カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに思ったことをなかなか言わない人はいませんか?
またはあなた自身、思ったことをなかなか言わない人ではありませんか?
言いたいことがありそうなのにモジモジしていたり、聞きたいことをなかなか話してくれなかったりして、相手にイライラした経験のある人は少なくないのではないでしょうか。
ハッキリ言ってくれれば受け止めるのに、なかなか口に出してくれないと聞いている側も待つのに疲れてしまいます。
そんな思ったことをなかなか言わない人には、どのような心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は思ったことをなかなか言わない人の心理や、対処方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、会話のキャッチボールがスムーズにいかないような「思ったことをなかなか言わない人」って結構たくさんいるわよね。もちろん本人としては色々な理由や考え方があってのことだとは思うけど、会話がちぐはぐだと相手はストレスを感じてしまうし、信頼関係にも大きく影響してしまうケースも多いみたい。そんな「思ったことをなかなか言わない人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「思ったことをなかなか言わない人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

今回は「思ったことをなかなか言わない人」に共通する「7つの心理」や「4つの対処方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「思ったことをなかなか言わない人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は思ったことをなかなか言わないことが多い(上手い言葉が思いつかない、言わなくていいこともある、できれば改善したい)」という人や、「身近に、思ったことをなかなか言わない人がいる(ガチでイラッとする、本心を聞けないので寂しい、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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モジモジしてイライラされているかも?あなたは「思ったことをなかなか言わない人」ではありませんか?
思ったこと、感じたことを何でもかんでも口に出していいわけではありません。
時にはオブラートに包んだり、口をつぐんだりすべき場面もあるでしょう。
ところが、毎度毎度思ったことをなかなか言わない人というのも、周りから面倒がられてしまいます。
- 「早く言ってよ…」
- 「時間がもったいない」
- 「ハッキリしてよね」
などと思ったり、もしくは言われたりした経験が誰しもあるのではないでしょうか。
状況や関係性を素早く認識して対応できればよいのですが、そうもいかない人たちがいます。
そのような人には一体どのような心理が潜んでいるのか、詳しくチェックしていきましょう。
「聞き出してほしい」「嫌われたくない」「信用していない」!?「思ったことをなかなか言わない人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで発見「思ったことをなかなか言わない人の心理」
それでは、思ったことをなかなか言わない人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①聞き出してほしい
なかなか話し出さずにモジモジしていることで、相手の気を惹こうとしている人です。
承認欲求の強いかまってちゃんだといえます。
面倒くさいと思われるかもしれないと思っていながらも、自分に目を向けてもらいたい気持ちが強いため、わざとモジモジして聞いてもらおうとします。
②言葉にできない
思ったことを伝えようとはしているのですが、言葉に変換することが難しく、なかなか口に出せないでいる人です。
自分の気持ちや起こった出来事などを言語化する力が乏しいので、話すのに時間がかかってしまいます。
コミュニケーション力の低い人に多い傾向があります。
③気を回している
相手に気をまわして言葉を選びすぎて、発言できなくなってしまっている人です。
この言葉を言ったら相手が傷つくのではないか、こういう言い方だと誤解を招くかもしれない、などと気を回して考え込んでしまっています。
そっちが優先されてしまい、待っている側の気持ちは配慮できていません。
④嫌われたくない
相手から嫌われたくないという気持ちがとても強いため、思ったことをなかなか口に出すことができない人です。
これを言ったら嫌われるかも、自分勝手だと思われるかも、などと考えて言い出せません。
臆病で自分に自信がなく、人と関わる時いつもビクビクしています。
⑤信用していない
相手のこと、または人全般を信用していない人です。
信用していないので、自分の本心を伝えるのに抵抗があったり、発言しても揚げ足を取られてしまうのではないかと思ったりしてしまいます。
過去に人間関係で人を信用して、嫌な思いをしたことがあるのかもしれません。
⑥決断力がない
優柔不断な性格で、自分の意志を伝えたり決断したりするのがとても苦手な人です。
発言をして責任を取ったり責められたりするのは避けたいと思っているので、なかなかハッキリとしたことを言いません。
言わなくて済むようにならないかとだいたい考えています。
⑦自分でもわからない
自分でも自分の気持ちや伝えたいことがわからない人です。
自分がどう思っているのか、何をどう伝えたらよいのかわからないのでモジモジしています。
考えて答えを出すのは苦手で、物事を集中して深く考えられません。
今まで人に頼ってばかりだったり、押さえつけられて育ってきたりした人に多い傾向があります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、言わないことを責めるのではなく、なぜ言葉にすることができないのか考えてみましょう。
その人の育った環境や性格に原因がある可能性もあります。
目先のことを責めるのではなく、原因に目を向けてみましょう。
「思ったことをなかなか言わない人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?冷静さと強いメンタルが身に付く「4つの対処方法」を徹底解説!!
「思ったことをなかなか言わない人」へ実践して欲しい「4つの対処方法」とは?
それでは続いて、思ったことをなかなか言わない人のための対処方法を4つ説明していきます。
①焦らせない
思ったことをなかなか言わない人が、何かを言おうとしている時には、「早く早く!」と焦らすと逆効果です。
焦らせず相手が話し終えるまで、ゆっくり待ってあげましょう。
「ゆっくりで大丈夫だよ」などと声をかけてあげることで、本人は安心して話し出すことができるようになります。
②気を使わせない
思ったことをなかなか言わない人には、気を使い過ぎてしまって発言できなくなっているケースもあります。
そのため、気を使わずにリラックスして発言できる環境を作ってあげましょう。
- 「気を使わなくて大丈夫だよ」
- 「怒らないから言葉を選ばなくていいよ」
などと声をかけてあげることで、本人は安心して話し出すことができるようになります。
③コミュニケーション力を上げさせる
人から聞いたことやニュースや本などの既に言語化されている情報は、その言葉をそのまま相手に使えばいいので簡単です。
しかし、自分の気持ちや思った出来事、状況などはまだ言語化されていない情報なので、実は慣れていないと人に話すのは簡単ではないのです。
人と話す機会が少ない人や、仕事の話など特定の話ばかりしているような人は、言語化されていない情報を言語化して相手に伝えるという作業を難しく感じてしまいます。
そのため、コミュニケーションセミナーに参加したりコミュニケーショントレーニングを受けたりすることをすすめてみるとよいでしょう。
コミュニケーション力を上げていくことで、自分の思ったことを相手を傷つけることなく伝えることができるようになります。
④トラウマを払拭させる
思ったことをなかなか言わない人の中には、幼少期の環境による影響(インナーチャイルド)や人間関係でのトラウマが要因となっているケースがあります。
その要因を払拭するために、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをすすめてみるとよいでしょう。
その要因が払拭できれば、思ったことを相手にきちんと伝えることができるようになります。
カウンセリングを受けて認知の歪みが改善すれば、思ったことを言えるようになるだけでなくその他の人間関係、コミュニケーションでもストレスを感じにくくなっていきます。
【まとめ】「思ったことをなかなか言わない人」を「思いやりの心で対応できる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ここと「コミュニケーション力を磨く」こと!!
自分と違う個性を認め、受け入れ、共存できる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな対処方法はありましたか?
もし、自分は思ったことをなかなか言えないことが度々あると思った人は、コミュニケーションセミナーに参加したり、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けたりすることをおすすめします。
専門家から方法を教わったり、自分の知らない自分を指摘してもらったりすることで、思わぬ発見があります。
人に気を使っているつもりだったけれど、実は自分の承認欲求を満たすための行為だったんだと気づいたり、なかなか言えないでいたのは幼い頃のあの出来事が原因だったんだとわかったりすることがあるでしょう。
自分一人で考えてもわからない、知人友人に相談しても共感だけで終わってしまう、などと悩んでいる人は、カウンセラーなどの専門家に相談してみることで大きく変わる一歩が見つかります。
一人で抱えず一人で悩まず、人に頼りながら円満な人間関係を築いていきましょう。
思ったことを素直に表現できる大人になれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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