説明したりしてあげましょう。
【わからないことをそのままにする人への対処法③】一緒に考える
物事を軽くとらえがちな人や深く考えていなそうな人の場合は、話す側が一緒に考えてあげましょう。
「どうすればいいと思う?」「〇〇な時はどうする?」などと質問を投げかけてみてください。
そうすると、相手がどの程度理解しているかこちらも把握できますし、相手も考えようとしてくれます。
【わからないことをそのままにする人への対処法④】期待しない
その物事に対しての高いモチベーションを相手に求めないことです。
すべての人があなたと同じように意欲的で、向上心を持っているわけではありません。
その場がなんとかなればいいという考えを持った人もたくさんいるので、そのような人に期待はしないことです。
せめて失敗しない程度に、人に迷惑をかけないように、というくらいの気持ちで見守りましょう。
【まとめ】「わからないことをそのままにする人」を「理解して冷静に対応できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「コミュニケーションスキルを身に付ける」こと!!
「わからないことは素直に聞く」「知ってることはもったいぶらずに教える」そんな自然体の生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな方法はありましたか?
わからないことをそのままにしてしまうことはもちろんいいことではないのですが、みんながみんな意欲的で積極的な人なわけではありません。
探求心のない人や消極的な人にも対応ができるように、あなた自身が変わっていく必要もあるのだと思います。
もし、わからないことをそのままにしてしまうのが自分のことだと思った人は、一日も早く改善していくことをおすすめします。
今のままでも困っていないと思っているのはおそらく自分だけで、周りの人達はあなたがそのままにしているせいで不安を感じたり大変な思いをしたりしているはずです。
他力本願な思考はやめて、責任感を持ちましょう。
また、聞きやすい人間関係を築き上げたり、質問の仕方を学んだりするのもいいでしょう。
コミュニケーションセミナーに参加したりコミュニケーショントレーニングを受けたりしてみてください。
そして、プライドや劣等感などが邪魔をして人に質問することが難しいと感じるのなら、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして生きづらさの原因となっている心のわだかまりを払拭していきましょう。
こだわりや思い込みから解放されて、今よりも劇的に生きやすくなることと思います。
わからないことをそのままにせず、素直な気持ちで人に尋ねられる人になれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

もゆる先生ありがとうございました!最後まで読んでいただきありがとうございます!あなたのお役に立てれば幸いです!良かったら「いいね」や「ツイート」などよろしくお願いします!!

ほかの記事もたくさんあるので読んでもらえると嬉しいです!無料メルマガもぜひ登録してみてください!只今プレゼントキャンペーン中です!▶ 詳しくはココをクリック!!