カウンセラーの杉本もゆるです。
あなたの周りにゲームで怒る人はいませんか?
またはあなた自身、ゲームで怒る人ではありませんか?
子どもから大人まで、現代では様々な世代がゲームをする時代です。
すごろくのようなボードゲームやシューティングゲーム、戦闘ゲームなど種類も様々ですが、ゲームをする人の中には真剣になりすぎてゲームなのに怒りをあらわにしてしまう人も少なくありません。
暴言を吐いたり物に当たったりして、周りを驚かせてしまう人もいます。
そんなゲームで怒る人には、一体どんな心理が潜んでいるのでしょうか。
今回は、ゲームで怒る人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

たしかに世の中には、ゲームで負けたり思うように進まなかったりした時に、生きるか死ぬかレベルで激怒するような「ゲームで怒る人」って沢山いるわよね。もちろんゲームを真剣にプレイしているという気持ちは理解できるけど、その個人的な怒りによって周りの人が大きな迷惑をしているケースも多いみたい。そんな「ゲームで怒る人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「ゲームで怒ってしまう自分を」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「ゲームで怒る人」に共通する「5つの心理」や「5つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「ゲームで怒る人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分はゲームで怒ることが多い(無意識に癇癪(かんしゃく)を起こしてしまう、指摘されたことがある、この機会に今の自分を改善したい)」という人や、「身近に、ゲームで怒る人がいる(人間性を理解できない、二重人格で怖いので関わりたくない、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!
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なぜゲームで怒るの?あなたは「ゲームで怒る人」ではありませんか?
大人も子どももハマるゲーム。
ゲーム依存症という心の病気もありますが、そこまでいかなくとも一日の中でゲームに多くの時間を割いている人は案外多くいます。
夢中になれるものがあることはある意味良いことでもありますが、向き合い方に問題のある人もいます。
ゲームのし過ぎで日常生活に支障が出てしまっている人や、課金のし過ぎで金銭的に苦しくなっている人もいます。
中でも当カウンセリングルームに多く寄せられる相談は、
- 「子どもがゲームに負けると癇癪を起こして物に当たる」
- 「夫がゲームをしていると暴言ばかり吐いて聞いていてつらい」
などです。
指摘するとこちらに火の粉が飛んできそうだし、ゲームを取り上げたらどうなるか分かったものではないと。
ゲームで怒る人は、特に男性に多いそうです。
怒らない人からすると、たかがゲームなのになぜ?と不思議に思ってしまいますね。
そんなゲームで怒る人の心理について以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。
「負けず嫌い」「思い通りにならない」「感情のコントロールが苦手」!?「ゲームで怒る人」に共通する「5つの心理」とは!?
セルフカウンセリングでマルチ分析「ゲームで怒る人の心理」
それでは、ゲームで怒る人の心理を5つ説明していきます。
この5つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。
あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。
①負けず嫌い
その人の性格的に、負けず嫌いなことが挙げられます。
たとえゲームだとはいえ、自分が負けるのは許せないと思っています。
勝っている時は問題ないのですが、負けてくると悔しさに耐えられず不機嫌になり、暴言を吐いたり物に当たったりしてしまいます。
プライドが高く、勝負にはいつも真剣な人です。
②思い通りにならない
自分の思い通りにゲームが進まないと怒りを感じてしまう人です。
勝っても負けても自分の思った通りにならないと不満を感じイライラします。
自分の実力のせいだとは思わず、ゲームそのものや他人のせい、環境のせいにします。
根本的にわがままで自己中心的な思考の持ち主だといえます。
③ストレスが溜まっている
本来はゲームで怒りだすような人ではないのですが、ストレスが溜まっているせいでゲームをしてもイライラしてしまっている人です。
仕事や人間関係が上手くいっていなかったり、日常生活が不規則になっていたりするせいで、ストレスが溜まっているのかもしれません。
ゲームに限ったことではなく、違うところでも怒りっぽくなっている可能性があります。
④自分ルールがある
自分の中で決まっているルールやマナー、モラルが強くある人です。
その自分ルールからゲームの相手が逸脱した行動を取るなどすると怒り出します。
「~であるべき」「~でなければならない」というような偏った思考を持っているため、そこから外れると「あり得ない!」と感じて怒ります。
白黒思考の決めつけが強い人です。
⑤感情のコントロールが苦手
そもそもその人自身、感情をコントロールすることが苦手な人だといえます。
怒りだけでなく、喜びや悲しみ、興奮など他の感情もコントロールすることが苦手です。
ゲームだけでなく日常生活でも感情をコントロールしきれていません。
発達障害のADHDの傾向があったり、うつ病などの精神疾患を抱えていたりする可能性もあります。
セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?
自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?
自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、ゲームをするときのルールを決めたり、心が落ち着いていない時はゲームをしないようにしたりするなど工夫をしていきましょう。
また、自分がゲームをしている時、どのような態度をとっているか客観視し、セルフモニタリングするように意識しましょう。
人から指摘されたことのある人は特に、改善していかねばなりません。
指摘に真剣に向き合う必要があります。
「ゲームで怒ってしまう自分」を卒業するにはどうすれば良い!?精神的に自立し感情コントロールを身に付けるための「5つの改善方法」を徹底解説!!
「ゲームで怒る人」にチャレンジして欲しい「5つの改善方法」とは?
それでは続いて、ゲームで怒ってしまう人のための改善方法を5つ説明していきます。
①イライラしている時はゲームをしない
自分自身でイライラしていたり気分が沈んでいたりすると感じた時には、怒りやすいゲームは避けるようにしましょう。
ストレス発散のつもりでゲームを始めたとしても、余計にストレスを感じてしまい、怒りに繋がってしまう可能性が高いです。
気分の浮き沈みに気付けるようになり、落ち着いた気分の時にゲームをするようにしましょう。
②心身の健康に意識を向ける
ゲームで怒ってしまいやすい、または日常でも怒りやすいと感じている人は、日々の心身の健康を意識しましょう。
基本的なところではありますが、バランスの良い食生活、質の良い睡眠、適度な運動、日光浴をして、日々溜まっていくストレスを開放し、ストレスの溜まりにくい心身を作っていきましょう。
また、人間関係を良好にしていくことを心がけることでも、ストレスは緩和されていきます。
③周りの人の気持ちを考える
あなたがゲームで怒る姿を見ている人たちの気持ちを考えるようにしてください。
一緒にやっている場合でも、そばにいるだけの場合でも、あなたが暴言を吐いたり物に当たったりしている姿を見ていて、心地よく感じる人はまずいません。
周りの人も気分が悪くなり、ストレスを感じてしまいます。
あなたがゲームで怒ることで、周りにも大きな影響を与えてしまっていることに気付かねばなりません。
周りにいる人の気持ちを考え、感情をむき出しにしたり不機嫌になったりすることはやめましょう。
④あくまでゲームだと思う
ゲームに負けたり思い通りにいかなかったりしても、それは現実で起こっていることではありません。
あくまでゲームの中でのお話です。
また、ゲームへの向き合い方、マナーも人それぞれ違います。
色々な価値観の人がいることを理解し、ムキになるのはやめましょう。
勝っても負けてもあくまでゲーム。
楽しんでゲームができるように、ゲームへの価値観を変えていきましょう。
⑤カウンセリングを受ける
わかってはいてもついゲームで怒ってしまう、暴言を吐いてしまう、物に当たってしまう、感情のコントロールができない、などと思っている人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けるなどすることをおすすめします。
実はADHDなどの発達障害を持っている可能性もありますし、うつ病などの精神疾患になってしまっている、またはなりかかっている可能性もあります。
専門のカウンセラーに相談をして、あなたに合った改善の方法を見つけてもらいましょう。
感情への向き合い方を学んだり認知の歪みを変えて行ったりすることで、ゲームに対してだけでなく、色々な場面で感情のコントロールができるようになっていきます。
「ゲームで怒る人」から「ゲームを心から楽しめる人」へ!大切なことは「アンガーコントロールを身に付ける」ことと「結果よりプロセス(過程や体験)を重視する」こと!!
ポジティブ思考と失敗から学ぶマインドセットが重要!必要に応じメンタルサポートを受けることもおすすめ!
いかがでしたか?
実践できそうな改善方法はありましたか?
ゲームは本来楽しむものです。
怒りを感じてストレスを溜めたり、周りを不快にさせたりするものではありません。
ゲームが好きなのであれば、今よりもっと楽しくゲームができるようになりたいと思いませんか?
周りの人が離れていってしまう前に、怒ることはやめて楽しくゲームができるように変わっていってください。
カウンセリングルームにも、ゲームにまつわる相談は多数寄せられています。
それだけ、悩んでいる人は多いのです。
他人事だと思わずに、ゲームが好きな人こそ自覚を持って変わっていっていただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
杉本もゆるでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

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