カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りに泣きべそをかく人はいませんか?
またはあなた自身、泣きべそをかく人ではありませんか?
泣くことは悪いことではありませんが、事あるごとに泣きべそをかいたり大勢の前で泣きべそをかいたりするような人はいると思います。
子どもなら泣くのも理解できますが、大人が泣きべそをかいていると「なぜ?」と思うこともあるでしょう。
一度や二度なら共感できますが、回数が多いと我慢しきれなかったのか、それともあえてなのか気になってしまいます。
そんな泣きべそをかく人には一体どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は泣きべそをかく人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、ちょっとしたことですぐに涙を見せてしまう「泣きべそをかく人」て老若男女を問わず沢山いるわよね。もちろん本人の悲しみや感情の高ぶりといったような心理的背景があることは分かるけど、毎回のように悲しそうに泣きべそをかくことで、周りの人には重く暗い印象(泣けば何とかなると思っている人)を与えてしまうケースが多いみたい。そんな「泣きべそをかく人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「泣きべそをかいてしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「泣きべそをかく人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「泣きべそをかく人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は泣きべそをかくことがある(悲しいのだから仕方ない、湧き上がる感情を抑えられない、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、泣きべそをかく人がいる(涙を武器にする人は信用できない、体だけ大人になった子供、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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あなたはどうですか?ひょっとして「泣きべそをかく人」ではありませんか?
そもそも泣きべそをかくとはどのような意味なのでしょうか。
なき‐べそ【泣きべそ】 の解説
1.今にも泣きそうな顔になること。また、その顔。「—をかく」
2.「泣き虫」に同じ。「—の弟」
子どもによく使われるような言葉ではありますが、大人でもこのような表情をする人はいます。
あなたの周りにも一人くらいはいるのではないでしょうか。
立派な大人であるはずなのに、事あるごとに泣きべそをかかれてしまうと関わる気も失せてしまいます。
一体なぜそのような態度になってしまうのでしょうか。
以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「優しくしてもらいたい」「感情のコントロールが苦手」「思い通りにしたい」!?「泣きべそをかく人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで見えてくる「泣きべそをかく人の心理」
それでは、泣きべそをかく人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①優しくしてもらいたい
泣きべそをかくことによって、周りから優しくしてもらいたいと思っている人です。
子どもらしい様をあらわすことでかわいがってもらおう、甘えさせてもらおうなどと考えています。
子どもっぽい部分をあえてさらけ出して、周りの注目を集めようとしている人です。
②許してもらいたい
自分のミスや責任を泣きべそをかくことで、水に流してもらおうとしている人です。
泣きべそをかくことで、反省している様を表現しようとしているのでしょう。
周りからこれ以上責められないようにするために、作戦として泣きべそをかいていることが多いです。
③現状から逃れたい
とにかく今ある状況から逃れたいと思って泣きべそをかいている人です。
状況を変えられるかもしれないと思っていたり、もうどうすることもできないと思っていたりするので、泣きべそをかいてなんとかしようとしています。
④感情のコントロールが苦手
感情をコントロールするのが苦手なため、悲しみや怒りなどが高ぶった際につい泣きべそをかいてしまう人です。
わざと泣こうと思ってそうしているわけではないのですが、感情が高ぶると対処ができず泣いてしまいます。感受性が強いとも言えるでしょう。
⑤パニックになっている
現状を冷静に把握したり対処したりすることがとても苦手な人です。
責められたり叱られたりするとすぐにパニックになってしまい、泣きべそをかいてしまいます。
自分でもどうすれば良いのかわからずわけもわからず、泣きべそをかいてしまっています。
⑥思い通りにしたい
泣きべそをかくことによって、自分の思い通りに事をすすめようと考えている人です。
泣けばなんとかなる、泣けば周りが言うことを聞いてくれると思っているので、演技の一つとして泣きべそをかいています。
回数が増えていくにつれて、自分でも本心なのか演技なのかわからなくなっているところがあるかもしれません。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、泣くことに頼らず違う手段で人に気持ちを伝えられるよう、冷静さやコミュニケーションスキルを向上させていくことが必要になります。
また、冷静さやコミュニケーションスキルが向上すれば、泣きべそをかく人への対処もできるようになるでしょう。
「泣きべそをかいてしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?精神的に自立し安定したメンタルを維持するための「4つの改善方法」を徹底解説!!
泣きべそをかいてしまう人にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、泣きべそをかいてしまう人への改善方法を4つ説明していきます。
①否定されていると思わない
人から責められたり叱られたりした際に、自分自身を否定されているとは思わないようにすることです。
大概のことは否定でなく指摘です。自分の言動に問題があったわけですから、その言動を改善すればよいのです。
あなたの存在を否定しているのではなく、あなたをより良くするための指摘を受けているととらえて、前向きに受け入れましょう。
そうすれば泣く理由もありません。
②言葉に注目する
あなたに色々と言ってくる人の中には、大声を出したり大きな態度をとってきたりしながら指摘をする人もいると思います。
しかし、それは表現の一つです。
大きな表現をしてくる人の場合は、その表現でなく、言葉だけに意識を持っていくようにしましょう。
相手が大きく、自分が小さく感じて、まるでいじめられているように思ってしまうかもしれません。
これをイメージの中で相手をネズミくらいに小さく、自分を巨人のように大きくしてみてください。
そのようなイメージトレーニングをすることで、表現は恐ろしいものではなくなります。
NLPなどの心理学を学んでいる専門のカウンセラーから学び、トレーニングするのもよいでしょう。
③感情のコントロールをできるようにする
パニックになりやすかったり気持ちを抑えられなくなったりすることがよくある人の場合は、感情をコントロールする訓練をしていきましょう。
冷静に論理的に考える思考を身につけたり、深呼吸で心を落ち着かせたりするスキルを身につけて、自分の中で対処できるようになりましょう。
専門のカウンセラーから学び、トレーニングするのもよいでしょう。
④カウンセリングを受ける
泣きべそをかいてしまう人の中には、過去のトラウマや幼少期の育てられ方が影響してそのようになっているケースも多くあります。
泣くまで許してもらえなかったり、自己の存在を否定されてきたりしたような人は、大人になっても心のどこかが部分的に大人になりきれておらず、泣きべそをかいてしまう結果になるパターンがあります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどして、幼少期の頃の自分の心を癒してあげましょう。
そうすることで、泣きべそをかかなくとも対処できるようになり、強い心を手に入れることができます。
自分の奥底にある傷ついた心を見つけ、癒してあげましょう。
【まとめ】「泣きべそをかく人」から「素敵な笑顔ができる人」へ!大切なことは「感情コントロールを身に付ける」ことと「自分に自信を持つ」こと!!
笑顔はあなたを幸福に導く!周囲を明るく笑顔にできる生き方してみませんか?
いかがでしたか?
実践できそうな改善方法はありましたか?
何度もお伝えしますが、泣くことそのものは決して悪いことではありません。
しかし、泣くことを武器にするのは間違いです。
泣いて済まされないこともあります。
泣こうが泣くまいが、事実は変わりません。
人前で頻繁に泣きべそをかいていると、周りからの信用を失ってしまう可能性もあります。
泣き虫な自分とはお別れして、強い心の自分を手に入れましょう。
責任や人からの指摘を素直に受け止め、それをバネに成長できる人になりましょう。
そうすることで、あなたは信用され、期待され、一回りも二回りも大きくなれます。
泣くときは泣いてもいい。
ただし、やるべきことはきちんとやれる人になって、自分が愛せる自分に、そして周りからも愛される人になってください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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