代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに頑張り過ぎる人はいますか?
もしくはあなたが頑張り過ぎる人ではありませんか?
我が相談室にも、
- 「主人が頑張り過ぎる、心配で仕方ない。何とかならないか?」
- 「息子が頑張っているが、空回りしている。苦しんでいる様子がわかる。変なことを考えないか心配」
- 「妻が頑張り屋さん、自分は頑張ることが苦手、一緒にいるのが辛い」
このような相談が多数あります。
そこで、今回は頑張り過ぎる人について書かせていただきます。
あなたが頑張り過ぎる人だったり、周りに頑張り過ぎる人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には、どんなことでも常に無理して全力投球してしまう「頑張り過ぎる人」って沢山いるよね。もちろん本人の気持ちとしては「頑張りたい」という思いが優先しての行動だと思うけど、頑張り過ぎて自分を追い込み、結果として心や体に悪影響が出てしまうケースも多いみたい。そんな「頑張り過ぎる人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「頑張り過ぎてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「頑張り過ぎる人」に共通する「10の特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「頑張り過ぎる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は頑張り過ぎてしまう方だ(頑張った先の達成感が心地良い、自分を追い詰めて苦しくなることがある、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、頑張り過ぎる人がいる(こっちがサボっているように見られて迷惑、見ていて心配になる、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「人生すべてフルスロットル思考」「休息時間はムダ時間」「やらなければいけない不安症候群」!?なぜ人は「頑張り過ぎる人」になってしまうのか?
あなたはどうですか?ひょっとして「頑張り過ぎる人」ではありませんか?
頑張るという言葉、誰でも使う言葉ですが、改めて意味を紹介します。
- 困難にめげないで我慢してやり抜く。
- 自分の考え、意志をどこまでも貫き通そうとする。
口で頑張るというのは簡単ですが、それを最後までやり通すのはなかなか難しいことだと思います。
サボってばかりいる人もいれば、全く手を抜かない人もいます。
どちらも不器用な性格だと思います。
やることはきちんとやる。
これは大人としての責任だと思います。
ですが、やり過ぎて自分を追い込んでしまうのはどうかと思います。
そこまで、やる必要があるのか?といえば誰も望んでいないと思います。
そのために、仲間がいるわけです。
お互い協力し合って、できないところは教えてもらうなり手伝ってもらうなりすることが大切だと思います。
でも、頑張り過ぎる人は、なぜそこまで頑張り過ぎてしまうのでしょうか?
その心理知りたくありませんか?
そこで、今回は頑張り過ぎてしまう人の心理を深掘りしていきたいと思います。
あなたが、頑張り過ぎてしまう人だったり、周りに頑張り過ぎてしまう人がいたりする場合はセルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「完璧主義」「人の手を借りるのが苦手」「優しい性格」!?「頑張り過ぎる人」に共通する「10の特徴」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「頑張り過ぎる人の心理」
それでは、頑張り過ぎる人の特徴を書いていきたいと思います。
①真面目な性格
頑張り過ぎる人の特徴として、真面目な性格だと言われています。
真面目なことは良いことですが、真面目すぎることで、途中で投げ出すことができない分、自分を追い込んでしまうこともあります。
下手をすると精神的にまいってしまい、精神的に病んでしまう場合があります。
②完璧主義
頑張り過ぎる人の特徴として、完璧主義だと言われています。
何事もきちんとしないと納得できない、頼まれた仕事も手を抜くこともできず、きちんとすることが自分の役目だと思っています。
自分の休みを削ったり、睡眠を削っても完璧を求めてしまいます。
③勝気
頑張り過ぎる人の特徴として、勝気だと言われています。
人に負けることが許せない性格なので、何事も力を入れてしまいます。
できないことを自分で認めることができず、自分でも苦しんでしまいます。
ですが、どこで手を抜いていいのかもわからず、いつも全力で努力してしまいます。
④人の手を借りるのが苦手
頑張り過ぎる人の特徴といて、人の手を借りることが苦手だと言われています。
自分一人では、どうすることもできないこともついつい自分で頑張ってしまう。
自分がキャパシティーオーバーしても何とかしないとと常に自己犠牲をしてしまいます。
⑤常に競い合ってしまう
頑張り過ぎる人の特徴として、常に競い合ってしまうと言われています。
人に評価されたり、認めてもらうことが何よりも自分の喜びになるため、周りの人よりも常に素晴らしい結果を出さないといけないと自分にムチを打ってしまいます。
⑥承認欲求が強い
頑張り過ぎる人の特徴として、承認欲求が強いと言われています。
人から認められることに喜びを感じるので、常に褒められたい、認められたいと考えています。
褒められることで、辛い苦労も吹き飛ぶためについつい無理をして頑張ってしまいます。
⑦優しい性格
頑張り過ぎる人の特徴として、優しい性格だと言われています。
優しい性格なので、人が苦労しているのを見てみないふりができません。
そのため、自分の仕事もあるのに人の仕事も抱え込んでしまい、にっちもさっちもいかないなんてこともちょくちょくあります。
⑧孤独
頑張り過ぎる人の特徴として、孤独だと言われています。
人と何かを共有して頑張ることより、自分一人でコツコツ努力することを好むようです。人とのコミュニケーションをとるのが苦手なため、常に一匹狼で頑張っています。
⑨目の前のことしか頭にない
頑張り過ぎる人の特徴として、目の前のこといか頭にないと言われています。
余裕がないと言ってしまえばそれまでですが、それをやったらどうなるのか?
一人で頑張るよりみんなで頑張った方がよりいいものができる…などの想像することができません。
一点集中型だと言われています。
⑩自己肯定感が低い
頑張り過ぎる人の特徴として、自己肯定感が低いと言われています。
劣等感があったりしますので、それを補わなければいけないとついつい頑張ってしまいます。
たとえ、何かができても満足できず、まだまだと思い頑張ってしまいます。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
頑張ることは良いことだとは思いますが、頑張り過ぎることは自分を追い込んでしまい、結果的に自分が考えていることと違う結果になってしまうことになりかねません。
私たちは、常に冷静でいなければいけません。
冷静でいれば、これ以上頑張ることで何が起こるかが想像できます。
想像ができれば誰かに助けを求めるたり一人で苦しむことはなくなります。
私たちが一人でできることはたかがしれています。
人に助けを求めても恥ずかしいことではありません。
できないことはできないと、きちんと言えるようになっていただきたいと思います。
一人で抱え込まないことが大切になります。
病気にでもなってしまったら、元も子もないです。
「頑張り過ぎる人」を卒業するにはどうすれば良い!?ありのままの受け入れ自分に優しくなるための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「頑張り過ぎる人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは、頑張り過ぎてしまう人と聞いてどのようなイメージをしますか?
- 真面目。
- 見ていて痛々しい。
- 努力家。
- 素晴らしい。
- 見習いたい。
- 頼ってほしい。
- 何かにとらわれている。
色々なイメージがあるようです。
人によっては見習いたいという人もいれば、痛々しいと感じる人もいるようです。
- 本人的に頑張らないと人に馬鹿にされる…
- 人から相手にされない…
と思っているのかもしれませんが、そのようなことはありません。
このように思ってしまうのは、育った環境にも問題があるようです。
頑張っていないと怒られる、頑張っていないと理由を聞かれる、努力しこそ素晴らしい人間だ…など親は未熟です。
子どものためと思って𠮟責しますが、それが子どもの心に強迫観念になってしまい、その呪縛から逃げられなくなってしまいます。
常に「頑張らなくちゃ、頑張らなくちゃ」これでは息が詰まってしまいます。
その結果、精神的に病んでしまい薬を飲まなくては寝られないなどの症状が出てしまいます。
そうなってからでは遅いのです。
そうならないためにも、頑張り過ぎてしまうことを、やめなくてはいけません。
頑張ることをやめるのではなく、ほどよく頑張れるようになるためにこれから改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、頑張り過ぎてしまう人から、ほどよく頑張れる人に変身していただけたらと思います。
それでは、頑張り過ぎてしまう人の改善方法を書かせていただきます。
①カウンセリングを受ける
頑張り過ぎてしまう人の改善方法として、カウンセリングを受けることがよいと言われています。
それは、頑張らないと人に認めてもらえない…もしくは、頑張るべき…という認知の歪みを持っているからです。
その認知の歪みは、もしかしてインナーチャイルドかもしれません。
そのインナーチャイルドだったり、認知の歪みを外すことで自分は頑張り過ぎなくても人から認められるということを知り、捉え方を変えることができます。
専門のカウンセラーに相談し、きちんとアドバイスをもらいながら少しずつ適度な頑張りができるようにアドバイスをもらうことが必要になります。
それが、頑張り過ぎる人の改善の近道だと言われています。
②コミュニケーションセミナーに参加する
頑張り過ぎる人の改善方法として、コミュニケーションセミナーに参加することが良いと言われています。
頑張り過ぎる人は、コミュニケーションがうまくとれないと言われています。
コミュニケーションがうまい人は、自分が助けてほしい時は、素直に助けてほしいという開示をすることができます。
それができないために、一人で頑張るしかないのです。
ですから、コミュニケーションセミナーに参加して人との関係を構築できるように話し方や伝え方のスキルを学ぶことができます。
最初は意識的にしていきますが、慣れてくれば無意識で色々なことができるようになります。
③セルフコンパッションを持つ
頑張り過ぎてしまう人の改善方法として、セルフコンパッションを持つことが良いと言われています。
セルフコンパッション(自己慈悲)とは、生きている中での困難な状況において、自分自身に対して理解と優しさを持ち、自己批判や過度な自己評価から距離を取る心のあり方です。
まずは自分自身に優しく接することが大切です。
また休息の時間も大切にし、リラックスする時間をきちんと確保することが、ストレスの軽減や心のバランスをサポートしてくれます。
1番重要なポイントは「決して自分を責めず、親友のように自分に励ましの言葉をかけ続ける」ということです。
【まとめ】「頑張り過ぎる人」から「自分の限界を理解し頑張り過ぎない人」へ!大切なことは「認知の歪みを修正する」ことと「自分に優しい自分である」こと!!
自分にも他人にも優しい、そして自分を心から大切にする生き方してみませんか?
いかがでしたか?
頑張り過ぎる人の10個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
頑張り過ぎる人のなかにはHSP(生まれつき感受性が強く、敏感、繊細な気質の持ち主)気質があるのかもしれません。
人よりも気づきが多い分、「やるべきこと・やらなくてもいいこと」の整理が複雑化してしまい、頭の中はそのことだけになってしまいます。
もしかして自分は?と思った場合は、カウンセリングを受けてみることをオススメします。
単に頑張り過ぎる人の場合は、世の中完璧な人はいませんので、人と比べることはやめて、自分のために少しずつ評価を上げていくといったような捉え方を変えることが大切になります。
そして、他人と比較するのではなく、比較する相手は昨日までの自分と比較してください。
他人と比較しても仕方ありません。
昨日までの自分と比較することは、昨日よりも今日成長できているのか、それとも同じなのかがわかります。
そして、人は失敗をすることで学び成長していきます。
その失敗を恐れないでください。
そして、余裕を残して頑張ることをオススメします。
ただただ頑張っても、無駄な頑張りになってしまうこともあるかもしれません。
周りにいる人も、頑張り過ぎる人がいたりする場合は、見て見ないふりをせずに、「頑張り過ぎだよ」と声をかけてあげてほしいと思います。
お風呂の湯加減もいい加減が一番です。
あなたの頑張りもいい加減(ちょうどいい)ができるようになると心が楽になると思います。
頑張り過ぎの人の人生が変わるキッカケになれば嬉しいです。
あなたがこれからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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