カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに値切ろうとする人はいませんか?
またはあなた自身、値切ろうとする人ではありませんか?
- 「これ、もう少し安くならない?」
- 「この値段は高すぎでしょ」
などと言って商品やサービスを値切ろうとする人に遭遇したり、見かけたりすることがあると思います。
地域によっては、値切ることが当たり前、文化となっている場所もあるかもしれませんが、その他の地域では値切るという行為はあまり好ましく思われていないことが多いでしょう。
お金がないというわけでもないのに値切ろうとする人は、一体どのような心理なのでしょうか。
今回は値切ろうとする人の心理や、改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、買い物する際に必ずと言っていいほど値下げ交渉をする「値切ろうとする人」って沢山いるよね。もちろん本人的には「ワンチャン安くなればOK」「言わないほうが損」「金銭的に得するから」といった理由があるみたいだけど、売り手側からは「自分のことしか考えていない」「お金にこだわりすぎでコスパ、コスパウザい」「来て欲しくない迷惑客」というイメージを持たれてしまうケースも多いみたい。そんな「値切ろうとする人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「値切ろうとする自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「値切ろうとする人」に共通する「7つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「値切ろうとする人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は値切ろうとすることが多い(値下げ交渉は当たり前、友人や恋人にドン引きされた、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、値切ろうとする人がいる(安くしてもらったドヤ顔がガチでムカつく、過剰な値切り行為は迷惑行為でしかない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?「値切ろうとする人」ではありませんか?
あなたは、何かを購入する時に値切ろうとしたことはありますか?
高価な買い物をした際、例えば自動車や家電製品などでは交渉をした経験があるという人もいるかもしれません。
お互いの落としどころで手を打って、お互いに喜べればよいのですが、そうもならないパターンの場合もあります。
既に安く価格設定されているものや、希少価値の高い物だったりする商品やサービスなのだとしたら、それ以上安くするのは難しいでしょう。
最近では、「原価が〇〇円なのに高い!」などと文句を言ったりする人もいるようです。
目先のことしか見えていない視野の狭い人は、このように値切ろうとするのかもしれませんが、少し考えれば間に人が入って労力がかかっているわけですから、原価から値段が相応に変わるのは当然のことです。
値切るという行為は、時に恥をかいてしまうこともあります。
きちんとその物やサービスのことを知ったうえで、上手に交渉ができる人になれると、人からの信用・信頼を失わずにいい買い物ができるようになるでしょう。
「コミュニケーションだと思っている」「自慢したい」「自分中心の思考」!?「値切ろうとする人」に共通する「7つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「値切ろうとする人の心理」
それでは、値切ろうとする人の心理を7つ説明していきます。
この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
【値切ろうとする人の心理①】コミュニケーションだと思っている
値切るという行為が、販売者とのコミュニケーションの一環だと考えている人です。
安く買えたらラッキー、安くならなければ仕方ないくらいのスタンスで値切ってくるので、本人は悪いと思っていません。
本人としては、会話の流れとして話を進めているだけなので、きちんと説明をすれば理解してくれる場合が多いでしょう。
【値切ろうとする人の心理②】自慢したい
値切って安く購入できたことを周囲の人たちに話して、称賛してもらおうとしている人です。
安く購入できたことで、
- 「どうだ!すごいだろう」
- 「自分の交渉術は優れている」
などと自慢しようとしています。
承認欲求が強く、自分を賢いと思っていて、人よりも優位に立ちたいと思っているところがあります。
【値切ろうとする人の心理③】安い=絶対良い
安いことこそが良いことだという価値観を持った人です。
お金を払うことそのものが損だと思っているので、可能な限り安い物を手に入れようとします。
安く買えることで、自分の中で満足感を得ています。
元々安い物でも値切ろうとしてくるので、まわりからはケチな人だと思われることが多いでしょう。
【値切ろうとする人の心理④】価値をわかっていない
その商品やサービスの価値を理解していない人です。
その物の価値をわかっていないので、勝手な価値観で高すぎると判断し値切ろうとします。
希少価値の高い物だったり高性能な物だったりしても、自分の狭い価値観でしか判断ができないので、他の安い物と比較してもっと安くなるはずだと思っています。
【値切ろうとする人の心理⑤】原価しか見ていない
その商品やサービスを原価で計算しようとする人です。
例えば料理だとしたら、材料費のことしか計算せず、提供するために必要な物や人件費、流通過程などは無視しています。
原価がだいたい〇〇円だから、と自分なりの勝手な計算をして賢い気でいる人です。
表面上のことしか見ることのできない人です。
【値切ろうとする人の心理⑥】言ったもん勝ち
実際に値切ってもらえるかはともかくとして、とりあえず交渉してみるというスタンスの人です。
言ったもん勝ちだと思っていて、思ったことはすぐに口に出すタイプです。
値切れなかったとしてもあまり不満には感じませんが、とりあえず言える場面ではいつでも言います。
恥を知らない、捨てた人だとも言えます。
【値切ろうとする人の心理⑦】自分中心の思考
値切ろうとすることによって、相手が不快に思ったり一緒にいる人が恥ずかしさを感じたりするかもしれないという発想が起こらない、自分中心の思考を持った人です。
人の気持ちを汲み取ったり予測したりすることは苦手なので、自分の感じたままの言動をします。
値切る行為に限らず、様々な場面で空気の読めない言動をしている人です。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分の感じていないところで自分の発言により相手を不快にさせたり、一緒にいる人に恥をかかせたりしてはいないか思い返してみましょう。
もし値切ろうとするのであれば、その物やサービスの価値をきちんと理解したうえで、失礼のないよう試みましょう。
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「値切ろうとする人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
それでは続いて、値切ろうとする人のための改善方法を3つ説明していきます。
今まで意識の上で値切っていた人もいると思いますが、中には自覚なく値切ろうとするような発言をしていた人もいるでしょう。
関わる人に不快な思いをさせないために、改善方法を実践していきましょう。
【値切ろうとする人の改善方法①】物の価値を知る
その物やサービスの相場を知ったうえで高いと感じるのであればよいですが、そうでないのなら自分が恥をかいてしまいます。
そうならないために、物やサービス、情報の価値を学びましょう。
生産者、製造者、販売者などが労働したうえで、その物の販売が成り立っているわけですから、原価などで計算するのではなく、他にもかかるコストや相場を理解し、物の価値をはかりましょう。
ただ安ければいいというわけではありません。
【値切ろうとする人の改善方法②】人の気持ちを考える
自分の思ったままに値切ろうとするようでは、ただのわがままになってしまいます。
販売してくれる人がどう思うか、一緒にいる人がどう思うかも考えながら話を進めていくようにしましょう。
人の気持ちを考えたり、客観的な思考を持ったりするのが苦手だと感じる人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどするとよいでしょう。
カウンセラーが認知の歪みを見つけ出し、改善の方へ導いてくれます。
また、中には隠れた発達障害の場合もありますから、カウンセリングを受けていき、今よりも人の気持ちを考えられる人になっていけます。
【値切ろうとする人の改善方法③】人とのつながりを意識する
値切ろうとする前に、あなたのまわりにある人とのつながりを考えるようにしてみましょう。
ヘタな値切り方をすると、あなた自身の信用を失ってしまうことにもなり得ます。
信用を失うことで、より良い商品やサービスをおすすめしてもらえなかったり、よりメリットにつながる人を紹介してもらえなかったりしてしまいます。
おおらかで懐の深い人こそが、結果的に得をするのです。
目先のお金に固執せず、その先に得られそうなものを見るようにしていきましょう。
信用してもらえる人になることで、人とのつながりがあなたに大きなメリットを与えてくれます。
【まとめ】「値切ろうとする人」から「人間関係を重視できる人」へ!大切なことは「相手の気持ちを理解し尊重する」ことと「認知の歪みを修正する」こと!!
「自分さえ良ければOK」の思考をなくし周囲から信頼される生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな改善方法はありましたか?
値切るという行為は、時に相手や一緒にいる人を不快にさせてしまうこともあるものです。
値切る際には、言い回しやタイミングなどに細心の注意を払って行動しましょう。
自己満足のためだけに値切るのは、控えた方がよいでしょう。
ただ、やはりお金よりも人間関係を重視すべき時が多々あります。
人からの信用はお金では買えません。
その信用を失わないため、より多く信用を得るために、払うべきお金は払った方が得策です。
お金よりも大切な人間関係を守っていける人になっていってください。
人を不快にさせない、良いコミュニケーションのとれる人を目指していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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