カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにお金に細かい人はいませんか?
またはあなた自身、お金に細かい人ではありませんか?
割り勘を一円単位で計算したり、お金の使い方にうるさかったり、とにかく値段にこだわったりする人、あなたの身近に一人くらいいるのではないでしょうか。
パートナーと生活していたり人付き合いがあったりすると、お金を出し合ったり贈り物をしたりやりくりをしたりすることはあります。
そんな中で相手がいちいちお金に細かい人だと、やりづらさを感じてしまいます。
お金に細かい人には、一体どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、お金に細かい人の心理や改善方法についてお話ししていきます。
たしかに世の中には、お金に対して全集中の呼吸をしているような「お金に細かい人」って男女を問わず沢山いるよね。もちろんお金にシビアになったり、必要以上に買い物しないといった基本的な経済観念は必要だと思うけど、中にはとにかくお金に細かく、必要性があっても出し渋るようなケースも多いみたい。そんな「お金に細かい人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「お金に細かい自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?
今回は「お金に細かい人」に共通する「6つの心理」や「4つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「お金に細かい人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はお金に細かい方だ(お金はきっちり管理したい、無駄遣いはリスクでしかない、できれば今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、お金に細かい人がいる(ケチな守銭奴、セコすぎて笑えない、心理を知りたい)」という人にはぜひ参考にして欲しいわね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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お金に執着し過ぎるのはトラブルの元?あなたは「お金に細かい人」ではありませんか?
そこまで貧しい生活をしているわけでも、収入が少ないわけでもないのに、お金に異常に細かい人ってあなたの周りにもいると思います。
「今日のお会計、4978円だから今2489円ちょうだい。」などと一円単位で絶対に割り勘にしようとする人は割といると思いますし、中にはずいぶん昔のお金のことを今になっても根に持っているという人もいます。
当カウンセリングルームでも、
- 「結婚前の夫の借金30万円を一緒に返済したのに、夫は覚えていなくて腹が立つ。」
- 「月に貯金する額を絶対的に決められていて、やむない出費の時も妻が融通を利かせてくれない。だから今月は昼食抜きです。」
- 「私が一生懸命働いて生活費を負担しているのに、夫は自分のお金で好きな物を買ってばかりでずるい」
などお金に関わる相談が度々あります。
お金を大切にすることは良いことですが、あまりに細かすぎると自分も周りも大きなストレスを感じてしまいますし、人間関係も上手くいかなくなってしまうことがあります。
人の心よりもお金の細かい計算を優先させてしまう人には、どのような心理があるのでしょうか。
以下に詳しく説明していきますので、チェックしていきましょう。
「絶対損したくない」「貯金が正義だと思っている」「お金で嫌な思いをしたことがある」!?「お金に細かい人」に共通する「6つの心理」とは!?
セルフカウンセリングで導き出す「お金に細かい人の心理」
それでは、お金に細かい人の心理を6つ説明していきます。
この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①絶対損したくない
お金に限ったことではなく、すべてにおいて自分が損をすることは許せないと考えている人です。
損して得取れという発想がなく、目先の利益だけを見てしまいます。
他の人が損をしたとしても自分が損をするよりましだと思っていたり、自分が損しないことに意識が向いて他の人が損していることに気付いていなかったりします。
②貯金が正義だと思っている
とにかく貯金をすることが何よりも正しいことだと思っている人です。
お金を使うことは悪いことで、貯金額を増やすことが正しい行いだと思っています。
人よりも貯金額が少ないと自分は怠けている、ダメな人間だなどと思う節もあります。
貯金の他に楽しみがなく、貯金額が増えることで大きな喜びを感じています。
③神経質
性格的に神経質な人です。
お金のことに限らず様々なことに対して細かくきっちりしていないと気が済みません。
“ざっくり”“だいたい”などで済ますことが苦手で、モヤモヤを感じてしまいます。
損得で考えているわけではなく、“きちんと”“スッキリ”させるために細かく計算しています。
出すときは潔くお金を出す人なので、周りからはむしろ信用されるかもしれません。
④借りを作りたくない
人に借りを作ることは避けたい、または絶対嫌だと思っている人です。
自分が引け目を感じたり下に見られたりすることは許せないので、お金も細かく計算してそうならないように考えます。
貸しを作ることは自分が優位に立てるので問題ないのですが、見返りを求めたりちゃんと感謝してもらったりしたいと思っています。
それをしてこない人には攻撃的になったり非難したりすることが多いでしょう。
⑤お金で嫌な思いをしたことがある
かつてお金に関わることで嫌な思いや大変な思いをしたことのある人です。
貸したお金が返ってこなかったり借金をしたりしたため、お金にシビアになっているのかもしれません。
また、育った家が貧しかったため、お金に執着するようになってしまったのかもしれません。
過去の経験が原因でお金に細かくなってしまっています。
⑥人を信用していない
自分以外の人のことを信用していない人です。
誰のことも信用していないため、お金のことには特に厳しくなっています。
人の優しさや関わりは裏切ったりなくなったりするけれど、お金は自分を裏切らない、なくならないと思っているので、何よりもお金を大切にしようとします。
人のためにお金を使うことはせず、自分のためだけにお金を使います。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、お金と同じように、もしくはそれ以上に大切なものがあるということを知り、今ある人間関係をなくさないように努めていきましょう。
お金があるだけでは幸せを掴むことはできません。
執着心を手放し、お金の使い方や向き合い方を今一度考え直してみましょう。
「お金に細かい自分」を卒業するにはどうすれば良い!?お金に対する理解を深め、上手な使い方が身に付く「4つの改善方法」を徹底解説!!
「お金に細かい人」にチャレンジして欲しい「4つの改善方法」とは?
それでは続いて、お金に細かい人への改善方法を4つ説明していきます。
①お金の目的を見つける
お金を使う目的や貯金の目的についてあまり深く考えたことのない人は、よく考えてみてください。
お金はあくまで手段の一つであり、使わないことが必ずしも正しいとは限りません。
自分は何のためにこのお金を使うのか、何のために貯金しているのかを理解することで、今よりも有効にお金をつかえたり、上手な計画・実行ができたりするようになるでしょう。
②周りの人のお金の使い方を観察する
自分のまわりにいる人がどのようにお金を使っているのか、観察してみましょう。
自分のお金の関わり方だけが正しいわけではありません。
その人の生き方や目的によって使い方は様々です。
お金に対するとらえ方も違います。それらを知ることにより、自分の偏った思考、価値観が見えてくるでしょう。
こうでなければいけないというこだわりを緩めて、人の価値観を受け入れることが必要です。
③良い人間関係を築く
今の人間関係よりも良い人間関係を築く努力をしましょう。
新しく人脈を広げてもいいですし、現状の関係を深めるのもよいでしょう。
もちろんお金は多少かかるでしょうが、お金では得ることのできない喜びや満足感があるはずです。
お金にこだわりすぎると人間関係を失ってしまう可能性もあります。
人に頼ったり人との関わりの中で幸せを見つけたりすることで、お金にとらわれない心の豊かな生活を得ることができます。
④カウンセリングを受ける
お金に細かい人の中には、過去の経験や育った環境などからそうなってしまっている人も多くいます。
自分では気づけていない心の奥底にしまい込んでいるトラウマがある場合もあります。
専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすることで、今そのようになってしまっている要因を見つけ出し、改善していくことができます。
カウンセリングの中でエゴグラムなどの心理テストを使ったり、インナーチャイルドを取り除いたり、認知の歪みを変えていったりして、お金に細かい人からお金を上手に管理して使える人になれます。
【まとめ】「お金に細かい人」から「お金を上手に活用できる人」へ!大切なことは「バランスの取れた使い方を身に付ける」ことと「お金に感謝し大切にする」こと!!
お金は「どれくらい使った」ではなく「どのように使った」かが重要!お金に愛される生き方してみませんか?
いかがでしたか?
取り組めそうな改善方法はありましたか?
お金は湧いて出てくるものではありませんから、大切にしないといけないものです。
しかし、人生はお金がすべてではありません。
- 「自分の方が多く出した」
- 「お金を使うことは悪いことだ」
- 「お金しか信用できない」
などとお金に執着してとらわれていては、本来見える幸せも見えなくなってしまいます。
お金に代えられないものがある幸せ、お金を多く出してあげられる余裕がある幸せ、そんな幸せを感じてもらいたいです。
人のためにお金を使える人になってください。
こだわりを捨て、上手にお金と付き合っていければ、お金も人もあなたのもとに残ります。
目先の損得ではなく、その先にあるものを見てください。
お金にとらわれない幸せを感じられるようになるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる
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