両親から継続的にDVを受けている幼い子供

 

代表カウンセラーの遠藤まなみです。

▶ 遠藤まなみのプロフィール

 

親が子どもに対して

殴る蹴るの暴力で、

子どもが怪我をしたり死亡する

痛ましい事件が多発しています。

 

そのほとんどの理由が

「言うことを聞かないから、

しつけのためにした」

「泣き止まなくてうるさかったから…」

という身勝手なものです。

 

このように

子どもに身体的暴力を振るう人は、

自分が幼少期に暴力を振るわれていた

可能性が高いと言われています。

 

そこで今回は「DV子ども被害」

について書かせていただきます。

 

 

モモ♀モモ♀

いくら教育だからといっても、身体的DVや精神的DVをするのは絶対にNG。もし自分で気が付いているなら、DV克服のために色々と取り組んでほしいわね。

ソラ♂ソラ♂

今回はDV克服にとても効果のある3種類のプログラムも紹介しているみたいだからぜひ参考にしたいね。まなみ先生よろしくおねがいします!


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「DV加害者」は幼少期に「DV被害者」だった!?子どもを精神的に追い詰めている「躾(しつけ)と言う名の暴力」と「愛情と言う名の憂さ晴らし」!!

 

「三つ子の魂百まで」と言いますが、

子どもは小さい頃に覚えたことや

見たことをよく覚えています。

 

幼少期に愛情たっぷりの家庭で

育った子どもは、人に愛されることの

喜びを知っているので、

自分が大人になった時も

その喜びを人にあたえることが

できます。

 

しかし、きちんとした教育を

受けさせてもらえず、

あまり可愛がってもらえなかった

子どもは、愛情というものが

何なのかを感じることが

できなかったので、

人を愛するとか思いやりの気持ちを

持つということができません。

 

幼少期にどんな環境で育ったか

インナーチャイルド)ということは、

その人の人生を左右する原因であり

今後、自分が親になった時にも

気をつけなくてはいけない問題です。

 

「子どもが言う事を聞かない」

これは成長における反抗期です。

 

しかし、加害者は自分が幼少期に

親からの暴力に屈していたために

殴る事以外で子どもに言う事を

聞かせる方法を知りません。

 

だから自分がされたのと同じように

暴力で解決しようとしてしまうのです。

 

これは

身体的DVにかぎったことではなく

精神的なDVも同じです。

 

精神的なDVの加害者は

幼少期に親から

「お前はダメだ」

「お前なんか生まれてこなければ

良かった」

 

と事あるごとに言われ

自分は親から大切にされていないと

感じます。

 

自分が親になった時に

この話身を思い出し、

「自分の子どもには

こんな辛い思いはさせない」

という人もいるでしょう。

 

ですが

自分が愛されてこなかったために、

愛し方が分からず、

知らず知らずのうちに

自分がされた精神的DVを

子どもにもしてしまっている

という人が少なくありません。

 

 

子どもが「DV加害者」になるのは「100%親の責任」!? あなたの「間違った勘違い」が問題を生み出している!!

 

また、

自分が幼少期にDVの被害者だった

という理由以外にも、

過保護な両親に育てられた子どもは

加害者になりやすいと言えます。

 

「何でもやってもらえる」

「何でも買ってもらえる」

「自分がミスをすれば親が全部フォローしてくれる」

 

こんな幼少期を過ごした子どもは、

自分を王様だと思って生きてしまいます。

 

大人になっても、

「自分は守られて当たり前」

「みんなが自分のいう事を

聞くのが当たり前」

「トラブルは誰かが

処理してくれるのが当たり前」

という考えになります。

 

だから自分より弱い相手を

精神的に追い詰め支配することで、

自分が王様でいられる世界を

守ろうとしています。

 

そして

過干渉な親に育てられた子どもや、

期待されすぎて育った子どもも、

精神的DVの加害者になりやすい

傾向があります。

 

子どもは

自分のやりたいことがあっても親に

「それはダメ、

あなたはこっちのほうがいい」

と希望を却下されたり、

 

テストで90点をとっても

「何で100点ではないの?ダメ」と

褒めてもらえなかったりすると、

いつも親がどう思うかを気にして

生活するようになります。

 

 

「DV被害の子ども」にさせないために必要なこととは!?DV克服のポイントは「更生プログラムへの参加」と「認知カウンセリング」!!

 

ありのままの自分では愛されない

と思った子どもは、

自己肯定感を育むことが

できなくなります。

 

そして大人になった時に、

自分の存在価値を証明するために

弱い人をいじめてしまいます。

 

精神的DVの加害者に

なってしまうのは、

幼少期の環境が大きく

影響しています。

 

精神的DVは、

小さなころからの積み重ねであり、

大人になって急に始まることは

ほとんどありません。

 

ですので、

幼少期の時に肉体的DVや

精神的DVを受けていた人は、

 

DV専門の自助グループや

更生ワークショップなどの

プログラムに加え、

専門のカウンセリングという

3種類の組み合わせを同時進行で

進めていくことが理想です。

 

専門のカウンセリングの

効果としては、

カウンセリングを受けて

認知を変えることができる

という点です。

 

また

インナーチャイルドについても、

カウンセリング受けて

払拭(ふっしょく)されることで、

歪んだ考え方を変えることができます。

 

子どもは親の見ていないところで

恐怖や寂しさと闘っています。

 

DVとはいかないまでも、

夫婦喧嘩を子どもがどんな気持ちで

見ているかを考えてあげて下さい。

 

子どもを幸せにするのも

不幸にするのも親です。

 

可愛い我が子が

より良い人生を送れるように、

親としての考え方

(更生プログラム参加)や接し方

(カウンセリング)を学んでみませんか?

 

まだ遅くはありません。

決断と勇気を持って下さい。

 

遠藤まなみでした。

 

心の扉メンタルカウンセリング横浜
筆:遠藤まなみ