親の悪口を言う女性

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに親の悪口を言う人はいませんか?

またはあなた自身、親の悪口を言う人ではありませんか?

  • 「うちの親は頭が悪くて学歴もないから」
  • 「私の両親は自分が小さい頃から怒ってばかりのヒステリーで大変だった」

などと親の悪口をまるで自慢のように話す人が時折います。

 

家族のことを悪く言うということは、自分の品位を下げることになると思い、あまり言わないようにしている人も多いと思います。

 

しかし、口を開けば親の悪口になっている人もいます。

そんな親の悪口を言う人には、いったいどのような心理が潜んでいるのでしょうか。

 

今回は親の悪口を言う人の心理や、対処法についてお話ししていきます。

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

たしかに世の中には、なにかにつけ親に対する不満を口に出す、SNSに投稿するといったことをする「親の悪口を言う人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろん本人なりの言い分や理由があってのことなのかも知れないけど、それを見たり聞いたりする周りの人は、どちらかと言うと迷惑だったり不愉快になるケースの方が多いみたい。そんな「親の悪口を言う人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?身近に「親の悪口を言う人」がいる場合はどうすれば良いのかな?

リン♀リン♀

今回は「親の悪口を言う人」に共通する「7つの心理」や「4つの対処法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「親の悪口を言う人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、親の悪口を言うことが多い(事実だから仕方ない、他人に指摘されたことがある、できればそんな自分を改善したい)」という人や、「身近に、親の悪口を言う人がいる(なんでも親のせいにして未熟すぎ、責任転嫁の達人でしかない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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本当は親に認めてもらいたかった?あなたは「親の悪口を言う人」ではありませんか?

親の悪口を言い出すと止まらない人がいます。

 

子どもの頃ああだったこうだった、~してもらえなかった、~ばかりさせられた、などとたくさん出てきます。

 

ただ、そのような人の多くは、本当は親のことが嫌いなわけではないのです。

 

では、なぜ悪口を言うのか。

それは、親に認めてもらえなかったと思っているからだと思います。

 

子どもの自分を親が認めてくれず、わかってくれず、その傷が大人になってもまだ癒えていないのです。

 

また、本当は甘えたかった頃に甘えることができず、大人の役割を担わされていたのかもしれません。

 

親の悪口を言うということは、それだけを聞くと悪いことに思えてしまいますが、本人は本人でとても大きな苦しみを抱えています。

 

悪口=いけないこと、だと短絡的にとらえるのではなく、その人の背景にあった出来事や環境なども察しながら受け入れてあげる必要がありそうです。

 

 

「親のことが嫌い」「自分への言い訳」「同情してもらいたい」!?「親の悪口を言う人」に共通する「7つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで導き出す「親の悪口を言う人の心理」

それでは、親の悪口を言う人の心理を7つ説明していきます。

この7つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①親のことが嫌い

とにかく親のことを嫌っている人です。

自分の親とはいえ、嫌悪感のようなものを持っています。

 

嫌いな人ですから悪口もたくさん出てきます。

子どもの頃の恨みを大人になって晴らしているようなところがあります。

 

他人に悪口を言って、自分の味方になってもらいたいと思っています。

 

②頑張っているアピール

自分の親はこんなに悪い親だったけれど、自分はこんなに一生懸命頑張っている、子どもの頃耐えていた、などと頑張っている自分を他人にアピールしようとしています。

 

アピールすることで他人から褒めてもらいたいと思っています。

承認欲求がとても強い人です。

 

③自分は違うと思いたい

自分はあの親とは違うということをアピールしようとしている人です。

親の悪口を言うことで、自分はそれとは違って親よりも優れていることをアピールしています。

 

他人にアピールしているのはもちろん、自分自身にも言い聞かせているようなところがあります。

 

④自分への言い訳

自分はこんな悪い親に育てられたのだから、色々なことが上手くいかなくても仕方ないと思いたい人です。

 

親の悪口を他人に言うことで、努力できない自分や成果を出せない自分などに言い訳をしています。

親を言い訳にして自分に言い聞かせているのです。

 

⑤他人への言い訳

自分はこんな悪い親に育てられたのだから、指示通りに動けなかったり人間関係で問題が起こったりしても仕方ないと思ってもらいたい人です。

 

親の悪口を言うことで自分の責任から逃れ、様々なことを親のせいにしようとしています。

自分の失敗や努力不足も親のせいにします。

 

⑥自分を慰めている

親の悪口を他人に言うことで、子どもの頃から親に認めてもらえなかった自分を慰めようとしている人です。

 

親がこういう人だったのだから、過去にあったあれこれの出来事も仕方のないことだったのだと、自分に言い聞かせているのです。

 

⑦同情してもらいたい

親の悪口を他人に言うことで、「かわいそう」「大変だったね」などと周りから同情してもらいたいと思っている人です。

 

自分の方へ注目を集めるために、親のことを悪く言い承認欲求を満たそうとしています。

慢性的な愛情不足で、かまってちゃんな人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、人のせいにすることはやめて自分で自分の責任をとれるようになっていきましょう。

 

親に限ったことではなく、人の悪口を言うことはやめて、色々な人に感謝の気持ちをもてるようになりましょう。

 

 

「親の悪口を言う人」が身近にいる場合はどうすれば良い!?メンタルトレーニングとしての効果もある「4つの対処法」を徹底解説!!

「親の悪口を言う人」に対して実践して欲しい「4つの対処法」とは?

それでは続いて、親の悪口を言う人への対処法を4つ説明していきます。

 

①傾聴する

親の悪口を言う人の話は、否定したり激しく肯定したりせず、ただ相手に共感をし傾聴してあげることが大切です。

 

「親のことを悪く言うなんて良くない」とか「そんな最低な親だったんだ」などと否定したり肯定しすぎたりするのは逆効果とも言えます。

 

相手の抱えているストレスを広い心で受け止めてあげるような気持ちで聞いてあげましょう。

 

②努力を認めてあげる

親の悪口を言う人には、その人の努力を認めてあげたり褒めてあげたりするなどして、承認欲求を満たしてあげる声かけをしましょう。

 

本来親から与えてもらえるはずだった、存在を認めてもらうという部分がきっと足りていないのです。

 

「大変だったね」「よく頑張っているね」「えらいね」などと相手のことを認め、褒めてあげましょう。

 

そうすることで、相手の気持ちは満たされていきます。

 

③甘えさせてあげる

親の悪口を言う人と近しい関係にあるようなら、その人が甘えられる環境を作ってあげましょう。

 

もちろん、すべてにおいて何でもOKというわけではありませんが、その人の居場所、心の拠り所になってあげるのです。

  • 「私には甘えてくれていいよ」
  • 「私はあなたの味方だよ」

などと優しく接し、甘えさせてあげましょう。

 

本当は親に甘えたかった時期に甘えられなかった可能性があります。

 

その部分を癒してあげるために、あなたがその人を包み込んであげる存在になってあげてください。

 

④カウンセリングをすすめる

親の悪口を言う人には、アダルトチルドレンやインナーチャイルドを抱えている人が多いです。

子どもの頃から大人の役割を担わされ、苦労してきたのかもしれません。

 

心の傷を癒していくために、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、今の自分を生きやすくしていくことをおすすめしましょう。

 

アダルトチルドレンやインナーチャイルドを改善していくことで、親へのネガティブな気持ちが薄れ、次第に親の悪口を言わなくなっていくことでしょう。

 

 

【まとめ】「親の悪口を言う人」を理解し「優しく見守れる人」へ!大切なことは「相手の考えに共感を示す」ことと「自分を犠牲にしない境界線を作る」こと!!

相手の感情に無理に付き合うのではなく、相手に寄り添い、悪口を言わない方向に導いてあげることが重要!

いかがでしたか?

実践できそうな対処法はありましたか?

 

親の悪口を言う人も、本当は言いたくて言っているわけではないでしょうし、それが楽しい話だと思っているわけでもないでしょう。

 

ただ、吐き出さないと自分の心が耐えられない状況なのだと思います。

 

もしかしたら、あなた自身もその一人かもしれません。

今まで自覚のなかった人もいるでしょう。

 

今回のこのブログを読んだことをきっかけに、自分自身も変わっていきましょう。

 

自分も親の悪口をよく言ってしまうという人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすると今まで自分が気づかなかった心の傷やトラウマ、親への気持ちがわかってくると思います。

 

心に抱えた苦しみをカウンセリングの中で吐き出し、癒していくことで、心が楽になり人間関係も改善していきます。

 

きっと本当は、親のことが嫌いなわけではないはず。

育ててくれた親に感謝の気持ちを持てるように、少しずつ変わっていきましょう。

 

親にとらわれた人生でなく、あなた自身のもっと自由な人生を送れるように、自分の心の奥底にある子どもの自分を癒してあげるのです。

 

あなたは今も成長することができます。

 

人のせいにしたり諦めたりせず、前を向いて歩んでいくために、とらえ方を変え自立した人になりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

チャチャマル♂チャチャマル♂

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