DVの暴力行為がある恋愛関係になっている男女カップル

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

DV被害者がとても増えてきていますが、

それと同時に「DV加害者」の数も

同じだけ増えています。

 

DV被害者への同情ということから

被害者を助ける対策は色々ありますが、

DV加害者への救済はそれほど多くありません。

 

誰もが好んで愛する人に

暴力をふるって苦しめたいと

思っている訳ではありません。

 

もし、

本当に愛する人を苦しめたくて

暴力をふるっているのなら

人間としてかなり歪んでいます。

 

ですので、

苦しんでいる方のために

救済策について書かせていただきます。

 

 

サクラ♀サクラ♀

DV加害者には自分の精神をコントロールできない人が多いみたい。大切なパートナーだからこそ、DV治療で専門家のカウンセリングを受けるなどきちんと向き合っていく必要があるわね。

コタロウ♂コタロウ♂

DV加害者、被害者で苦しんでいる人は、きちんと治療して楽しくて幸せな人生に変えていって欲しいよね。まなみ先生よろしくお願いします!


【よく読まれているおすすめの関連記事】


 

「DV被害者」は「DV加害者」になりやすい!?自分自身と葛藤する「DV加害者」の心理状態は??

 

往々にして

DV加害者になっている人の多くは、

自分自身がDVの環境の中で

育ってきた人が多いようです。

 

それで自分が

そういう思いをしてきたのだから、

「他の人も自分と同じ思いをするべきだ」

といった存在意識もあるようです。

 

それとは全く逆に

「自分がそういう思いをして

苦しんできたのだから、他の人には

同じ思いをさせたくない」

という存在意識の人もDV加害者に

なってしまうこともあります。

 

ですから、

DV加害者の心理状態は実はとても

複雑なものと言われています。

 

意識の中では

「DVなど絶対やりたくない」

と思っていながら自分自身と

葛藤します。

 

自分自身がされてきたことへの

トラウマがあまりにも大きくて、

同じような状況に直面した時に

条件反射的に行動をとってしまうわけです。

 

 

ベストは治療法とは!?自分を変えたいならすぐに取り組みたい更生カウンセリング!!

 

DV加害者の多くは

滞在的には罪悪感を持っています。

 

ただ、そのような自分では悪いと

わかっていながら、自分自身を

コントロールできずにいます。

 

ですが、そういう人達への

同情は必要ありません。

 

そのような人達への同情が、

逆にDVを続けさせてしまう

ことになるからです。

 

まず、

DVを克服するための第一歩は、

 

まず自分自身がとても悪い事をしている!

法的にも許されない悪い事をしている!

 

ということを

自覚しなくてはいけません。

 

自分は人を傷つけてしまう

悪な心があるということを

認めなくてはいけません。

 

言い訳で

「自分は悪くない、パートナーが悪い」

と考えていたとしたら

改善の道はありません。

 

どんなにつらく苦しくても

「自分の中の悪を認めること」

が必要になります。

 

DV加害者のための

「加害者更生プログラムカウンセリング」

というのがあります。

 

これを受けることは

とても効果的と言えます。

 

自分を変える闘いは

本当に甘いものではありません。

 

時間も相当かかります。

 

存在意識を変えるのは

それだけ大変なことなのです。

 

専門家のカウンセリングを

うけることで効果があると

言われています。

 

自分自身の中にある

不満や憎しみ、苦しみをすべて

吐き出していくことが大切だからです。

 

 

「DV加害者」だと気付いた時に考えるべきこととは!?重要なポイントはパートナーへの「感謝」と「尊敬」の気持ちを大切にすること!!

 

では最終的に

DV加害者を変えるのは

誰なのでしょうか?

 

DV被害者は加害者を変えることも、

変えるのを助けるのも基本的にできません。

 

被害者にできることは、加害者に

「自分は変わらなくてはいけない」

と感じさせることだけです。

 

加害者が

本当に変わる可能性があるのは、

「被害者が加害者無しでも生きられる」

ということを示したときです。

 

そして加害者が

「この人を失いたくない」と思う時です。

 

つまり最終的に、

DV加害者を変えるのは紛れもなく

DV加害者である「自分自身」なのです。

 

暴力をしなくなることを目指す

「治療」や「更生」といった

第三者による更生プログラム

(カウンセリング)を受けたり、

DV加害者の会やDV被害者の会に

参加するのも良いと思います。

 

あなたがパートナーのことを思い

放つ言葉や行動には、

パートナーを傷つけたり

パートナーに恐怖心を抱かせるものが

あるかもしれません。

 

パートナーは

あなた自身ではなく別の人間です。

 

全てあなたの考えや行動が

正しいわけではありません。

 

あなた自身が傷ついてないだけで、

あなたの気づきが大切になります。

 

小さな芽のうちであれば

改善は可能です。

 

ただし、

大きくなれば事件にも発展し

芽を摘み取ることが難しくなります。

 

そんなことになる前に第三者、

もしくはカウンセラーに相談をし、

カウンセリングを受けながら

更生プログラムを始めることを

オススメします。

 

自分が「DV加害者」だと気付いた時に

考えるべきことは、

パートナーへの「感謝」と「尊敬」の

気持ちを大切にすることです。

 

一人で悩まず、一人で考えず、

一人で泣かないで下さい。

 

あなたのそばには、

必ず誰かがいます。

 

助けを求めて下さい。

 

遠藤 まなみ

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ