ミスを隠す女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りにミスを隠す人はいませんか?

またはあなた自身、ミスを隠す人ではありませんか?

 

一生懸命取り組んでいても、人はミスをしてしまうことがあります。

そんな時に正直に申告して謝罪できる人と、バレるまで隠そうとする人がいます。

 

「部下がバレバレな嘘をついていつもミスをごまかそうとする」など、ミスを隠そうとする人との関わり方で悩んでいる人もいるでしょう。

 

ミスを隠してバレた時余計に叱られるのに、なぜ隠そうとするのか不思議に感じるでしょう。

 

ミスを隠す人には、一体どのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回はミスを隠す人の心理や、対処法についてお話ししていきます。

 

モモ♀モモ♀

たしかに世の中には、仕事などでミスをしてしまっても自分だけでなんとか隠蔽しようとする「ミスを隠す人」って沢山いるわよね。もちろん本人的には「自分で対処できる」「報告するほどではない」「小さなミスは隠したい」といった本音の部分があるのは理解できるけど、実はそのミスが身近な周囲の人や組織全体に大きく影響を及ぼしてしまうケースも多いみたい。そんな「ミスを隠す人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「ミスを隠す人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

ソラ♂ソラ♂

今回は「ミスを隠す人」に共通する「7つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「ミスを隠す人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分はミスを隠してしまう方だ「(子供の頃から得意だ、ミスは隠してナンボ、今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、ミスを隠す人がいる(人間性を疑ってしまう、一緒に仕事はしたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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悪いことをしてしまった子どもが親に叱られたくないから内緒にする…というのはよくある話ですが、これは子どもに限った話ではありません。

 

大の大人でも実はよくある話です。

 

部下や同僚が仕事でのミスを隠そうとするタイプで、いつも尻拭いさせられて困っているという人も少なくないでしょう。

 

ミスをして適切にその後対処できたとしてもやはり報告は必要ですし、上手く対処できないのなら速やかにまわりに伝え、協力や援助をお願いすべきなのですが、ミスを隠そうとする人は以前それで迷惑をかけたとしても同じことを繰り返す傾向があります。

 

バレないと思っているのか、大したことでないと思っているのか、それとも他に理由があるのか、まわりはいつも振り回されてしまいます。

 

ミスを隠す人は、なぜそのような行動をしてしまうのでしょうか。

 

以下に詳しく説明していきますので、チェックしていきましょう。

 

 

「認めたくない」「その場をしのげればいい」「評価を下げたくない」!?「ミスを隠す人」に共通する「7つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「ミスを隠す人の心理」

それでは、ミスを隠す人の心理を7つ説明していきます。

この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

【ミスを隠す人の心理①】隠し通せると思っている

ミスをしてもなんとかまわりにバレずに隠し通せるのではないかと思ってしまう人です。

可能性よりも自分の願望を優先させてしまうタイプで、現実を冷静に判断する力がありません。

 

自分のことを賢いと勘違いしていて、自分ならまわりを騙し通せると思ってしまっています。

 

【ミスを隠す人の心理②】責められるのが怖い

ミスしたことをまわりから責められたり叱られたりするのがとても怖いと思うため、その恐怖から逃れる方法として隠そうとします。

 

後先のことを考えるよりもその場の恐怖感の方が勝ってしまうせいで、ついミスを隠してしまいます。

隠したものの、いつバレてしまうのだろうとビクビク怯えています。

 

【ミスを隠す人の心理③】自分で対処できると思っている

ミスをしても、まわりの力を借りずに自分でなんとかできると思い込んでいる人です。

自分で対処できるだろうから相談・報告する必要もないだろうと思っています。

 

「心配させたくないから」という言い訳を使うことがよくあります。

自分を過信していてプライドが高く、根拠のない自信を持っています。

 

【ミスを隠す人の心理④】認めたくない

ミスしたことを自分で認めたくないと思うため、隠そうとする人です。

 

ミスをしてしまってもまだ修正できるのでは、上手くいくのでは、と考えてミスだと認めようとしません。

 

自分の中でミスだとまだ判断していないため、報告もしません。

プライドが高く、未熟な自分を認められないでいる人です。

 

【ミスを隠す人の心理⑤】その場をしのげればいい

ミスをした内容のことを尋ねられても、叱られたくないのでその場がしのげればいいと思っている人です。

 

後先のことを考えることが苦手で、その時その場面のことしか考えることができません。

 

今、叱られないようにするためにミスを隠そうとします。

後からもっと叱られるかもしれないという発想にまでは至りません。

 

【ミスを隠す人の心理⑥】深く考えていない

そもそもミスをしたことに関して深く考えていません。

自分がミスをしたという自覚がなかったり、ミスしたことを忘れていたりするせいで報告しません。

 

本人はまわりが感じているほど重くとらえていません。

そのため、ミスを隠そうとしているつもりもないのかもしれません。

 

【ミスを隠す人の心理⑦】評価を下げたくない

まわりからの自分の評価を下げたくない一心で、ミスを隠そうとしている人です。

バカにされたくない、今よりも昇格したいなどと思っているため、ミスを一生懸命隠します。

 

人からどのように思われるかを過剰に気にする人で、気にしすぎるあまり常識から外れた行動を取ってしまいます。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、ミスを隠すことで失う信用があることを認識し、自分もまわりも正直でいられる環境作りを目指しましょう。

 

 

「ミスを隠す人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?メンタル強化とコミュニケーションスキルが身に付く「4つの対処法」を徹底解説!!

「ミスを隠す人」に対して実践して欲しい「4つの対処法」とは?

それでは続いて、ミスを隠す人への対処法を4つ説明していきます。

 

【ミスを隠す人への対処法①】こまめに報告させる

日頃からこまめな報告をしあう習慣をつけさせましょう。

 

報連相(報告・連絡・相談)をする時間を定期的に設けたり、一人に仕事を任せっきりにしないようにしたり、まわりの人たちも工夫が必要です。

 

習慣にさせることで、ごまかしきれない環境を作ります。

 

【ミスを隠す人への対処法②】コミュニケーションの強化

ミスを隠そうとする人は、孤立していたり相談しにくい環境にいたりすることも多いです。

そのため、報告や相談がしやすい雰囲気作りを心がけましょう。

 

関係性を深めるなどして、小さなことでもすぐに報連相ができるようにしてあげましょう。

 

日頃から話しかけたり悩みを聞いてあげたりすることで、自分の味方だと思ってもらうとよいでしょう。

 

【ミスを隠す人への対処法③】頭ごなしに叱らない

ミスを隠す傾向のある人には、叱り方にも工夫が必要です。

 

叱られたり指摘されたりすることに過敏になっている可能性があるので、感情的になったり頭ごなしに叱ったりはしないことです。

 

問い詰めすぎたり責めすぎたりするのもよくありません。

ミスが発覚したら冷静に状況を聞き、解決の方向へ持っていきましょう。

 

【ミスを隠す人への対処法④】人格を否定しない

ミスを隠す傾向のある人には、何かあった際でもその人の性格や特性を指摘・否定しないようにしましょう。

 

ミスを隠す人に限ったことではありません。

叱る際にはその経緯や行動を叱ることはしても、人格を否定してはいけません。

 

相手の自尊心を傷つけないように気をつけましょう。

 

 

【まとめ】「ミスを隠す人」の心理を理解して「愛のある対応ができる人」へ!大切なことは「相手を尊重する」ことと「自分自身が精神的に自立する」こと!!

ミスは誰でもあること!そのミスを正直に話せる環境づくりをしてみませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな対処法はありましたか?

 

ミスを隠す人の多くは、幼少期の育てられ方に要因があります。

養育者などから必要以上に叱られたり否定されたりしていたのかもしれません。

 

また、理由を尋ねられずに責め立てられたり、信用されてこなかったりしたのかもしれません。

パターンは様々ですが、ミスをした際の叱られ方や対処のされ方で深く傷ついてきた人に多いです。

 

ですから、本人は自己防衛のために、無意識的にそのような行動になってしまっているのです。

 

そんな心の奥深いところに傷がある状況で表面の行動を変えろと言われても、本人は難しいかもしれません。

 

もし、ミスを隠すのが親密な関係の人であるなら、もしくは自分自身であるなら、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

専門のカウンセラーがカウンセリングを通じて、その人の現状や過去の出来事を聞きながらインナーチャイルドや認知の歪みに着目し、改善を図っていってくれます。

 

根本から改善していくことで、本人も負荷が少なく変わっていけることでしょう。

 

ミスを隠すという行為は他人からの信用を失い、余計に叱られてしまう得のない行動です。

 

ミスを自分で真摯に受け止め、謝罪をし、最善策を取るよう努める。

これが大人のやり方です。

 

責任感を持ち、ミスを成長へとつなげられる人になっていきましょう。

 

あなたが他人から信用され、成長し続けられる人になれることを願っています。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

モモ♀モモ♀

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ソラ♂ソラ♂

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