代表カウンセラーの遠藤まなみです。
あなたの周りに自分は賢いと思っている人はいますか?
それともあなたが自分は賢いと思っている人ではありませんか?
我がカウンセリングルームにも、
- 「妻が自分より賢いと思っているようで、自分の意見を聞き入れてくれない。」
- 「部下がアドバイスをしても、過信があるため話を聞いてくれない。」
- 「同僚が自分は賢いと勘違いしている、一緒に仕事をしたくない。」
このような相談があります。
そこで今回は、自分は賢いと思っている人について書かせていただきます。
あなたが、自分は賢いと思っている人だったり、周りに自分賢いと思っている人がいたりする場合は、セルフカウンセリングしながら読み進めていただくことをオススメします。

たしかに世の中には、「根拠のない自信」「豊富な知識がある」「他人より優秀」といった考え方が頭にこびりついているような「自分は賢いと思っている人」って男女を問わずたくさん存在しているよね。もちろん日々の経験や勉学、努力によって得た知識や情報を周りの人たちのために活用することは素晴らしいことだけど、中には「いかに自分が優秀であるか?」「他人の意見や視点を受け入れない」「自己主張が最優先」といった考え方が原因で、人間関係を悪化させてしまっているケースも多いみたい。そんな「自分は賢いと思っている人」の心の奥には、いったいどんな心理が隠されているのかな?「自分は賢いと思っている考え方」を卒業しようと思ったらどうすれば良いのかな?

今回は「自分は賢いと思っている人」に共通する「9つの特徴」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいね。それにセルフカウンセリングで「自分は賢いと思っている人の心理」を自己分析できるから、「どちらかと言えば、自分は賢いと思っている方だ(自慢できる知識や経験を持っている、自分以外の周りの人間はバカばかり、今の自分の考え方をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、自分は賢いと思っている人がいる(バカ丸出しで聞くよりしゃべってることの方が多い、自分の能力を盛りすぎている非常に残念な人、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいわね。それではまなみ先生よろしくお願いします!
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「他人より賢く優れていることが自分の価値」「自己都合優先の歪んだ認知バイアス」「過剰な自信の裏にある巨大な劣等感」!?なぜ人は「自分は賢いと思っている人」になってしまうのか!?
あなたはどうですか?ひょっとして「自分は賢いと思っている人」ではありませんか?
誰でも自分はおバカだとは思いたくありません。
何かが出来たら、自分って天才かもしれないと思いたくなる時もあります。
ただ、現実を見たら、自分より優れている人は周りにたくさんいます。
その人たちと一緒にいて、自分は賢いと勘違いできるのは、ある意味すごいことだと思います。
ではなぜ、自分は賢いと思ってしまうのでしょうか?
そこに隠された心理、知りたくありませんか?
そこで今回は、自分は賢いと思っている人について書かせていただきます。
あなたが、自分は賢いと思っている人だったり、周りに自分は賢いと思っている人がいたりする場合は、セルフチェック項目にいくつ当てはまるか確認しながら読み進めていただくことをオススメします。
「自信過剰で謙虚さが欠ける」「自分の失敗を認めない」「他人の成功を素直に喜べない」!?「自分は賢いと思っている人」に共通する「9つの特徴」とは!?
セルフカウンセリングで分かる「自分は賢いと思っている人の心理」
それでは、自分は賢いと思っている人の特徴を書かせていただきます。
①自信過剰で謙虚さが欠ける
自分は賢いと思っている人の特徴として、自信過剰で謙虚さが欠けると言われています。
このタイプの人は、自分が他人よりも賢いと感じているため、他人から学ぶ必要がないと考えます。
謙虚さを欠いているため、自分の知識に限界があることを認識せず、成長の機会を逃します。
自己の能力を過大評価し、逆に他人を過小評価することが多いため、周囲から敬遠されることがあります。
②人の話を聞かない
自分は賢いと思っている人の特徴として、人の話を聞くことができないと言われています。
自分は賢いと思っている人は、自己防衛のために人のアドバイスやフィードバックを受け入れることができません。
そのため、攻撃的な態度をとり、相手に嚙みつくこともあります。
結果的に自分の限界を広げることができません。
③相手を見下す態度をする
自分は賢いと思っている人の特徴として、相手を見下す態度をすると言われています。
知識や能力が他人よりも優れていると感じられるため、他人を見下す態度が表に出てしまいます。
その結果、コミュニケーションがうまく取れず、人間関係が著しく悪化することがあります。
④会話が嚙み合わない
自分は賢いと思っている人の特徴として、会話が嚙み合わないと言われています。
会話やディスカッションで、他人の意見を聞かず、自分の考えだけを押し出しますので、嚙み合わないことがあります。
これは、自分の意見が最も正しいと信じているためです。
⑤事実に基づかない主張をする
自分は賢いと思っている人の特徴として、事実に基づかない主張をすると言われています。
十分な裏付けのない主張を行い、それが正しいと信じていることがあります。
そのため、周りがいくらアドバイスをしても素直に聞き入れることはありません。
⑥自分の失敗を認めない
自分は賢いと思っている人の特徴として、自分の失敗を認めないと言われています。
自分の失敗や過失を認めることができず、何か問題が発生した際には他人のせいにしてしまいます。
これにより、自分が反省し改善する機会を逃してしまい、同じミスを繰り返します。
⑦他人の成功を素直に喜べない
自分は賢いと思っている人の特徴として、他人の成功を素直に喜べないと言われています。
他人の成功に対して、素直に称賛や祝福することができず、嫉妬や競争心から否定的な態度をとることが多いです。
自分が優れていると信じているため、他人が成功すると「まぐれ」だとか「たまたま」と軽視する発言をしてしまいます。
⑧知識をひけらかす
自分は賢いと思っている人の特徴として、知識をひけらかすと言われています。
賢さを誇示するために、必要以上に自分の知識を披露したり、他人に対して「教えよう」としたりする姿勢が強いです。
このことから逆効果を招き、周囲からは思い込みがや勘違いしていると嫌悪感を抱かれることがあります。
⑨責任を他者に考える
自分は賢いと思っている人の特徴として、責任は他者に考えると言われています。
失敗や問題が発生したとき、自分の責任を負うことを避け、他人に責任を押しつけることがあります。
これらの特徴は、自分の成長を無視するだけでなく、周囲との関係を悪化されることになります。
いかがでしたか?
少しは理解できましたか?
自分は賢いと思っている人は表面的には自信や知識を持っているように見えることもありますが、実際にはそこまでの自信や知識を持っているわけではありません。
そのため、同じ失敗を繰り返してしまい、周囲に迷惑をかけてしまうことになります。
人に迷惑をかけても、自分のせいだとは認めることができませんから、成長の機会を逃してしまいます。
バカにされるということに、物凄い拒絶反応がありますので、自分は賢いと勘違いしてしまいます。
その勘違いが、トラブルの元になり、人からの信用や信頼を得ることができません。
自分だけ自己満足しているようになります。
「自分は賢いと思っている考え方」を改善するにはどうすれば良い!?自分を知り周囲と協調できる素敵な人間関係を築くための「3つの改善方法」を徹底解説!!
「自分は賢いと思っている人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?
あなたは、自分は賢いと思っている人と聞いてどのような人をイメージしますか?
- 勘違い人間。
- ポジティブモンスター。
- 幸せな人。
- 己を知らない。
- 自意識過剰。
- 頭がおかしい。
- 誰からも相手にされない人。
- 勝手にどうぞ。
色々なイメージがあるようです。
自分は賢いと思っていること自体は、悪いことではありません。
ただ、それを表に出してしまうのはどうかと思います。
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがありますが、実力のある人ほどそれを表面に表さないという意味です。
その反対の意味で、
- 「吠える犬は嚙みつかぬ」
- 「脳無し犬の高吠え」
- 「鳴く猫は鼠を捕らぬ」
ということわざがあります。
吠えることで強くみせるのは、実力のなさを露呈したことわざです。
賢くないのに賢いと思いたい気持ちは、わからないわけではありませんが、それを続けていては、成長することができません。
私たちは日々成長し続けなければいけません。
そのためには、自分は賢いと思っている人を卒業しなければいけません。
今のまま、自分は賢いと思っている人を続けていれば、あなたの周りから人は離れていき、孤立状態になってしまうことは間違いありません。
そうなってからでは遅いのです。
今なら間に合います。
どうか、自分の成長する時が来たと思って改善していただきたいと思います。
そこで、自分は賢いと思っている人の改善方法を書かせていただきます。
自分にあった改善方法で、自分は賢いと思っている人を卒業していただきたいと思います。
それでは、自分は賢いと思っている人の改善方法を書かせていただきます。
①人の力を借りる
自分は賢いと思っている人の改善方法として、人の力を借りることが良いと言われています。
自分を賢いと思うことが、固定的な自己イメージを作り上げ、他者の意見や新しい情報に対して閉鎖的になる原因となりますので、専門のカウンセラーに相談し、自己成長の手助けをしてもらうことが必要です。
「学び続けることが大事」という姿勢を持つこと「成長のマインドセット」が大切になります。
自分でできないことはありませんが、専門のカウンセラーに助けてもらった方が、改善の近道だと思います。
また、なぜ、人のアドバイスを聞き入れることができない原因を突き止めてもらい、認知行動療法を使って改善のお手伝いをしてもらいます。
②他者の意見に耳を傾ける
自分は賢いと思っている人の改善方法として、他者の意見に耳を傾けることが良いと言われています。
簡単いえば「傾聴」することができるようにします。
コミュニケーションセミナーや心理学セミナーのようなセミナーに参加し、他者の話を聴く練習をしていきます。
相手の話を最後まで聴く。途中で自分の意見を挟まず、相手の考えを正確に理解するように努めます。
自己評価が過剰になると、他者の意見を無視したり、自分のミスを認められなくなったりするので定期的にセミナーに参加して、人の話を受け入れことが大切になります。
③毎日、フィードバックをする
自分は賢いと思っている人の改善方法として、毎日フィードバックをすることが良いと言われています。
自分の行動や判断について振り返り「自分が間違っていたかもしれない場面」を考えていきます。
自分に甘くならずに、客観的に自分を評価することで、自己認知をすることができるようになります。
自分のことがよくわかるようになれば、過大評価をすることもなく、現実をきちんと理解し受け入れることができるようになります。
【まとめ】「自分は賢いと思っている人」から「謙虚さと賢さを兼ね備えた人」へ!大切なことは「周囲に感謝し尊重する」ことと「己の未熟さを知り学び続ける」こと!!
あなたの賢さは人助けするためのもの!日々学び続け身近な人を喜ばせる成功者になってみませんか?
いかがでしたか?
自分は賢いと思っている人の9個の特徴と3個の改善方法を書かせていただきました。
参考になりましたか?
自分は賢いと思っている人も、そう思いたくなるような原因があったのだと思います。
でも、それは自己満足でしかなく薄っぺらいものでしかありません。
それでは、成長もストップしてしまいます。
賢いと自分だけ思っていても、人から思われなければ恥ずかしいだけです。
きちんと己を知り、自分の実力を理解しなければいけません。
足りなければ、努力すればいいのです。
自分だけで過大評価して自己満足していれば、信用や信頼もされません。
人は信用や信頼されなければ人間関係は築けません。
どうか、過大評価をやめて、自分の姿をきちんと見てください。
あなたなら変わることができます。
諦めないで頑張ってください。
変わることで生きやすい人生が待っていると思います。
人生を変えるのもあなた、変えないのもあなたです。
どちらがいいか、よく考えてみてください。
今回書いたブログ、自分は賢いと思っている人が幸せになれるキッカケになれば嬉しいです。
あなたが、これからの人生を楽しく、人から必要だと言われるようになっていただけることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
遠藤まなみでした。
心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ

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