予定がないと不安になる人

 

カウンセラーの杉本もゆるです。

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あなたの周りに予定がないと不安になる人はいませんか?

またはあなた自身、予定がないと不安になる人ではありませんか?

 

手帳やスマホのスケジュール表を見て、ぎっしり予定が埋まっていると忙しさを感じながらも喜びや安心感を覚え、すき間があると不安になる人が一定数います。

 

忙しく動く月があれば余裕あって休める月もあってよいと思うのですが、予定がないと不安になってしまう人は一生懸命予定を入れようとしたり、落ち込んだりしてしまいます。

 

予定がないと不安になる人には、一体どのような心理があるのでしょうか。

今回は、予定がないと不安になる人の心理や改善方法についてお話ししていきます。

 

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たしかに世の中には、「予定がないと落ち着かない」「なにもない日が一番の恐怖」「ひとり時間が耐えられない」といったような「予定がないと不安になる人」って男女を問わず沢山いるわよね。もちろん人生は予定があったりなかったり、忙しかったり暇だったりの毎日だと思うけど、中には常に予定を入れて人生の稼働率を100%にしないと、心が不安でどうにもこうにもならないというケースも多いみたい。そんな「予定がないと不安になる人」の心の奥には、いったいどんな心理が潜んでいるのかな?「予定がないと不安になってしまう自分」を卒業したいと思ったらどうすれば良いのかな?

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今回は「予定がないと不安になる人」に共通する「6つの心理」や「3つの改善方法」などが詳しく紹介されているみたいだよ。それにセルフカウンセリングで「予定がないと不安になる人の心理」を自己分析できるから、「言われてみれば、自分は予定がないと不安になる方だ(スケジュールが埋まると心が満たされ安心する、暇な時間は無意味な時間でしかない、予定の多さが自分の評価や存在意義、今の自分をなんとか改善したい)」という人や、「身近に、予定がないと不安になる人がいる(人生に追い詰められている感じがする、価値観を理解できないし共感できない、周りから見ても疲れる生き方に感じる、心理を知りたい)」という人には特に参考にして欲しいね。それではもゆる先生よろしくお願いします!


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疲れているのに無理矢理予定を入れてしまう人たち!あなたも「予定がないと不安になる人」ではありませんか?

手帳やスマホのスケジュール表で日程を管理している人は多いと思います。

 

仕事の予定や家族との用事、友人との遊びの約束など、人によってスケジュールの埋まり方はいろいろだと思いますが、空いた日にはのんびり過ごすとか、日頃できないことをするとか、それなりに有意義に過ごすことができると思います。

 

しかし、予定がないと不安になる人の場合は、予定がないとどうしようもない不安に駆られ、焦ったり無理やり予定を入れようとしたりします。

 

当カウンセリングルームにも、そのような人について相談が寄せられることはあります。

  • 「夫は動いていないと死んでしまうような人で、休みの日も必ず何かしらの予定を入れるため、家族でのんびり過ごす時間がない。家族との時間が苦痛なのだろうか。」
  • 「彼女が自分と会えない日には、仲良くもない友達に声をかけまくって予定を入れようとする。寂しいのかもしれないが、浮気されないか心配。」
  • 「予定がない日があると不安になって、無理やり仕事の予定を入れたり友達と遊ぶ予定を入れたりしてしまう。本当は疲れて休みたいのに、予定を埋めてしまう。」

周りの人も本人も、悩んでいる人は案外多いようです。

 

予定がないと不安になる人達は一体、どのような心理を抱えているのでしょうか。

以下に詳しく説明しますので、チェックしていきましょう。

 

 

「寂しがり屋」「暇に耐えられない」「休むことに罪悪感を覚える」!?「予定がないと不安になる人」に共通する「6つの心理」とは!?

セルフカウンセリングで分かる「予定がないと不安になる人の心理」

それでは、予定がないと不安になる人の心理を6つ説明していきます。

この6つの説明を読み進めていきながら、セルフカウンセリングで自己分析してみましょう。

 

あなた自身に共通するものがあるかをイメージしたり、身近で当てはまりそうな人をイメージしたりするととても効果的です。

 

①寂しがり屋

とにかく寂しがり屋な人です。

一人でいることが嫌いで、常にだれかと一緒にいたいと思っています。

 

誰とも会う予定がない場合でも家にいられず、人のいる場所に出掛けます。

人から必要とされているという実感が欲しい、承認欲求の強い人です。

 

②取り残されている感覚になる

予定がないと、社会や仲間から取り残されている感覚になってしまう人です。

 

一人でいると自分が必要のない人間、置いてきぼりになっている、などと感じてしまいやすいため、無理やり予定を入れようとします。

 

非常に孤独感が強く、愛情に飢えている人だといえます。

 

③暇に耐えられない

暇なことに耐えられない人です。

 

仕事一筋だったり一人でできる趣味がなかったりするせいで、何もしない日という暇な時間をどのように過ごしたらいいのかわかりません。

 

忙しいことに生きがいを感じているので、暇になると生きている意味も分からなくなってしまいます。

ストイックでゼロヒャク思考な人です。

 

④寂しい人だと思われたくない

周りの人から寂しい人、友達がいない人、暇な人などと思われたくないと思っている人です。

 

忙しい人ほど人生の勝ち組だと思っているので、暇な日があると自分は負けていると感じてしまいます。

 

人からどう思われるかをとても気にする劣等感の強い人です。

 

⑤休むことに罪悪感を覚える

休むことに対して罪悪感を覚えてしまう人です。

 

仕事をしたり人と積極的に関わったりすることが正しい生き方だと考えているため、一人で何もしない日があると、強い罪悪感に駆られてしまいます。

 

自分はダメな人間だ、休んでいていいのだろうか、と考えてじっとしていられません。

 

⑥ネガティブなことを考えたくない

予定がなく暇な時間があると、ネガティブなことや将来への不安などを考えてしまう人です。

そのようなイヤなことを考えないようにするために、無理やり予定を入れようとしてしまいます。

 

とてもネガティブ思考で、悩み癖のある人です。

 

 

セルフカウンセリングの自己分析はいかがでしたか?

自分や身近な人に当てはまる項目はありましたか?

 

自分や身近な人に当てはまる項目があった人は、自分がどの程度頑張れて、どの程度の割合で休息が必要な人間なのかをまず把握しましょう。

 

不安になるからといって、きちんと休息ができていないと心身に疲れが溜まって病気になってしまう可能性もあります。

 

また、予定がたくさん埋まっているからといって、それが幸せに直結するわけではありません。

 

“幸福感”とは、出来事により起こるものではなく、自分の思考の在り方により起こることなのを認識しましょう。

 

日常の些細なことや、平和で変わりない生活の中にも、幸福感を得られるポイントはたくさんあります。

 

 

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「予定がないと不安になる人」にチャレンジして欲しい「3つの改善方法」とは?

それでは続いて、予定がないと不安になる人のための改善方法を3つ説明していきます。

 

①一人でできる趣味を見つける

予定がないと不安に感じてしまう人は、一人でできたり家でできたりする趣味を見つけましょう。

人と関わることももちろん大切ですが、一人の時間も大切です。

 

一人の時間を大切に有意義に過ごせる人は、自己肯定感も高くなりやすいですし、他人の言動に惑わされることも少なくなります。

 

自宅でできるストレッチに取り組んだり、何かを学んだりするのもよいでしょう。

予定のない日を自分に費やせる時間ととらえられるようになります。

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②“休む日”という予定をつくる

予定がないと不安に感じてしまう人は、“休む日”という予定を作ってしまいましょう。

 

休む日として計画を立てて、最初から何もしない!と決め込んだり、いつもは見られない映画やドラマを一気見したりと、体を休ませる日という予定にします。

 

ダラダラ過ごすことに不安を感じるなら、休みの日として一日のスケジュールを立てればよいでしょう。

 

午前中から起きて長時間かけて料理をするとか、〇時から〇時の間に2~3作品映画を観るとか、事前に自分なりのんびりできる予定を立ててみてください。

 

③カウンセリングを受ける

予定がないと不安に感じてしまう人は、専門のカウンセラーからカウンセリングを受けることをおすすめします。

 

あなたがなぜ予定がないと不安になってしまうのかを、カウンセラーがカウンセリングの中で様々な観点から探っていきます。

 

人によってそれぞれ理由、心理が違うと思いますから、その人に合わせた方法で改善をしていくことができます。

 

例えば、強すぎる承認欲求や強すぎる劣等感、人間関係のトラウマやインナーチャイルド、完璧主義など、様々な認知の歪みが考えられます。

 

それを見つけ、カウンセリングしていくことで、予定がないと不安になってしまう思考やそのほかの生きづらさも変わっていきます。

 

認知の歪みが変わっていくことで、日常の生活がもっと楽になり、幸福感を得られるようになるでしょう。

 

 

【まとめ】「予定がないと不安になる人」から「毎日を楽しく生きられる人」へ!大切なことは「認知の歪みを修正する」ことと「必要なサポートを積極的に受ける」こと!!

何もしないことは究極の贅沢!いつも頑張っているあなたにとって一番必要なものは「何もしない贅沢」ではありませんか?

いかがでしたか?

取り組めそうな改善方法はありましたか?

 

予定がたくさん埋まっているからといって、すごい人なわけではありません。

 

忙しいアピールをしてマウントをとってくる人もいますが、そのような人は他人からあまり良い印象を持たれません。

 

仕事は一生懸命して、遊ぶときは楽しく遊び、休みの日をしっかり作って心身の疲れをきちんととることができる人こそ、人から信用され、良い人生を送っている人だといえます。

 

休むことは悪いことではありません。

予定のない日を有意義に使って、翌日以降も良い日にしていってください。

 

人と比べることなく、自分の時間を上手に使える人になれるといいですね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

杉本もゆるでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:杉本もゆる

 

コハク♀コハク♀

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リク♂リク♂

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