言われたことしかやらない女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに言われたことしかやらない人はいませんか?

またはあなた自身、言われたことしかやらない人ではありませんか?

 

「○○をやっておいて」とお願いした際、本当に○○はやってくれているけれど、いつもそれ以上のことは一切やってくれない人が身近にいて、関わり方に悩んでいる人は案外多くいます。

 

職場でも家族でもそのような人がいると、どのように関わればいいのか困ってしまいます。

 

伝え方が悪いのか相手の察しが悪いのか、言われたことしかやらない人にはいったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は、言われたことしかやらない人の心理や対処法についてお話ししていきます。

 

コタロウ♂コタロウ♂

たしかに世の中には、自分からは絶対の積極的に動くことのない「言われたことしかやらない人」って結構たくさんいるよね。もちろん本人的には、「言われたことをしっかりやろう」という一生懸命な気持ちが強いと思うけど、日常生活や仕事上では、相手からの期待や温度差が大きくでてしまい、それが問題になってしまうケースも多いみたい。そんな「言われたことしかやらない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「言われたことしかやらない人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

サクラ♀サクラ♀

今回は「言われたことしかやらない人」に共通する「5つの心理」や「5つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「言われたことしかやらない人の心理」を自己分析できるから、「自分は、言われたことしかやらないことが多い(何が悪いのか分からない、自発的に行動するデメリットもある、できれば自分を改善したい)」という人や、「身近に、言われたことしかやらない人がいる(ガチでストレスを感じる、シンプルにイライラする、対処法を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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「最低限のことだけやればOK」「人生常に受け身思考」「自ら考えて行動するのが苦手」!?なぜ人は「言われたことしかやらない人」になってしまうのか!?

あなたはどうですか?「言われたことしかやらない人」ではありませんか?

あなたには、相手に言ったことしかやってもらえなくてガッカリした経験がありませんか?

 

例えば、

  • 同棲しているカップルの片方が「洗濯物、乾いたら部屋にしまっておいてね」とお願いして出かけたとします。帰ってきたら、乾いた洗濯物は確かに部屋の中にしまわれているけれど、ソファの上にポンッと置かれたままで畳んでいなかった。
  • 会社の上司が部下に「この資料、後で配るから10部印刷しておいて」とお願いしたら、本当に印刷しただけでまとめられてはいなかった。

 

実際によく聞く話ではありますし、経験者だという人も多いのではないでしょうか。

このような人間関係での悩み相談も、当カウンセリングルームに多く寄せられます。

 

期待する方も悪いのかもしれませんが、本当は言われたことのその先も状況を察してやってもらいたいですよね。

 

では、言われたことしかやらない人はいったいどのような気持ちなのでしょうか。

詳しくチェックしていきましょう。

 

 

「気づかない」「面倒くさい」「自分の行動に不安がある」!?「言われたことしかやらない人」に共通する「5つの心理」とは!?

セルフカウンセリングでマルチ分析「言われたことしかやらない人の心理」

それでは、言われたことしかやらない人の心理を5つ説明していきます。

この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①気づかない

状況を察して行動することが苦手で、相手の要望をきちんと汲み取ることが出来ない人です。

言葉で説明されたことは出来ますが、それ以上のことは気づかずに終えてしまいます。

 

本人の中ではお願いされたことを忠実にこなし満足しているので、伝える側が悪いと思っていることもあるでしょう。

 

②面倒くさい

基本的に面倒くさがりな性格の人です。

お願いされたことはこなしますが、それ以上のことは面倒なのでやろうとしません。

 

「普通そこまでやるでしょ」と言われても、「お願いされていないから」と言い逃れします。

もしくは気づいてはいるのですが、面倒なので気づかなかったふりをしていています。

 

③相手のためだと思っている

それ以上のことをやった方がいいかもしれないと頭をよぎることはあります。

 

ただ、お願いされた以上のことに手を出したら相手はむしろ迷惑かもしれないと思って、あえてやりません。

 

気をまわしすぎて気が利かない人になっています。

相手のことを思いやっているようで、空気が読めない人だといえます。

 

④怒られたくない

お願いされた以上のことに手を出して「余計なことをするな」と怒られたくないので、あえてやらない人です。

 

やった方がいいかなと頭をよぎることはあるのですが、ヘタなおせっかいをすると怒られるかもしれないという不安があるので、言われたことしかやろうとはしません。

 

⑤自分の行動に不安がある

自分の考え方や行動に対していつも不安があり、自身が無いので、お願いされたことしかやろうとしません。

 

それ以上のことを自分の勝手な思い込みでやってしまっても、もしかしたら間違っているかもしれない、自分だけの考えではやれない、と思ってしまうので言われたことしかやれません。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、相手にお願いや指示をする際の伝え方に工夫が必要であることを知り、また、相手の言ったことにはどのような意味があるのか考えるクセをつけていきましょう。

 

相手がそれを望むタイプなのであれば、言われたことだけでなく相手が本当にやって欲しいところまで察して、行動できるようになるといいですね。

 

 

「言われたことしかやらない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?社会生活に役立つコミュニケーションスキルが身に付く「5つの対処法」を徹底解説!!

「言われたことしかやらない人」へ実践して欲しい「5つの対処法」とは?

それでは続いて、言われたことしかやらない人への対処法を5つ説明していきます。

 

①細かく指示を出す

きっと気づいてここまでやってくれるだろう、という願望は捨て、やって欲しいところまできちんと言葉で説明しましょう。

 

伝えたことはやってくれる人なわけですから、それを追加すれば恐らくそこまできちんとやってくれます。

 

こちらが変な期待を持たずに、分かりやすく説明していきましょう。

 

②「やってくれたら嬉しい」などと喜びと感謝を伝える

例えば、「乾いたら洗濯物は取り込んでおいてね。畳んでくれていたらもっと嬉しいな」などと、“嬉しい”“助かる”“ありがたい”という言葉を加えてお願いをしましょう。

 

すると、相手は喜んでもらおうと行動してくれるはずです。

その後、きちんと感謝の言葉を伝えるのも大切です。

 

③「気づいたらやってね」と頼む

相手はお願いされた以上のことに気付いたとしても、やっていいものかどうか悩んでいるかもしれません。

 

そのような人には、「気づいたらやってね」「気づいたことはやってもらって構わない」などと日頃から伝えておき、自分の意思で行動できる人になってもらいましょう。

 

④「相談してね」と伝える

やるべきかどうか悩んでしまうような人には、「悩んだら相談してね」などと優しく伝えておきましょう。

 

すると、「○○までやった方がいいですか?」などと確認を取ってくれることもあります。

 

気づかないパターンの人には有効ではありませんが、察する力をある程度持っている人であれば、相談をした上で取り組んでくれることでしょう。

 

気軽に相談できる関係を築いていることがポイントです。

 

⑤怒らない

お願いした以上のことを勝手にやられて、仮に失敗したりお願いした側の想像とは違う結果になったりしたとしても、怒らないことです。

 

怒ることで相手は恐怖を感じたり意欲を無くしたりして、言われたことしかやらなくなってしまいます。

 

怒らずに、「それ以上のことまでやろうとしてくれたんだね、ありがとう」などと感謝を伝えたり褒めたりしたうえで、正しいやり方を教えてあげましょう。

 

 

【まとめ】「言われたことしかやらない人」を「理解して冷静に対処できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「考えるプロセスを与える」こと!!

伝える側の「伝える力」を磨くことが重要!相手の目線に合わせた「言葉の伝え方」してみませんか?

いかがでしたか?

実践できそうな対処法はありましたか?

 

言われたことしかやらない人というのは、本来悪い人ではありません。

お願いする側の扱い方次第なのです。

 

職場や家庭で言われたことしかやらない人がいて、関わり方に困ってしまっているような人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるのも方法の一つです。

 

関係性の見直しや、お願いする側の上手なコミュニケーションの取り方を教えてくれることでしょう。

 

また、自分自身が言われたことしかやらない人だという自覚がある人は、察する力や行動力を磨く必要があります。

 

コミュニケーションセミナーに参加したり、コミュニケーショントレーニングを受けたりして、コミュニケーションスキルを向上させていきましょう。

 

自分の思考や行動に不安感があったり、人を信頼できなかったりする人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして認知の歪みを改善し、今よりも生きやすくなれるよう変わっていきましょう。

 

状況を察して行動することにより、人間関係は良好なものになっていきます。

人から頼られ、感謝されるような人になっていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コタロウ♂コタロウ♂

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サクラ♀サクラ♀

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